表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強彼女  作者: 草薙若葉
103/107

三年後にもう一度。

「私、春にはもうアメリカ行くから」


「…行くなって言ったら?」


「何が何でも行く。そう決めたから」


美夏の瞳は迷いがなく、ただまっすぐ未来まえをみていた。


これ以上美夏をアメリカに行くなと説得しても無駄だと悟った僕はある疑問を投げかけた。


「いつくらいに帰ってくるんだ?」


「…向こうの高校を卒業したら。だから、だいたい三年後」


一年ならまだしも三年…。


心が折れそうになる。


三年も美夏に会えないなんて。


「じゃあ…」


僕は玉砕覚悟で美夏に提案した。


「三年後、もう一度会ってそれでも好きなら……結婚しよう」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ