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とある学生のとある一年間の話  作者: ノックロック
1/1

一限目

 私の名前は音。ある理由で中学の三年生を過ごせなっかた。学校に通ってなかったのだ。まぁこんな事を書き記しても何にもならないが面白そうだから挑戦してみる事にした。。。

 私が学校に行かなくなったのは、ある一件があってからだ。私は中学一年・中学二年ともに「合唱委員」を努めた。そしてこの中学二年で努めた合唱委員が学校に通えなくなる大きな原因だった。中学一年で合唱委員を努め、その信頼と実績から中学二年でも委員に抜擢された。

「音ー!」

この声は晴だ。

「なんだ?」

私はいつもの彼の声に安心した。

「お前今年も合唱委員になるんだな!」

こんなことで話しかけてくるのは晴だけだ。

「おん」

少しだけだるそうに返事をした。

「頑張れよ!俺もできる限りサーポートするからよ!」

彼も合唱祭にはとても情熱的だ。

「うん。ありがと。」

少しだけ嬉しい気持ちになった。

今日からまた頑張って行かなければならない。気が引き締まる。


 合唱委員を努めてから一週間くらいたった日。今日から合唱練習が始まる。「よし。気合入れていくか。」

今日からしばらくの期間は始業前と放課後に集まって、各組の合唱委員と担当教師が集まって全体練習や特別教室の割り振りについて話し合う。その場にいる委員は各組男女一人ずつ十二人。担当教師が一人。雰囲気は特に嫌なものはない。担当教師が話を進めていく。私達はその内容を聞きながら昼食を黙々と食べていく。「みんなはガヤガヤしながら食べているんだろうな。」そんな事を思ったが、私の中学でもコロナウイルスの影響が出ていたので黙食が通常のものとして受け入れられつつあった。


 

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