第十六週:運命と寄生蟲(土曜日)
《銀河の星が輝く陰で……》
《悪の笑いが木霊する……》
《星から星に泣く人の……》
《涙背負って、宇宙の始末》
《銀河疾走!Blu‐O!》
《お呼びとあらば、即、参上!!》
時に西暦三〇××年。銀河系支配を目論む謎の秘密組織 《ニュー・パンドランド》に対抗するため、Mr、アイス、セイ、ウーの四人は、正義の宇宙船《ニュー鸚鵡貝》号とともに銀河を駆け巡るのであった!
レフグリス=リアスに協力するため惑星『エシクス』までやって来たアイスオブシディアン一行。
どうにかこうにか、明知の王エルテスと、その娘ジュージャ姫に会うことは出来たが、そもそもの大問題は優柔不断のレフグリス。
彼が「アーでもないコーでもない」と言っている間に、多様多種・頑健強固・堅忍不抜な求婚者たちが続々とエシクスを来襲(?)――一触即発、空前絶後、このままでは銀河大戦も起きかねない?!
どうするアイス?どうするMr?この連載の、明日はどっちだ?!
次週『アイスとフラウス』第十七週『愛と競技会』君は、時空の涙を見る……
(続く)
*
「…………謎の秘密組織 《ニュー・パンドランド》ってなに?」
いや、適当に考えた名前なので、特に意味はありません。
「……え?……あと、《ニュー鸚鵡貝》号なんて船、あたし持ってないよ?」
ですから、それも適当に考えたって云うか、オウム貝はラテン語で――。
「ああ、はいはい。ストップ。分かった」
それよりも、皇帝崩御の件を――。
「だから、アンタに教えるとブートストラップになるから、教えられないって」
(続く)




