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第二週:F社と封神大戦(火曜日)

 これはよく知られた事実であるが、この世の中には、かたくななまでに十進法を拒むシステムを作りたがる連中がいる。


 それは例えば、『地に満ち、海に満ちた神々』が互いの信仰を数え上げるために独自のカウンティング・システムを発注した外部業者――『地獄のカワイイ四騎士』のひとつであるF社(詳しくは後述)の技術企画開発部特別企画研究課のような連中で、彼らは古来のイギリス通貨システムを信奉するようなタイプの集団であった。


 そのため、彼らが作り上げ神々に納入した複雑精妙・奇々怪々なシステムにおける信仰の数え方は――、


・二まあまあ=ハーフいいね

・二ハーフいいね=一いいね

・三いいね=一もっといいね(三グッド)

・二もっといいね=一ろくグッド(六グッド)

・二ろくグッド=一いいじゃん、又は一神

・二神=一超神

・一超神と一ろくグッド=1/2全神

・四1/2全神=十神

・十神が二つ集まれば一オーバーロード、または二百四十いいね(以下略)


 ――と、まあ、書いてて気が狂いそうになるようなカウント方法であったのだが――このメンドクサイ連中と神々の争いがどう関係してくるんですか?


「ほっほっほ」緑の肌の老人が笑った。「お若いの、なかなかスルドイところを突くのう」どうも、アイスオブシディアンも私と同じような質問を彼にしたようだ。


「しかし、それに答えるためには先ず、このF社が開発した『奪い合った信仰カウンティング・システム』が神々に与えた影響を話さねばならんのだが――、どうやら今日の分の紙数が尽きたようじゃのう」って、先生、そこは私が言うべきセリフですよ?


(続く)

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