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第三週:海と文身(水曜日)

「為什麼城市裡的人穿這樣的衣服?」十世代ほど前の光子エンジンに火を入れながら男性が言う。「出海時,衣服會吸水,不會游泳,對嗎?」一応、アイスオブシディアンの要望を聞いて腰にタオルは巻いてくれたようだ。


「いえ、この服は、海に落ちた際には救命胴衣にもなるように出来てまして」


 そうアイスオブシディアンは言ったが、それを聞いた男性は、笑いながら「這樣的事情是沒有用的。它只會干擾您的游泳」と言った。それから、ボートに食糧を運んでいた女性――こちらも一応、アイスオブシディアンの要望を聞いて腰にタオルだけは巻いてくれている――を指差すと「我的妻子在那邊。即使不穿衣服也不可愛嗎?」と言ってまた笑った。


 指を差された女性は、自分の話をされていることが分かったのだろう……えーっと、その……ほら、アレだよ……あの、アイスオブシディアン(八才)にはまだほとんどない、その……豊かな……そう!豊かな胸を隠すそぶりもみせずに、手をこちらに振って見せた。


 で、その、ここに書くのもためらわれる位に大きく美しい彼女の胸を見たアイスオブシディアン(八才)は『いつかわたしも……』といままで一度も信じたことのない神さまに祈ってみることにした――かつて八百八万もいたというのなら『ひとりぐらい叶えてくれるんじゃない?』と言うわけだ。


     *


 さて。こんな補足は実際不要だとも思うが……ここ『イストゴン』はその表面の93%が海であり、残る7%も中小の島が点在しているだけでその間には巨大で広い海が横たわっている。そのうえ、恒星からの距離と軌道の関係で惑星中が一年を通してとにかく熱い。そのため、ここの住人の生活様式も、この作者の邪心とは関係なく、それに適したもの「裸が基本」になっているのである。


 うん。念のための補足でした。



(続く)

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