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馬酔木(あしび)に恋した  作者: 和久井暁
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お嬢様視点2

 彼女は家に帰って毒草に誤って触れてしまったので、医者を呼んでほしいと両親に言った。 すると家の中は天と地をひっくり返したような大騒ぎになった。

 やれ医者はまだか、祈祷きとうはいらないかとてんやわんやの大騒ぎだった。 彼女の父はどこへ行ってきてそんなものに触れたのかと、気も狂わんばかりに問い詰めてきた。

 裏の竹林だというと、あそこは地元民でも迷いやすいし、毒のある植物も自生しているという。 もう二度と行かないでくれと念を押された。

 しかし彼女は譲るわけにはいかなかった。

 いつ、彼らがこの家を呪うのかわからない。 自分が行って見張らなければ……。 家を守らなければならないという責任感と義務感が彼女自身の頭から離れなかった。

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