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第四章 鎌倉から逗子・葉山へ
あいかわらず。
そして、なんとなく。
トレイル遊びは続けていた。
なにかにとりつかれたように。
なにかから逃げるように。
そんな感じだったかもしれない。
ただ、遊びの中心が鎌倉から逗子・葉山へと移っていった。
鷹取山。
二子山。
仙元山。
そして。
畠山。
大楠山。
時に皆と。
時に独りで。
道に迷ったり。
脇道をみつけてはアタックしたり。
この頃は、まだ、葉山の山を走る人は、ほとんどいなくて。
そういえば…
雪の日。
逗子駅~二子山~畠山~大楠山~衣笠駅。
トレイルで見かけた人は1人だけだったけ。