第十二章 ミウラがアツい
やってみるか。
SNSのカレンダーの機能を用いて三浦半島縦断トレイルラン大会のコーストレースの開催予定日のアンケートをとる。
参加者がいるのか?
この時も、まだ半信半疑であった。
結局のところ、2週連続実施することにした。
日付を確定すると。
日に日に参加希望者が増えていく。
いったいどこまで増えるんだ?
おいおい、これ、個人のカレンダーだぞ。
準備もそれなりにたいへんに。
ナビは誰ができるんだ。
誰がどのくらいの走力なんだ。
レースに参加する人は誰なんだ。
地図はどうする?
走力別にチームを編成したり。
参加者の連絡先をきいたり。
1週目の参加希望者は、15人を超えて。
欠席者がいて、当日の参加は15人。
最初は、全員で。
途中、A、Bチームの2チームに。
もちろん、僕はBチーム。
僕はというと、8時間の制限時間をオーバーはしたけれど、なんとか最終組でゴールまでたどり着いた。
そして、皆と反省会にも参加できた。
2週目の参加希望者は30人余り。
欠席者がいて、当日の参加は29人。
当日は、公開試走の人が40~50人いたため、コース全体が異様な感じだった。
A、Bチームに加え、Sチームの3チーム体制。
今回も僕はBチーム。
当初、10人いたBチームも、途中離脱でどんどん、人が減っていく。
そして、そのたびにペースアップ。
武山では、すでに4人に。
津久井浜へ向かうキャベツ畑をひた走る。
そして、津久井浜駅で。
また、一人。
じゃあね。
公開試走のチームからは、そっちはどんどん減っていくねって、いわれるし。
ほんとは、砂浜走らないといけないんだけど。
ロードを走る。
向かい風が強い。
必死に走る。
誰かが歩こうっていったら、歩こう。
三人とも同じこと考えていたみたいだけど、口にはださない。
やったー!
ゴール!!
先週よりも1分早い8時間22分。
あと、22回走れば、制限時間をクリアできるってことか。
あっ、砂浜あるし。
汗を流して。
反省会に遅れての参加。
「一緒にトレイルを駆ければ、それだけで友達、仲間。」
速いも遅いも関係ない。
SチームもAチームもBチームも関係ない。
どのコミュに属しているかなんて関係ない。
ねえ、ねえ。
せっかくだから、みんな、自己紹介しようよ。
へえ~。
おおっ。
すごいね。
パチパチパチ。
皆、いい笑顔してる。
笑った。笑った。
楽しい楽しい反省会。
この1ケ月。
焦り。
戸惑い。
ちょっといらだち。
そして反省。
いろんなことをやって。
いろんなことを考えた。
規模が予想をはるかに越えて大きくなり。
個人の企画が個人の企画でなくっていくような気がしていくなか。
何人かもの人に。
協力をお願いして。
相談にのってもらい。
自身の想いを伝え。
そしてワガママをきいてもらって。
多くの人が集まってくれて嬉しかった。
皆と話しできて走ることができて楽しかった。
「今日は、ほんとに楽しかった。」
「ありがとう。」
って言われて。
いろいろあったけど、やってよかった。
忘れられない日になった。
少し、成長できたのかもしれない。
そして。
トレランとは比較するものではないこと、比較できないこともあった。
皆と走らせてくれてありがとだね。
そういえば、クリスマスケーキ買ってなかったね。
ケーキ買って帰ろう。
クリスマスイブから何日もたっている。
遅れてゴメン。
Sorry,be,lated…




