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雨のリズム  作者: 海来
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[8] レイン戻る

やっと元に戻ったレイン。部屋で待つのは誰でしょうか?夜遊びして明け方家に帰ったら、出迎えたのは父だったって言うのは勘弁して欲しいですよね。しかも、男連れならなおさらね・・・

 レインの寝室は今ひっそりと静まり返っている。つい先程まで父王が付き添い、そしてレインを元に戻すために集められた魔術師達からの報告を持ってタナトシュが長い間部屋で過ごした。側近達は公務がらみの指示を王に仰ぐ為に度々部屋を訪れ、その者達の出入りは頻繁で、眠り続けるレインの傍らで静かに過ごしたい父王のそんな思いは、ほんの少ししか叶えられることは無かった。

「ここにワシがいる事はレインにとって安らぎにはならんようじゃ……」

 自分の横でただじっとたたずむスカイに向かって溜め息混じりに王は言った。

「陛下……レインはきっと陛下が傍においでのだけで喜んでいますよ」

「そうだと良いのだが……ワシの仕事は、どうもこの乙女の眠る部屋には似つかわしくないようじゃ、スカイ……そなたワシに代わってレインに付いていてくれぬか」

「私のような者でよろしければ、陛下の大切な姫をお守りいたしましょう」

「それでは、頼むとしよう」

 父は娘の頬に愛おしそうに手をのばした。だが、目の前の娘の体は触れると消えてしまうのではないかと不安になった。そんな筈はない、消えてしまうことなどない、そう信じて己の不安を首を大きく振って振り払おうとした。これは大切に、慎重に扱わねばならない宝物というだけだと心に決めた。父は壊れやすいガラス細工にするように、そっとその額にくちづけた。必ず戻って来るようにと想いを込めて。

「レイン……」

 父は娘に何か言いかけて、かなわぬ夢をあきらめるように、悲しく微笑んだ。そして、軽くスカイに手をあげるとそのまま寝室を後にした。こうして、レインが体を残して旅立ってから一日以上たって、ようやく彼女の寝室はひっそりとした時間を取り戻したのである。

 スカイは、しばらくの間ベットの横にたたずんで眠り続けるレインを見つめていた。妹のように可愛がってきた少女の顔は、今なおバラ色に染まり、何事も無くただ眠っているだけの様に見える。

「レイン、君はきっと私が君のベットの横でこうしているのは気に入らないのだろうね。でも、父君に頼まれたのだから部屋から出て行くわけには行かないよ」

 スカイはベットの脇から離れ窓の横に陣取った。

「せめて君に怒られないように、君の寝顔は見つめないでおこう。君の寝顔の代わりは空の雲に頼むとしよう」

 返事をするはずも無いのは百も承知の独り言に、つい笑顔になってしまう。

 [雲の城]は高い山をそのまま使った造りになっている。必然的に、王やレインの居室はかなり高い場所に位置する形になる為、スカイが今眺めている空は雲の領域の上空になるのだ。窓の外の空は晴れ渡っている。それでも[雲の城]の周辺だけあって、雲は他の領域の空よりもはるかに多い。雲の切れ間に青竜の姿がちらりと見えた。スカイが乗ってきた青竜なのは間違いない。雲の領域には竜は生息していないし[雲の城]にも竜はいない。多分、スカイについてきたローショが、青竜の運動をさせているのだろう。スカイは自分が乗って運動させたいと思ったが、今はそれも出来そうに無い。気のめいる役目を引き受けたものだと溜め息をつく。

「こんな気分のときは、思いっきり竜の背に乗って風に身をまかせたいものだ」

 いつの間にか青竜は姿を消していた。流れる雲を見ていると、雲の魔術師を目指して懸命に学んでいた、幼い頃のレインの姿がふっと思い出された。

 新しく習得した魔術を使いたくて、こっそり悪戯するときはスカイはいつも格好の餌食となったものだった。頭の上に小さな雲が現れたと思ったら、いきなり雷と叩きつけるような雨にうたれた。かと思えば、異様に弾力のある雲に足をすくわれ、そのまま雲の上に倒れこみ、しばらく空を飛ぶはめになった。

 そういえば、シルバースノーのウロコを無理に引き抜いた事もあったと思い出し、スカイは苦笑いした。タナトシュの先程の報告によれば、あのウロコが[異世界への扉]を固定する魔術の素材の一つだとのことだった。もう一つの素材はケトゥーリナが大地の領域から持ち帰った魅惑の花だった、その花の採集に出掛けたときケトゥーリナは[緑の城]の王子と恋に落ちた。レインの今回の無謀な旅に自分の意思とは関係なく関わったシルバースノーとケトゥーリナ。自分は、その両方を失ってしまったのだと思うと、スカイは自分が世界一不幸な男のように思えて、思わず窓にうっすら写る自分の顔に額をつけた。

 ケトゥーリナは第一皇女ではあるが、魔法の力がそれ程に強くないため、[雲の城]の次期女王は、雲の魔術師の卵であるレインに決まっていた。その為、[空の城]の第一皇子であるスカイはケトゥーリナを花嫁にし、父の後を継ぎ空の王となるはずだった。

 だが、ケトゥーリナは緑の王子の元へ行ってしまった。この一方的な婚約破棄は双方の領域に波紋を投げ、緊張状態を生み出していた。しかし、それはスカイが隠していた秘密を公にする事で解決しようとしていた。というのも、スカイは空の王の第一王位継承者としての絶対条件を失くしていたからである。

 その失ったものとは、領域を統治する為に必要な、強い魔法の力である。三年前、いきなりそれは起こった。はじめは、何か体調でも悪いのかと思っていた。成長期における心と体のアンバランスが引き起こす症状で直ぐに元に戻ると信じていた。だが、自分の中の魔法の力をいくら探しても、少しの反応も感じられず、当時12才のスカイは誰に相談する事も出来ず、途方に暮れたのだ。

 魔法の力を失った事も、ケトゥーリナを自分の妻に出来ないうえ、間違いなく自分の弟の妻になる事も、スカイには受け入れられる現実ではあり得なかった。

 だからこそ、この三年間ひたすらに隠し通してきたのだ。しかし、ケトゥーリナを失った今、空と雲の二つの領域の安定の為、自分の秘密は隠しておく価値の無いものになってしまった。

 その事実に「空の城」は一時騒然としたものの、スカイの弟のウインガーもかなりの魔法の力を備えていた為、第一王位継承権はすんなりとウインガーに引き渡された。それに伴い、第一王位継承者であったスカイに与えられていた希少価値の純粋種シルバースノーは弟のウインガーの騎乗用竜となったのである。そして、空と雲の皇族同士の婚約関係は、スカイがレインの花婿になると言う、人を入れ替えることによって収まるはずだった。レインがいなくなるまでは。

「クッククク」

 スカイは自分の周りに起っためまぐるしい変化を思い浮かべて、思わず笑っていた。幼いときから[空の城]の王になる為、自分の思いを犠牲にしたことも多々あった。本当は、時おり城に招かれて自分の芸を披露する吟遊詩人のように、竜にのって全ての領域を旅する夢があった。それが無理なら[竜の思い人]として広く知られる竜の警備連隊の指揮官になりたかった。これも竜に乗り、空と大地の全領域を巡回しながら警備にあたる連隊である。

「ようするに、私は竜とともに生きる仕事が夢だったのかもしれないな」

 そう言いながら、空を流れる白い雲が日差しをうけてまぶしく輝くのに目を細めた。

「全てを失い、いま夢の全てを取り戻す。皮肉なものだな」

 細めていたスカイの目から一滴、涙が落ちた。

「この城のあたりの雲はまぶしすぎる……」

 落ちた涙はまぶしすぎる雲のせいにしないと自分自身をも失いそうなスカイだった。




『誰かいると思うの』

 レンの声は自分の中から直接語りかけてくる。リクは自分の中のレンの魔術に引っ張られるように、何も無いまさに無の空間を漂うように移動していた。

「誰かってだれ」

『もう、外に出るわ』

「でるって……」




「って、はっや〜」

 リクは扉を出たとたんベットの上に転がり落ちた。

「きさま。何者」

 大声で怒鳴られたと思ったら、すでにリクの喉元には鋭い剣先があてがわれていた。リクは鋭い先に喉を傷つけられないように、慎重にその剣先に沿って視線を移動させた。

「兄ちゃん、なーんだ先に来てたんだ。それなら言ってくれればいいじゃん。どしたのその目、カラーコンタクトにカツラま」

 最後まで言い終わらないうちに、剣先が微妙にずれたかと思うと、そのままスッと水平に移動して剣そのものが陸の首にあてられていた。そのまま、腕をクルリと後ろ手に絡め取られ、うつぶせに押さえ込まれた。剣はあいかわらずリクの首の横でベットに突き刺されている。

「何を言っている。何処からきた。扉の向こうからか」

「マジかよ〜兄ちゃんジョーダンなし。マジいてェ〜から、放せって」

 リクが兄だと思っている相手は力を緩めるどころか、より力を込めて押さえつけた。

「クッくっ苦しい……やめて、ぇ」

 リクは背中を押さえる力と、自分の口を覆うフワフワの布団に窒息させられそうになっていた。

「スカイやめて」

 その時になってやっとレンの声が聞こえた。

「レ、レイン、戻ってきたのか」

「そうよ、戻ってこれた。この人のおかげで」

 スカイはリクの横にかがみ込むレインを呆然と見つめている。

「・・・※☆×・・・★※××・・・・」

 リクの声は、すでに声になっていない。

「リクが死んじゃうわ」

 レインの言葉にスカイはあわてて腕を離し、剣をベットから引き抜いた。

「だ、だ、だずかった〜ゲホッ」

 あえいでいるリクの背中を甲斐甲斐しく撫でるレインの姿を見ていたスカイは、開いた口がなかなか塞がらなかった。

「兄ちゃん、文化祭のクラスの出し物って劇なの。でもさ、こんなとこで練習も無いっショ」





「で、説明はそれだけですか、レイン姫」

 先程から、自分が扉をくぐった訳や、異世界での出来事、帰ってくるまでの過程をレインはスカイに話していた。説明を聞く前に、レインを案ずるもの達にレインの帰還を知らせると言い張るスカイを、何とか説き伏せて部屋に無理やり閉じ込めた格好になった為、スカイはかなりご立腹のようだ。

「そんなに怒らないでよ。閉じ込めたりしたくは無いのよ。でも、リクの事は誰にも知られずに帰したいのよ。わかって……それにね、リクのお兄様はスカイに瓜二つでとても信頼できる人よ。その彼がリクが明日無事に戻ってくるのを待っているの。スカイお願いよ」

「レンはこいつと兄ちゃんが瓜二つって知ってたんだ。そりゃそうだよな。うんそらそーだ」

 頷きながら自分を見つめるリクをスカイは相変わらず睨んだまま目をそらす事は無い。猛獣の見張り番にでもなったように、剣はその手の中に握ったまま話を続ける。

「何を解れと言うのですか。異世界の生き物など信用できん。その上かくまうのを助けろとは、何を考えているのです。こんなもの早く処分した方がいい。逃がせば後々ややこしくなるに決まっている」

 その時、それまで結構がまんして聞いていたリクが爆発した。

「何がこんなものなんだよ。さっきから黙って聞いてりゃァ言いたい放題ぬかしやがって。お前なんか、ただのヤキモチ焼きなだけじゃねーか。レンが俺を運命の人ちゅーたのが気に入らないだけなんじゃねーの。ばーか、お前に処分なんてされてたまるか。へぼ王子」

 レインとスカイは2人ともあ然と口を開けたままだったが、先に気を取り直したのはスカイだったようだ。

「クッククク。お前おもしろい事を言うな。ヤキモチか……」

 スカイはリクの思っている様な感情では無いにしろ、確かにヤキモチを焼いていたのかもしれないと自分の気持ちに気付いて思わず笑ってしまった。(今日は、やけに笑いがこみ上げてくる日だな)とスカイは思った。何がそうさせるのか、彼にはわかっていた。もう何も失うものなどない自分がいる。いまだ全てをその手にしながらも、何も持たない自分に頼ってくるスカイにとって大切に思える人々。

 空の皇族スカイの家族達、雲の王、そして可愛いレイン。

 どうでも良いではないか、放っておけと囁く何も持たない投げやりな自分。何も失うものがないなら、どんな事でも出来るではないかと結構楽しんでいる自分。二人の自分を客観的に見て笑える自分。今スカイは自分に対して笑っていた。笑いは収まりそうに無い。

 クスクス笑っている間に、自分が生まれて初めて思うままに生きて良いのではないかと思えてきた。レインの計画に乗って何がいけないのだろうと思い当たった自分に、また笑えた。しかし、レインを危険な状況のままでレインの計画に乗る事は出来ない。この雲の姫は、彼女の瞳の色と同じで嵐雲そのものなのだから。スカイは慎重に考えをめぐらした。

 リクはスカイが頭がおかしいのではないかと思い始めた。悪口を並べられてクスクス笑って数分を過ごすなんて、リクには考えられなかった。悪口は投げられたら、即座に返すものと言うのがリクの信条だ。

 だが、兄のタカにそっくりなこの王子を見ていると、何か企んでいるように思える。タカはいつも複雑に物を考え、複雑に入り組んだ難題を解決する。青い目と金髪と言うだけで、他はタカそのものに思えた。タカは黒い目に黒髪、全くの別人のはずだ。でもクスクス笑いは全く同じだ。

 スカイの真意が解るまで、とりあえずは、このまま睨み続けることにした。睨んだままのリクと、対照的に笑っているスカイを見て、レインはイライラしてきた。

「もう、スカイ。何がおかしいのよ。笑うのやめて。リク、スカイが助けてくれないと困るのよ。話をややこしくしないでちょーだい。そんなに睨まないで」

 笑うのをやめたスカイは手をあげてレインを制した。

「解った助けるよ。でも、明日扉が開いたら、レインの運命の君には即刻帰っていただく。その間だけ君のウソに乗るとしよう。その後、扉はタナトシュに任せると約束しろ。それ以外に私の協力は得られない」

 話し方はレインとの婚約話が出る前に戻っていたが、スカイの目はもう笑っていなかった。スカイの言葉に一瞬体を堅くしてレインは反論した。

「扉をタナトシュに渡すなんて出来っこないわ。そんな事したら、リクに会えなくなるもの」

 してやったりの表情のスカイ。

「やはりな。君は解っているのか、今回の事でどれ程の苦しみと悲しみを周りに与えたのか。子供の悪戯では済まないんだぞ。君はもう二度と扉をくぐる事は許されない。君の存在は君だけのものでは無いと解らないのか。王位継承者なんだぞ。全てはこの雲の領域のため、ひいてはソラルディアのために君は存在するんだ」

 これには、さすがのレインも反論の余地は無い。自分が体を置いていなくなってから、どれ程までに父やドーリー、そしてタナトシュを苦しめた事か、それは言われなくともレインにも解っていた。皆が、自分の無謀な行動に怒っている事も、それ以上に自分をこよなく愛してくれている事も、レインは父の顔、ドーリーの顔、タナトシュの顔を思い浮かべた。そして、目の前にいる兄のように慕うスカイの顔。

「わかってる……でも、でも……」

 扉があらわれてからリクに逢いに行くまでの努力の日々が思い出された。[異世界への扉]を自分のものに出来ると胸を躍らせた。リクを見つけ運命を感じ高鳴る胸の鼓動。そして、やっと手に入れた本物のリクとの時間。レインはやはり諦めることなど考えられず、それでも名案は浮かばず、すねた子供のように黙り込んでしまった。

 リクは、そっとレインの顔を覗き込んで言った。

「私の協力は得られない。だってさ、顔がそっくりだと言う事も同じじゃねーか」

 リクの言葉にレインは困惑したように眉根を寄せた。そんなレインに微笑んでから、リクはスカイに向き直った。

「だからダイジョーブだって。上手い具合になるように協力してくれるよ。だって、兄ちゃんが俺を好きなんと同じくらい、こいつもレンを思ってるってわかるから」

 真っ直ぐにスカイを見つめたリクは、パチッとウィンクして見せた。スカイはそのまま両手で頭を抱え、そのまま手をすべらし顔を覆った。そして、指の間からリクを見た。

「はァ〜何を根拠にして言ってるんだか。お前の思考回路はどうなってる」

 スカイの長い溜め息を聞いてレインが笑った。

「フフフフフでも、当たっているでしょう。スカイ」

「ああ、仕方ない。その代わり、君は扉をくぐらない、逢いたければ、リク、お前が扉を通ってこっちに来い。それだけは譲れない。あとは、扉がここにあることが正当化される言い訳でも考えないとな。えらい事に巻き込まれたものだな」

 何となく、いつもレインの尻拭いをさせられるあたりも、リクの尻拭い係のタカにそっくりのようだ。

「やっぱり兄ちゃんは頼りになるよ」

 リクのこの言葉にスカイは顔をしかめて答えた。

「お前の兄ではない。一緒にするな。まっいい……そうだ、そろそろ誰かが様子を見にきてもおかしくない頃だ。レインはとりあえずベットに入ってろ。寝たふりをしないとな。リクは誰か来る気配がしたらベットの下に隠れろ。レインが魔術でリクの気配を消す。いいな」

「さっすが」

 リクとレインはそろって叫ぶと一人はベットの中に、もう1人はベットの下に入りやすい位置に素早く移動した。それを見ていたスカイは、やれやれと言う様に肩を落とした。

「本当にそんなに似ているのかお前の兄と私は」

「そっくり」

 リクとレインが一緒に叫んだ。

 





スカイとタカは瓜二つ・・・・これには何か訳でも?・・・・

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