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雨のリズム  作者: 海来
49/94

[49] 結ばれし時

ローショの覚悟は決まるのか、それとも……


 ローショは、一人洞窟の奥にある部屋に座っていた。

 洞窟に入ると、縦穴に下りていかねばならず、翼を広げてディアの後をついていった。下に着くと直ぐ、洞窟の奥にあるディアの部屋に通され、ディアはもてなしの用意をと言って部屋を後にしていた。

 ローショは、ディアが60年経った今も、昔と変わらぬ姿のままである事に驚きと、戸惑いを感じていた。60年前は、自分は初老の人間であり、彼女は30歳を少し過ぎてはいるものの、まだまだ若く潤って美しかった。前世のユテであった時、娘として育ててきたディアを妻にする事ができず、苦しんだ末、村人と竜神の為に竜神を目覚めさせると大義名分を掲げて、自分の本当の欲望から逃げ出した事を思い出していた。

(私はディアを愛していたんだ。女として欲していた。それを認めるには歳を取りすぎていて、愚か者になるのが怖かった。本当の愚か者は逃げ出した私なのに……)

 ローショが物思いに耽っていると、何かがローショの膝の上に上がってきた。

「ローショ、伝言だよ」

「フーミィじゃないか。ヒルートからか?」

 フーミィは大きな黒い目をクルッと回した。

「いいやちがうの、リークから。あのね、ここの炎の民の中には闇の妖精に身体を乗っ取られてる人がいるんだって、でも誰かは分からないッテ言ってた。それに、闇の世界への入り口が炎の竜が住んでる洞窟の奥にあるんだ。これはヒルートが見つけたんだよ。炎の竜が守ってるんだけど、炎の竜は元気がなくなってきてるって。だから、闇の妖精が入り口を開けちゃうかもしれないって」

 フーミィはもう一度黒い目をクルリと回した。

「ローショォ……分かった?」

「ん?……ああっ分かったよ。ありがとうフーミィ、巫女さまに見つかるといけないから、早く洞窟を出なさい。いいかいコッソリだよ」

 フーミィはコクリと頷くと、素早く部屋を後にした。

(闇の妖精が……村人に取り付いてる? どうやった? まさかユヴィの赤児を狙った様に、同じ方法を使ったのか。おのれ闇の妖精め、お前等の好きにはさせんぞ。入り口は開けさせん)

 ローショは、いつの間にか両手を硬く握り締めていた。











 

 洞窟の中の竜神が横たわる広い部屋は、いつもの様に炎がフワリフワリと浮いていて、壁に影を揺らしていた。

「ディア、可愛い子。こちらにおいで……お前にとっては、最初で最後の交わりとなる。怖いかい」

 ディアは竜神の横まで来ると、その柔らかな腹に額を当てた。

「いいえ、竜神様。ディアは何も怖くはありません。あの人を喪ってから、何も怖くはなかった。でも、今日初めて出会ったあの男は……何故かあの人を思い出させるのです」

 炎の竜は、易しい眼差しでディアを見つめ、その首をディアの身体に回し包み込んだ。

「娘よ。ローショとか言うその竜人りゅうびとの持つ波動は、私を目覚めさせたユテの波動と同じ。この世には、何らかの使命を持って生まれ変わる者がいると聞く。部屋で待っている男が、ユテの生まれ変わりならば、前世では遂げる事が出来なんだ使命を果しにやって来たのだと思ってみぬか?」

「生まれ変わり……」

「そうじゃ、ユテは竜でも、竜人りゅうびとでもなかった。前世でお前と結ばれていたなら、新しき竜神の父とはなれなんだろうて。今がその時、お前の腹には私の卵が納まっておる。しっかり産み落としておくれ、奥の扉が開かれる事の無いように。それがお前の使命。分かっておくれ、可愛い子」

 竜神の瞳から、大粒の涙が零れ落ちてディアの髪と肩を濡らした。

「竜神様……あなたのおっしゃる通り、ユテの生まれ変わりと信じましょう。行って参ります」

 竜神の洞窟の部屋は、炎の勢いが落ちて、薄暗くなっていた。











 ディアは片手に盆を持って戻ってきた。

 後ろ手に木造りのドアを閉め、ローショの横に座ると盆を置いた。

「こんな所ですけれど、村人達が私の為に色々と食べ物を用意してくれるのです。普通の人間の様に回数を多く取りはしませんが、こう見えて食べるときはかなりの量を食べますのよ」

 ローショは軽く頷いて、微笑んだ。

「竜神の巫女というのは、竜神の魔力を貰うと言われている選ばれた人間です。私達の様な竜族と同じ様な体質に変わっていくのでしょうね。私達も、一度に多くの食物を頂きますから」

 ディアは、盆の上から杯を取り上げると、ローショに渡した。

「さあ、どうぞ炎の民が作る酒は心まで温かくしてくれましてよ。美味しいものを頂きながら、竜人りゅうびとの事をお聞かせください。世界から消えてしまったと思われていた竜人りゅうびとが、今この時にこの炎の村を訪れた訳など、お聞かせ願えればありがたい事です」

 ローショは、杯に酒を注ぎながら微笑むディアの顔に目を細めた。

「今この時に、炎の村を訪れた訳……」

 そう言いながら、一気に杯を空けた。ディアは、真っ直ぐにローショを見つめながら、もう一杯と言う様に酒の入った瓶を傾ける。

「この村で、新たな予言が見つかりました。村の者の中には伝説だと言う者もいますが、竜神は新たなる予言と言っています。『失われし竜人りゅうびと戻り神と結ばれしとき、新たな竜が解き放たれる』。あなたは、まさしくその失われし竜人りゅうびとではありませんか」

 なみなみと注がれた酒に口をつけ様とした瞬間、ローショの身体はぐらりと揺れて床に倒れこんだ。身体が思うように動かない事は、直ぐに分かった。

「酒に、何を入れた……。何の為にこんな……」

 ディアは、首を傾げる様にしてローショを見つめた。

「生まれ変わりであれば良いのに……ユテ、あなたなら良かったのに……」

「生まれ変わり?」

「酒に入れたのは、毒などではありません。少しの間だけ、身体の自由を奪う秘薬。あなたが私と結ばれる事には何の支障もありません。私は新たなる竜神をこの腹に宿すのです」

 ローショの顔が引きつった。

「何を言っている。結ばれるなどと、そんな事を、そんな大事な事を、ディア、止めるんだ。自分の心を、思いを大切にするんだ。竜神や村の為に、お前がそんな役回りを勤めることはないんだ。ディア」

 ディアは、するりと着ていた物を脱いだ。ぬけるような白い肌が、松明の明かりに揺れて妖艶に輝いている。松明の明かりが赤々と映っている黒い瞳には、涙が溜まっていた。

「大切にする私の想いなど、ユテを喪ってからは何もありはしない。ならば、ユテが、あの人が守ろうとした炎の村とその民を、私も守りたい。それだけが望み」

 ディアはローショの横に座って、顔を近づけてくる。

「せめて、せめて、あなたがユテの生まれ変わりならば、私は救われる……あなたが、ユテの生まれ変わりと信じましょう」

 ローショは、動かない身体に力を入れてみるが、それはむなしい事だった。動かない身体とは反対に意識だけがはっきりとしてくる。昔に募らせた想い、抱いてはいけないと思い込んだ邪な想い、逃れようとその命を投げ出した、それでも死の間際まで想いを寄せた女。

「ディア……お前から逃げた私を、想い続けてくれたのか……でも、あの時の私では、歳を取りすぎていて、お前には相応しくなかった。それに娘のように思って……ああっまた私は、逃げようとしている」

 ディアが、ローショを見つめる目が大きく見開かれた。

「ユテ? まっさか……ユテ? 竜神様がおっしゃいました。生まれ変わりかもしれぬと、ユテの波動と同じ波動を感じると。本当だった……」

 ディアは、ローショの肩に顔を埋め、泣き崩れた。

「それならば、私の想いは通ずるのですね……」

 ローショは、必死になって身体を動かそうと努力を続けていたが、ディアの言葉にその努力を止めて、説得しようと心に決めた。

「ディア、私は前世ではお前の父親の様な存在だった。だが、私はあの時にでも、お前に邪まな気持ちを抱いていたのだよ。お前を女として、愛していた。それがその事自体が許せなかった。だから、お前を置いて逃げたんだ」

 ディアは黙ってローショの言葉に耳を傾ける。以前から女として愛されていた事実を知った事が、ディアの胸を熱くしていた。

「もしも、お前が私が生まれ変わったこの姿であっても、私を愛してくれるのなら、私はこの様な状態のまま、お前と結ばれる事は出来ない。この手にお前を抱けないまま、結ばれる事などあってはいけないのだよ」

 ディアは、フルフルと首を振った。

「だめよ。ユテ、逃げられない。竜神の最後の時は迫っている。私の想いは通じた、それだけで、十分なのよ。ユテ……愛しています……」

 松明の炎が、一気に小さくなって、部屋の中が暗くなった。











 4つ足で素早く走っていたフーミィは、炎の竜の住む洞窟の大きな部屋の入り口の前まで来ると、二本の足で立ち上がった。その瞳は銀色に輝き、奥をじっと見据えるように細められた。

『お入りください、命の巫女。何か大事な用があってのお越しでしょう』

 フーミィは、魔術学校の校長ズカーショラル夫妻の娘ユージュアであり、命の巫女の姿に変わっていた。ゆっくりと部屋の中に入っていく。

『その身体の命も、あとわずかとなった。用意は順調に整ったようじゃな。新たなる身体は、巫女のディアによって産み落とされる事だろう。新たなる身体を手に入れた後も、そなたは此処を守らねばならぬが、今回に限り、女神様の伝言を伝えよう』

 炎の竜の目が、すっと細くなり命の巫女を見据える。

『今回に限り……何かが起きているのは承知しておったつもりでしたが、女神様が関わっておいでなのですか』

『確かに関わっておった。だが、既に関わる事の出来ぬ状態になっておる。が、一つのみ、そなたのその身体、今回に限り[塵に帰す魔法]を掛けずに置いて欲しい』

 炎の竜が身じろぎした為、部屋の中の浮かぶ炎がグラリと揺れた。

『身体を残したままでいろとおっしゃるのか。そんな事をすれば、竜神の力が弱まってしまう』

『そなたの弱まった力を補うに余りある力が、そなたと共に此処に残るだろう。そして、その身体は、私の幸せの記憶とルビーアイの為に使わせてもらおう』

『ルビーアイが! やはり此処へ来ているのですか。生きていたのか?』

 命の巫女は、小さく首を振る。

『魂も、身体もこの世には無いが、魔法と気だけがこの世に留まっている。これ以上の事を話すつもりは無い。もう失礼しよう』

 命の巫女は、全身を銀色に輝かせるとスッとその姿を消した。命の巫女がいた場所には、フーミィがボーッと立っていた。

 ペタンと座り込むと、フーミィは両手で目を擦ってパチパチさせた。

「あれー竜神さまだよね。僕見つかっちゃったの? 竜神さまは怒る? 巫女さまは怒ってたみたいなんだ。でも、フーミィって言うの。あのね、悪い事しないよ」

 フーミィは、4つ足でとっと駆けると炎の竜の近くへ寄って見上げた。

「大きいね。シルバースノーぐらいあるのかな? ブルーリーより大きいよ絶対」

 炎の竜は穏やかな瞳でフーミィを見下ろした。

『お前が、命の巫女の幸せの記憶。魔法のみで出来た生き物だな?』

 フーミィはピョンピョン飛び上がって喜んでいる。

「よく知ってるね! ねェお友達になれる?」

『そうだね、なれるだろう』












 ユティが、リク達がいる建物から出てきてから、随分時間が経っていた。

 スカイによって掛けられていた盗み聞きを防ぐ魔法が解かれたのは、村の女達が夕食を運んできてくれた為だった。女達と共に、村長のガザもやってきて、シルバースノーと話をしたがったが、そのまま、村長と残るには、ユティの心は混乱しすぎていた。今、聞いた事があまりにもとてつもなくて、受け入れるには時間が掛かりそうだった。

 世界が崩壊へと向かっている事、救世主である彼らの出現、そして彼らを遠い未来に助ける事となる賢者としての自分の話、ローショと呼ばれていた男性が自分の祖父の生まれ変わりであると言う話、全てが、ぐるぐると頭の中を駆け巡っていた。

 ユティは、村の中央を横切って歩いていた。自分の小屋に戻ってゆっくりと考えをまとめたいと思っていたからだ。が、ふと空を見上げると、暗くなった空に煌々と月が輝き、少し離れた所に月を慕うかのように星が一つ瞬いていた。

「俺は、大きな月に憧れるだけの、小さな星なのに……決して月にはなれはしないと思っていたのに。俺も、月に近づけるのか……勇者ユテ……おじいさん……話をしたい」

 暫くの間、黙ったまま空を見上げながら、一度だけ見た勇者ユテの墓を思い出した。浮かび上がる予言、昨夜出合ったローショの顔、どんなに時間を掛けても、整理できないような気がしてきた。

 そんなユティを見つけて、村長ガザの孫ランガが走り寄ってきた。

「おい、ユティ。あいつら何してる。特にあの銀色の翼の竜人りゅうびとの女はどんなもん食った? 俺らと同じか?」

 いきなり掛けられた大声に、ユティの肩がビクッと上がった。

「ビックリするじゃないか。少し穏やかに話しかけられないのか、君はいつもそうだ」

 小柄なユティは、体格の良いランガを見上げて溜め息をついたが、ランガの方は眉根に力が入って険しい顔になる。

「ケッ! 賢いユティ様は普通の人間を馬鹿だと思ってらっしゃる。自分が特別な存在だとでも思ってるんだろう。だから、今朝も俺様ランガじゃなくて、賢いユティが竜族の女王をこの村に導いたと思ってる! くっそ!」

 ランガは、その大きな足で、地面を蹴り上げユティに砂埃を舞い上げ、小石をぶつけた。

「つっ!」

 ユティの腕から、ほんの少し血が流れた。そんな事など意に介さぬように、ランガは横柄な態度のまま、ユティを上から睨みつけていた。ユティは、ゆっくりとランガに近寄ると、ランガの手首を握ったが、その半分ほども握れてはいなかった。

「乱暴な真似はするな。それが強い証ではないだろう」

 ランガの手首を半分ほど握った手に力を込めながら、ユティはランガを睨み付けた。

「ケッ。面白れーじゃねーか。武術じゃあとんと俺に歯がたたねえお前が、勝負でもしよーてのかよ」

 ランガの脅し文句にも、ユティはひるむ様子を見せない。ユティの中で何かが変わった、彼自身にもそれははっきりとした事実であり、身体の奥底から今まで味わう事の無かった、生まれてきた意味の様なものが溢れ出し、力を与えてくれていた。

「ランガ、人は力でねじ伏せられたりはしないものだ。その時は、力の勝った者が勝者に見えるが、決してそうでは無いものなんだ。他人の心を知れ、そして他人の痛みを知らねば、最終的な勝者にはなり得ないものだと言う事を覚えておく事だ」

 揺るがないユティの瞳に、ランガは何故か恐怖を感じた。今までのユティには感じられなかった力強さと言おうか、動かぬ山の様な大きさを感じた。

「えっえっ偉そうなごたくを並べてるんじゃねーよ。いッ今ここで叩き潰してやる! 後悔するなよ!」

 ランガが大きく拳を振り上げ、ユティがランガの手を放し後ろに引いた瞬間、ユティの前に薄汚れた狼が現れ、ランガを威嚇するように唸った。

 ユティは、驚くことも無くその狼の背中を撫でてやった。

「ガウ……大丈夫だよ。ランガは本気じゃない。本当は優しい心を持ってるって知ってるだろ」

 ガウと呼ばれた狼は、瞳をランガから外す事無く、唸るのを止めた。

「ガウ、お前は賢い狼だね。人間の言葉が分かるみたいだ。お前の前にいた狼のジャンもそうだった。もしかしたら、ガウはジャンの生まれ変わりなのかな?」

 ケッと唾を吐く音と共に、ランガは歩き去った。

 それを確認すると、ガウはユティの顔を思いっきり舐めた。

「くすぐったいってガウ。あのさ、俺の話し聞いてくれる? 凄く不思議で恐ろしい事が起き様としてる。話せるのはお前だけだ」

 ガウにしか聞こえないほどの小さな声で、ユティはガウの耳元で話していた。

「さァ、俺の家に行こう。お前の好きな干し肉が、ほんの少し残ってる」

 ガウが喉を鳴らした。

「なァ、ガウ。村長はどうしてランガと俺を見張り番の相方にしたんだろう。何かお考えがあっての事なんだろうけど、ランガは気に入らないみたいだ。ランガが小さな時は結構仲良く遊んだよね。ランガは可愛かっただろ」

 ガウは、クゥと鳴いた。ユティが物心ついた頃には、先代のはぐれ雄狼がユティの傍にいた。どうやって入ったのか、村の誰も分からなかったが、その狼はユティの危険を察知すると必ず現れ、ユティを救った。ユティは、狼にジャンと名付けたが、20年を過ぎる頃にいなくなった。その後数ヶ月が過ぎて、今のガウが現れたが、やはりどうやって入り込んだのか分かる者はいなかった。ガウは、若い雄狼であったが、今では毛も抜け落ちてボロボロの老狼になっていた。

 ユティは、先代の自分の守り手がいなくなった時を思うと、その時は近いのではないかと淋しくなってしまう。

 月明かりのもと、一人の人間と一匹の狼が仲睦まじく歩く姿は、その様子をじっと見つめる目には、気付かぬままに、遠ざかって行った。




















何かを感じ取り、変わっていくユティと、ユティを守る狼ガウの関係は?

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