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雨のリズム  作者: 海来
45/94

[45] ローショの覚悟

炎の民の村に入って、色んな事が繋がり始めます。

 一行が案内されたのは、村の奥まった所にある一軒の木作りの建物だった。いつもは集会などに使っているらしく、生活観は無いが、6人がゆっくりとくつろげるだけの広さは十分にあった。ユティが、村の女達が用意してくれた朝食を運んでくれていた。フルーツや焼き立てのパンの様な丸いものが籠に盛られていて、皆はそれをありがたく頂く事にした。

 リクは、相変わらずの食欲で、大きなパンにかぶりついていた。

「ムグモグッハグッこれっおいひいナァ。フワフワしてるのに、しっとり感があってさ。蒸しパンみたいじゃん。モグッこっちの果物は何かなァ……うまっ旨いぞ」

 タカが呆れて溜め息をついた。

「あのな、いっつも言ってるだろ。食べるか話すか、どっちかにしろ! 行儀が悪い」

 リクは、何も聞こえていない様に、旨い、すごいを連発しながら食べ続けている。

「ねェユティさんは食べねーの? 一晩中見張りについてたんだから、腹減ってるっしょ。遠慮しないで食えば」

 タカがリクの頭を軽く小突いた。

「遠慮するのはお前の方だ。これは、この村の人達の食料なんだぞ。お前って奴は、恥を知れ」

「ちぇー、一緒に食べよって言ってるだけじゃん」

 タカは、リクの鼻をつまむとキュッとひねった。

「誘うのは悪い事じゃない。でも、感謝の気持ちを忘れるなって言ってるんだ」

「わっかりましたよ! ユティさん、村の皆さんに頂いたありがたい食事を、ご一緒に食いませんかっ」

 タカは、もう一度リクの鼻を摘み上げて放そうとしない。

「いってェ〜。兄ちゃんゴメン。ちゃんと言うから放してくれ」

「バカがっ!」

 やっと放してもらった鼻を、リクはすりすりと摩っている。ユティは、そんな兄弟の掛け合いを面白そうに眺めていた。

「二人は、兄弟なんだね。何だか楽しそうだ。俺には兄弟がいないから羨ましい。そうだな、せっかくリク君が誘ってくれたんだ。俺も一緒に頂くよ」

 リクがニッと笑った。

「そうこなくっちゃな。さっ食べて食べて」

 リクは、自分の隣の座ったユティの前にどんどん食べ物を積み重ねていった。途端に、ユティの顔が申し訳なさそうに歪んだ。

「えっと……俺こんなに食べられないから、ごめん少しだけ貰うよ」

 リクが、まだ積み上げようとしていたパンを持ったまま、ユティを覗き込んだ。

「何で? 腹減ってるっしょ」

 タカが、リクが持っているパンを取り上げた。

「誰もがお前のようにバカみたいに食べるわけじゃないんだ。無理強いするな失礼だぞ」

「そっかなァ……だって皆けっこう食ってるじゃん。兄ちゃんだって、そのパン食ったら3個目だろーが」

 タカが、眉を寄せた。

「数えてたのか。意地汚い奴だ」

 二人のやり取りを抑えるように、ユティが手を上げた。

「いや、俺が普通じゃないから。俺、あんまり食べる必要がないって言うか、一回の食事の量が多いから、しばらく食べなくっても生きていけるんだ」

 それを聞いて、シルバースノーがユティを見た。

「あら、それって竜と同じじゃない。私達も一度に沢山食べると、しばらくは何も食べなくて平気よ。あなたから、ほんの少し竜の波動を感じていたのは間違いではない様ね」

 ユティが、驚いた様にシルバースノーを見つめた。

「俺に竜の波動を感じるのですか? 本当に……」

 ユティは、そのままシルバースノーから目を逸らすと、黙って下を向いた。リクが、ユティの顔の下に潜り込む様にして、話しかける。

「ユティさんの先祖って竜だったりすんの? ねェ?」

 ユティは、リクから顔を背けたが、黙っている。ローショがそれをジッと見つめてから口を開いた。

「誰にも、秘密があるものです。言いたくない事は、言わなくていいのではないですか。それとも、ここで話をさせないといけない理由があるのですか? リク殿」

 ローショの含みのある言い方に、リクは、ローショの方に顔を向けると、ニヤッと笑って首を傾げた。おどけたように目をクルリと回すリクを、ローショは見つめ続けていた。リクの横で、ローショの言葉にユティが顔を上げた。

「話さないといけない理由……そうかもしれない、話さないといけないのかもしれない。俺の中に竜の波動があるのなら、俺は変われるかもしれない。竜族なら、その方法を知っているかも……全てを話した方が良いのかもしれない」

 リクが、ユティを見つめてニッコリと笑った。

「話せば?」

 ユティは、ゴクリと唾を飲み込んだ。

「俺は、竜神の巫女の血を飲んだんです。俺の母親は、炎の民以外の男を好きになった。俺を身ごもっていると分かった母は、男を追って村を出た。何処でどう暮らしていたのかは分からない。でも、母はまだ乳飲み子だった俺を連れて、たった一人で村に帰って来ようとしていた。途中、何が起こったのか、母は俺を抱いたまま、竜神の山の中で死んでいた。俺を庇うように抱え込んで、亡くなっていたと……」

 ユティは、言葉につまり俯いた。リクが、ユティの手に自分の手を重ねて、ゆっくりと摩り、ユティにも分からない位の弱い癒しの魔法を送っている。

 ユティが、また話し始めた。

「母が亡くなってから数日が経っていたらしく、俺は瀕死の状態だった。その時見つけて助けてくれたのが、竜神の巫女だった。彼女は、その時はまだ自分が巫女であることには気付いてなくて、瀕死の俺に飲ませるものなど辺りには何も無くて、仕方なく自分の手首を切って、血を飲ませたんだ。俺はそのまま彼女に連れられて村に入り、巫女になった彼女に育てられた。竜神に俺を会わせた時に、竜神に言われたそうだ。この子は、長い時を生きる事になると。人の何倍もの人生が待っていると……実は、俺の歳は60歳なんですよ……」

 ユティを見ていた皆の目が丸くなった。レインがコクリと頷いた。

「炎の民には竜神に仕える巫女が生まれると、前に本で読んだ事があるわ。巫女は人間ではあり得ないほど長く生きるそうね。その血を飲めば長生きが出来るとも書いてあった。生きた竜の血を飲めば、それ以上に長生きが出来るでしょうけれど、そんな危険をおかす者はいない。だから、その代わりに竜神の巫女が狙われた時代もあったのよね」

 ユティは、真っ直ぐにレインを見つめた。

「その通りです。その時代から後の巫女は、竜神の傍を離れる事は無くなった。今の様に竜神が捕らわれの身となってからは、巫女は竜神と共に洞窟の奥深くで暮らさねばならなくなった……お嬢さんは、とても博学だ。何処で学ばれたのですか?」

「あっ……それは、あのう」

 城の図書館とは言えなくて、レインが言いよどんでいると、スカイが助け舟を出した。

「私達は、旅の途中で色々な所に立ち寄り、色々と目にしてきたのです。彼女の知識も何処かで仕入れたものでしょう。まあ、良いではないですか、ユティさんの話の方を聞きたい。それとも、もう話したくないですか?」

 ユティは首を振ると話し始めた。

「いえ……でも、もうあまり話すこともないんだけど。でも聞いてもらわなければ、俺が変わわる為に……」

 リクは、相変わらずユティの手を摩っている。

「ユティさんは、変わりたいの? 何でかな、長生きできればいいじゃん」

 ユティの眉間にしわが寄り、少し辛そうな表情になった。

「良くない。俺は、身体の成長が遅くて、同じくらいの歳の者は皆大人になっていく中で、体力的にも体格的にも、誰にもついて行けなくなる。いつも一人で本ばかり読んでいた。必然的に頭でっかちな小さな子供が出来上がる。同じくらいの年恰好の子供達には馴染めず、かと言って同じ年齢の者は相手にはしてくれない。未だに、俺は剣術もろくに出来ず、力など女並みで役立たずだ。幼い頃は、いつも巫女だけが俺の傍にいてくれて俺ははぐれ者にならずに済んだ。でも、彼女は竜神の巫女で、いつまでも俺の傍にはいられない。洞窟にこもる前に、大事な事だけ俺に告げて去ってしまった。俺を見つけた時に一緒だった母の名は、ユヴィと言って、勇者ユテの娘だと……俺はユテの孫なのだと、ディアは、俺に勇気を持てとっ」

 ガタンッと音がして、ローショの前に木をくり抜いて造ってあるカップが落ちていた。ローショは、ユティを見つめたまま少しの間だけ固まってしまった様に見えた。

「あっと、手が滑ってしまった。話の腰を折ってしまった。申し訳ありません。ちょっと失礼して、片付けさせてもらいます」

 ローショは、腰に掛けていた布を引き抜くと、床を拭き、カップを持って立ち上がった。

「片付けてまいります。皆さんはごゆっくり……」

 部屋を出て行くローショの後にリクが続いた。

「俺は、食いすぎたみたい。腹痛いから、ちょっと失礼っ」

 タカが、溜め息混じりにユティに詫びた。

「食い過ぎって、あいつ。ユティさんの話の途中に、失礼な奴で申し訳ありません」

「いえ、構わないよ。君達にとっては重要な話しでは無いし……」

 そう言ったユティは、ローショとリクが出て行ったドアをじっと見つめていた。ユティの中で、何かが引っかかっていたが、ユティ自身にも何なのかは全く分からなかった。












 果実酒をふき取った布からは、甘い芳醇な香りが立ち上っていた。

 ローショは、淡いオレンジ色に染まった布を胸の前に握り締め、今までいた建物の出口からトボトボ歩いて大きな木の陰に入った。

 リクが、後ろから追いかけてきてローショの背中をポンッと叩いた。

「ローショさん。そんなトコで握り締めてると、服汚れるっしょ。ほら貸しなって」

 布を奪い取ろうとするリクの手首を、ローショがグッと掴んだ。

「リク殿! 彼がユテの……私の孫だと知っていた。ディアが巫女になっていると知っていた。何故……言ってくれなかったのだ。言ってくれていれば……」

 リクは、握り締められた手首の痛みに耐えながら、ローショを真っ直ぐに見つめた。

「言ってくれていたら? ローショさんは、きっと最後まで聞かなかった。逃げた。でしょ。ねェ痛いんだけど、放してくんねーかな」

 ローショは、自分がかなりの力でリクの手首を握っていた事に気付くと、パッと手を放した。

「すっすまない。つい力が入って……」

 そう言ったまま、ローショは黙り込んでしまった。

「……」

 リクが、大きな木の根元に腰を下ろした。

「ローショさんも座って。話しよーぜ。色んな事」

 ローショは、リクの真意を測りかねて、少し戸惑っている様子だったが、リクの隣に腰を下ろした。

 リクは、朝の日差しをまぶしそうに見ながら目を細めた。

「この村って、岩棚に囲まれてるから、太陽がいきなり出てきたって感じすんだな。此処って、ローショさんが住んでた時もこんなだった?」

「ああ、何も変わらない。貧しさも、静かさも、きっと村人達の苛酷な暮らしも、変わらない」

 リクは、木の枝の間に見える太陽から目を離さない。

「そっか。ねェローショさんって色んな人生送ってきたじゃん。どの人生も幸せだった? それとも……」

 リクの問いに、今まで力の入ったままだったローショの身体から、ふっと力が抜けた。

「どの人生も、幸せだった時もある。だが、いつも何かが足りない気がした。全ての記憶を取り戻した今なら、それが何なのかは分かる。転生を繰り返してまで、父と母が自分達の命と引き換えに……いや、たった一人の娘の私を残してまで果そうとした使命の時を見届けたいと思ったから。父と母がいなくなってからの私の、ミーシャの人生は孤独だった。人間からは受け入れられる事はなかった。竜族の中にはミーシャを女王と認める者たちもいたが、それが災いとなって、竜族は崩壊してしまった。私には、父と母にもう一度出会うと言う希望しか残らなかった。だから、いつもどの人生でも、何かを求め、それが何なのか分からず死ぬしかなかった」

 リクは、朝日の眩しさに耐えかねて、目を閉じてローショの話を聞いていた。

「そうなんだ。でも、幸せな時もあったんじゃん。此処にいた時も、結婚して子供がいたんだもんな。娘さんは、残念な亡くなり方をしたみたいだけど、孫のユティに会えた。幸せの記憶から、逃げなくてもいいんじゃない?」

 ローショは、下を向いて地面をジッと見つめている。

「妻は、娘が10歳になる年に他界した。愛し合っての結婚ではなかったが、それでも幸せな結婚生活だったと思うよ。妻は、優しく穏やかな女だった。私が、初めての任務に就くことに決まって、慌しく周りの人間が相手を選んだ。炎の民が就く任務は、死を覚悟しなくてはならない。子孫を残すために、任務に就くまでには結婚する。村の掟でそう決められていたから、妻にとっても意に沿わぬ事だったろうに、拒絶することなく嫁に来てくれた。任務に赴くまでの一ヶ月間、妻はよく尽くしてくれた。任務を終えて帰ってきた時に、初めて会う娘は3歳になっていて、とても可愛かったのを覚えている。それが、それがあんな男に騙されて、無残に死んでしまったとは……何故……」

「その男の人は、炎の民ではなかったんだよね。だから信用できなかったって事?」

 ローショは、下を向いたまま首を大きく振った。

「違う。あの男は、大地の城からの使者だった。新たな任務を持ってやって来たのだが、中々城に帰ろうとはせず、村の若者達の間に入り込もうとしている様に私には感じられた。その頃、私は村の長老衆の中でも最古参であり、長の右腕として働いていたんだ。怪しい行動を取るあの男を監視していたと言っても過言ではない。ある晩、私は見てしまった。娘と男が寄り添う姿を……娘には男に近付くなと言い聞かせたと思っていた。だが、男が村を立ち去ってから、娘が私の言葉を聞き入れなかった事が分かった」

「娘さんは、ユティを妊娠してたんだ。だろ?」

 リクは、重い話などではないとでも言う様に、ローショに向けて少し微笑んだ。

「ああ、その通りだ。そして、いなくなった。あの時、私があんなに責めなければ……あのまま村に残っていたかもしれない……」

 リクは、ローショの腕をポンポンと叩いた。

「いんにゃ。出て行ったさ、娘さんにしてみれば、その人は愛しい人なんだぜ。赤ん坊が生まれるなら、それを知らせたいと思うんじゃネーカ。レンなら、きっと俺に知らせに来るぜ。そーじゃねー?」

 ローショは、自分の腕に置かれたリクの手を握った。

「ありがとう。私の罪を軽くしてくれるのか。しかし、娘を守れなかった事には変わりは無い。娘の事からも、ディアの事からも、私は逃げてばかりだった。それなのに、勇者として崇められているとは皮肉なものだな」

「ディアって、竜神の巫女だろ」

 ローショがククッと笑った。

「リク殿、何処まで知っている? 私から何を聞きたい」

 リクもクッと笑った。

「何回も転生して、何回も人生を生きた人には、俺の計略なんてお見通し?」

「いや、分からないから聞いている」

「そっか。聞きたいのは、ローショさんの覚悟っかな? 今度は逃げないって言う覚悟」

 ローショの眉間にしわが寄って険しくなる。

「今度? どう言う事……教えてはくれないんだな」

 リクは、ニーッと笑った。

「教えないって言ったじゃん。でも、ローショさんは話してよ」

 ローショは、首をふりふり話し出した。

「ディアは、娘よりも7歳年上で、私が初任務から帰って来たときには、妻が育てていた。両親は、揃って任務に就いていて、大地の城に行っていたが、生死は分からないまま帰ってこなかった。死んだのか、乗っ取りの魔法の相手になりすまし生きているのか、分からぬままだったのを、妻が引き取ったそうだ。私は、自分の娘のようにして可愛がった。妻に先立たれてからは、ずっと嫁にも行かず、私と娘の面倒を見てくれていたが、娘が村を出て直ぐ、思いもよらぬ事態になってしまった。長が急に亡くなって、私を長にと皆が推したのだ。だが、長には妻が必要なんだ。村では結婚の儀式から葬儀まで、長夫婦が取り仕切るきまりだったから、私に妻をめとらせる必要があった。だが、その時には私の年齢に合う一人身の女は、ディアが一番年上で……ディアと夫婦になるなどできる筈が無い」

「で、逃げたんだ。その頃眠り続けてた竜神を目覚めさせるとか言ってさ。でも、何百年も眠っていた竜神を起こしたのは、ホントだもんねっローショさん」

 ローショは溜め息をついた。

「やはり、過去の砂を使ったんだな。では、私が洞窟の中に張ってある結界を破る為に命を落とした事も知っているだろう。その後は……その後のことは、どうっなんだ」

 過去の砂とは、ローショの転生を繰り返すきっかけとなった前世ミーシャの父トワィシィからリクが受け取った過去を見せてくれる砂である。

 リクは、トワィシィから過去の砂を受け取って直ぐに、決して失わぬように腰のベルトにきつくくくり付けぶら下げていた。

 リクは、魔法の袋から、大事そうに過去の砂をつまみ出して、掌に乗せた。

「これから見るところ。ローショさんの準備が出来るのを待ってた。一緒に見るだろ? 娘さんの事も、ディアさんの事も、もう逃げちゃダメだから」

 ローショは、うゥ〜と唸ってから頷いた。

「見せてもらおう。今度こそ逃げない為に」
















ローショの前世ユテの娘ユヴィとユティに何が起こったのか。ユテとディアは?……

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