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第36章:皆さんは、どう、お感じになりますか・・・?

 今日は、お休みです。


 なので、


 宇都宮のブックオフを巡って、「掘り出し物」でも探してきますよ♪


 ・・・ブックオフは好きです。


 入店するときには、


 どこの店舗であっても、胸がドキドキするものです。


 「ここだけにしかない、『たからもの』があるんじゃないか」


 ・・・とね。


 出発前に、


 こんな対話文を紹介しておきましょう。


 これは、有名な「某ボクシングアニメ」の動画の音声を活字化したものの抜粋です。


 さぁ、


 はたして皆さんは、


 どんなことをお感じになりますか・・・?


 m(_ _)m


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 A:「・・・どうした、ジョー。眠れねえのか?」


 B:「へっ。眠ろうと思いやぁ、いつでも眠れるよ。ただ・・・ただな・・・。」


 A:「ただ・・・なんだよ?」


 B:「ちいさいとき・・・」


 A:「ん・・・?」


 B:「ちいさいとき・・・俺は孤児院こじいんにいた。・・・嫌いだったよ、孤児院は。

 いろんな孤児院へたらい回しにされたが、どこも好きになれなかった。

 でもな・・・年に2回ある遠足だけは好きだった。

 胸がわくわくしたよ。前の晩は、どうにも寝付けなかった・・・。」


 A:「へっへっへっへっへ・・・。あぁ、そうかい、そうかい。そういやぁ、おめえの口から、ちいさいときの話聞くのは、今夜がはじめてだが。

 そうかい。よかったじゃねえか。

 ・・・楽しいこともあったんだ。

 そいつはよかった。まったく・・・遠足が楽しみだなんて、普通の子だよ、おめえも。

 ・・・ちいさいときはな。へっへへへへ・・・。

 なんか・・・わしゃあ、ちょいと安心しちまった。」


 B:「うれしくてよ・・・わくわくさ。

 なんせ、遠足ともなりゃあ、先公せんこうの目をチョロまかして、逃げだすチャンスが、ゴロゴロあったからな。」


 A:「・・・・・・!」


 B:「遠足の列から離れて、俺は一目散いちもくさんに走る。

 そして、たいがい・・・たいがい、山が見えてよ・・・。

 ちょっと遠くにな。・・・見えるんだ。

 だから俺は、その山に向かって走るんだ。

 その山を越えちまえば、きっとよ・・・きっと、すげえところへ出そうな・・・そんな気がしてな。

 ・・・走ったもんだよ。全力でな。

 けどよ。・・・何度、逃げ出しても、何度、山を越えても・・・『すげえところ』へは行けなかったよ・・・。

 それでもな。また遠足の前の晩になると、胸がわくわくしたもんだ。」


 A:「ホセ・・・メンドーサ。」


 B:「・・・あ?」


 A:「おめえはあした、『ホセ・メンド-サ』という、どでけえ山を越えるんだ。

 越えるときっと・・・すげえところに出る。」


 B:「・・・どんな?」


 A:「そりゃ、おめえ。ボクサーなら誰だって夢に見る、『栄光の座』だよ。」


 B:「・・・それだけかい?」


 A:「ん? まぁ、そのぉ・・・ほかにもきっと、いろいろあるだろうが。

 ・・・とにかく。越えられるか、越えられねえか。

 『ふもと』にゃあ立った。

 がんばろうぜ。

 なっ・・・?」


 B:「・・・ああ。」

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