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青春謳歌  作者: 久遠 藍華
序章
1/2

プロローグ

 

 ―――春。


 それは出会いの季節であり別れの季節でもある。

 桜が舞い散り、人々の出会いと別れを祝福する。


 ここ、桜葉学園は市の中でもそこそこに偏差値も高く、制服も人気、学園の周りは観光名所など寄り道スポットが沢山あり高い倍率を誇る高校だ。

 そんな桜庭学園にも入学式がやってきた。

 真新しい制服に身を包み、初々しい沢山の男女が桜庭学園の校門を通る。

 校門に来るまでにキツい坂道があるが、それを抜けて校舎に入ると絶景が広がる。


 教室ではインスタを交換したり、どこの中学から来たのか聞いたり、あの子がカッコイイだの可愛いだの騒ぎ立てる。


 時は過ぎるのはあっという間で、入学式から1ヶ月が経とうとしていた。


 すっかり定着したように仲良しの友達もでき始めたところで桜庭学園には変な1年がいるという噂で持ち切りだった。

初めまして。久遠藍華です。

趣味で執筆している平凡な女子高校生です。

これからよろしくお願いします。


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