『思想的、隆盛の位置づけ』
『思想的、隆盛の位置づけ』
㈠
全てのものは、栄枯盛衰であることは、先人が述べていることである。
㈡
処が、自己の歴史を俯瞰すると、何処が栄枯盛衰なのか、分からないことがある。
㈢
これは、重要なことで、他者価値から見る栄枯盛衰と、自己価値から見る栄枯盛衰は異なるのである。
㈣
お前は今、自己史の隆盛の場所に居る、と言われても、その刹那に幸福を感じてなければ、意味はあるまい。
㈤
我々は今日も、栄枯盛衰の何処かに居るが、自己が幸福な時に、自己は自己史に、隆盛の位置づけをするのである。
㈥
つまり、他者価値は、まるで当て嵌まらない、という思想が、出来上がる訳である。