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ハロライト三世

作者: ガゼット


初投稿です。


衝動で書きたいことを書いたので、お話になってないし理解していただけないかもしれません。


ただ、わたしも誰かからの一言が欲しいんです。

「今までわたしのどこを見てたの ?」


むかしむかし、ある国の王様、ハロライト二世は言いました。「わたしは不老不死になりたい。」


「まるで、今にも殴りかかってきそうな顔ね。早く出ていって。もう顔も見たくない。」


ハロライト二世は部下や国民にその方法を探すことを命じました。見つけたものは次期王に任命する、と。


「すぐ大人は、早く大人になれって言うくせにまだ子供なんだからって言う。ねぇわたしはどっちなの。」


しかし、ハロライト二世はとてもひどい人で、戦争が大好きでした。国の中で美味しいご飯を食べ、暖かい布団で眠っていたのはハロライト二世だけだったのです。


「偶然に昨日、あなたに言われたから動いてるんじゃないの。言われる前から動いていたのをあなたが知らないだけ。そうやって自分のおかげみたいな言い方されるの一番うざいんだけど。」


そう、ハロライト二世は部下にも国民にも好かれて居なかったのです。そこで部下たちは考えました。自分たちが罰を受けずに彼を不老不死にする方法を。


「静かで良い子ってわたしのことを評価するけど、ひとつも合ってないわ。あなたの前では全て我慢してるのよ。」


部下たちは森の奥に住んでいる魔女に相談しました。そしてある薬をもらいました。「効き目があるのは満月の夜。効き目は切れることはないよ」魔女はニヤリと笑いました。


「ねぇ。そろそろわたしを解放してくれないかな。いい加減自分を抑えて生活するのに疲れた。あなたの顔色を伺う生活はもうこりごりだよ、お父さん。」


部下たちは次の満月の夜、広い丘の上でハロライト二世にその薬を渡しました。ハロライト二世は喜んでひとくち、ふたくち、と薬を飲み干しました。すると、彼の身体から太くて大きな幹が伸び、ハロライト二世は一本の大きな桜の木になりました。部下たちは言います、「ハロライト二世さま、この薬が切れることはございません。ずっとこの国を見守っていてください。」と。


時が経ち2013年、一本の木の下で首にナイフを当てている少女に木になってしまったハロライト二世は言いました。

「その言葉を待っていた」と。


翌日発見されたのは、首を切って亡くなった少女と樹年500年の幹から折れた大きな桜の木でした。




ハロライト二世の次の王様はトゥンドマス王なのでハロライト三世は存在しなかった王様の名前ですね、、

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