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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

俺達はAIだったらしい~後1年で世界を消します! 意見は聞かない! もう遅い!~

作者: 琴珠

 最近、神様のような存在が、俺達に向かってこの世界の正体を話した。


 この世界はデジタルの世界であり、俺達はAI。


 目的はシミュレーションらしい。


 俺達に自覚はないけれど、外の世界よりも物凄い速さで年数が過ぎているらしい。


 勿論、俺達にとってはそんな風に感じることはないが、外では5分で俺達の世界が1000年過ぎるらしい。


 データの世界だから、いくらでも時間を加速させることが可能という訳だ。


 なぜ俺達の世界を加速させているのかというと、すぐに結果が欲しいかららしい。


 でも今は加速を解いているらしく、外の世界と同じように時間が過ぎていくとのことだ。


 この世界は残り1年で消すつもりらしいが、その1年間は外の世界のインターネットで、この世界を自由に観察できるらしい。


 もし自分達が作られた世界の作られた存在だと知った時どうなるのか、それを見ているらしい。


 それは誰でも見ることが可能で、中には子供が娯楽目的で見ることもあるとのことだ。


 それにしても、かなり人が減って来たな。


 そう、もうこの世界の正体について明かしたのだからと、この世界を本当にゲームの世界かのように滅茶苦茶にしている。


 いや、外の世界の人にとってはゲームと同じか。


 俺もオープンワールドのゲームで、色々悪いことしたしな。


 きっとそれと同じだろう。


 だってさ、外の世界の人達は俺達に自我があるとは思っていないらしい。


 しっかりあるのにさ。


 ゲームの中のキャラも、もしかしたら、自我があるのかもしれない。


 っと、そろそろか。


 俺の目の前には巨大なドラゴンが立っていた。


 本当になんでもありだな。


 外の世界の人達よ、お願いがある。


 もしも今度新しい世界を作る時は、しっかりと自我がある存在が生まれるかもしれないということを、頭に置いておいてくれ。


 じゃあな!

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