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第204話 妹、冒険者になる

「みんなの同意が得られましたので、今晩みんなでしたいと思います!」


「、、、」


ソフィアの説得が完了した翌日、朝食を食べながら、みんなに宣言する


「、、?り、リリィ、、ちゃん?」


「えっと、、ですね、ミリア、、」


「?、、はわっ、、」


ミリアがなんの話かわからず、隣のリリィに質問した

その回答を耳打ちするリリィ


みんなほんのり赤い、ミリアは真っ赤だ


「楽しみですね♪」


ステラだけはノリノリだった


「、、ステラはお預けしてみようかな」


「な!?なんでですか!?」


「ん〜、そういうプレイ?」


「や〜ん、私、放置はイヤです〜」

悲しそうな顔をしていた


「そっか、まぁウソだけど」


「やった♪」


、、ま、今回はね

とひっそりと考える

楽しそうだから、そのうちあんなことやこんなことをして、放置を、、とステラをいじめる妄想を膨らませていく


いや、それはまた今度じっくり考えよう


今は目の前のハーレムだ

突き進もうハーレムに、いざゆかん


ということで、今晩はお楽しみということが決定したので、夜まではやるべきことを済ませることにした


ミリアの冒険者登録だ


ミリアは大人しい子だし戦いなんて難しいだろうが、オレたちと一緒に行動するには冒険者登録が必ず必要になってくる


基本的には後衛で強化魔法を使ってもらう、という想定でパーティに参加してもらうことになった


本人も

「みんなのために、、がんばりゅ、、」

と言ってくれた


なので、朝食を食べて終わってから、ギルドに向かうことにした


♢♦♢


リフレットの冒険者ギルド内


リフレットのギルドはこじんまりしていて、掲示板を見る限り依頼も多くない

とりあえず、受付に行って冒険者登録の用紙をもらってくる


そこにミリアに必要事項を記入してもらい、再度受付に持っていき、

冒険者の証である銀のギルドプレートを受け取った


「これでミリアも冒険者だな」

ランクはいつも通り初級Cからのスタートだった


「ミィに、、冒険者なんて、、できる、かな?」

ギルドプレートを両手で持ったミリアは不安そうにしていた


「大丈夫だよ、みんなで守るから」

言いながら頭を撫でて安心させようとする


「う、うん、、ありがと、、ミィも、がんばる、、」


「ありがとな、また今度簡単な依頼を受けながら、少しずつ慣れていこうな」


「う、うん、、」


ギルドでの用件は済んだので、依頼は後日改めてやろうと話し、ギルドを後にした


それから町をプラプラして、昼食を取ってから町の外に出る


町の近くの草原で、戦うときの陣形について話し合った


前衛は2枚、オレかステラかコハルで交代して務める

3人のうちの誰かが後衛の守りを担当する


そして、中衛にティナ

後衛に、リリィ、ソフィア、ミリア

という感じだ


こう見ると、前衛と中衛が少ないような気がするし、後衛職を守れる人がもう少しいてもいいような気がする


だから、次の仲間を探す時の参考にしようかな、と考えていた


陣形が決まったあと、軽く戦う練習もしてみて、改めてミリアの強化魔法の効果を確認することにした


ミリアのがんばれコールの後、ぽかへいとミリアが光ってぽかへいから光がオレたちに放たれる


それを受けたオレたちは、やっぱり身体は軽くなるし、力も上がっているような感覚だった

「すごい力だね」

とミリアをよしよしと褒める


次に、この強化魔法が連発できるのか確認してみる


リリィに頼んですぐに魔力回復の魔法をかけてもらい、

ミリアが強化魔法を唱え始める


結果、強化魔法は不発であった


ミリアが集中をはじめると、光は集まってきたのだが集まった光を放出することができず、ぷすん、と光が霧散してしまった


慣れてないからか、そういう特性の魔法なのかはわからないが、連発はできないようだ


だとしても、すごい力だし、心強いことには変わらない

確認が終わったところで、またミリアをたくさん褒めることにした


「ミリアはすごいなー、おいで」


「う、うん、、」


とことこと近寄ってくる妹を抱き寄せて頭をよしよしする


「ミリアはこんなにかわいく強化魔法も使えてすごい

やっぱりその衣装もあってかわいい魔法少女って感じだね」


「そ、そうかな?、、うれしい、、な、、」


ニコニコしていて可愛かった、役に立てるのが嬉しいようだ


そうこうしているうちに暗くなったので、いったん宿に戻ってから、ディナーのレストランを探して、適当に食事を済ませる


ステラのご飯の方が美味しいな、と思ったが、まぁわざわざ言うことでもないので黙っておく

そんなことよりも、重要なのはこのあとの、、今晩のお楽しみのことだ


空が暗くなったあたりから、オレの頭の中はそのことでいっぱいだった

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