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第156話 嫁たちは浮気を許さない?

ミリアが寝たあと、オレは妻たちに連れ出され、家の外で正座させられていた

もちろん地べただ


「ねぇ」


「はい、、」


「あれはさすがにやりすぎじゃない?」


「そ、そうでしょうか?」


「ふーん、口答えするんだ?」


「いえ、そんな、、滅相もない」


オレは妻たちに囲まれていた、お昼のミリアちゃん甘やかし作戦について詰められているのだ


「おぬし、ミリアも狙っておるのか?」


「い、いや、、そんな、、狙うとか、、そういう感じでは、、」


「私はミリアのこと歓迎しますよ♪」


「ホントに!?」


ステラの言葉にバッと顔を上げる


「あー、、まぁ本音でしたけど、なるほどです」


え?

あ、誘導尋問じゃん、それ、、


「ライ様、ミリアさんのどこが気に入ったんですか?」


ニコニコしてるリリィが地味に1番怖い


「ひ、、」


「ひ?」


「一目惚れ、、です、、」


「はぁ!?なによそれ!

女の子なら誰にでもそうやって言い出すんじゃないの!

この!、、女ったらし!」


「そ!それは違うよ!!」


「違うってなによ!どうやって証明するのよ!」


「それは、、み、みんなのことも、、一目惚れ、だったから、、」


「、、、」

「、、、」


シーン、としてしまう

オレは下を向いているから、みんなの表情はわからない

怒らせてしまっただろうか、、


「ボクは別にいいよ?ミリアにはピーちゃんも懐いてたし」


「はぁ、、ライ様はずるい人です、、」


「ホントにそうね、、」


「わしはライの好きにすればよいと思っておる」


「私もわりとそんな感じで〜す

でも、私のことを変わらず愛してくれるのが条件です♪」


「それはもちろんだよ!みんなのことは一生愛すし!絶対幸せにするから!」


「でしたら、わたしたちからライ様に言うことはもうありません

で、す、が、事前に言っておいていただけると、わたしたちも心の準備ができます

そのことは心に留めておいてください」


「あ、はい、そうだよね、ごめん

オレはミリアのことが好きだ

だから、あの子のことも幸せにしたい

今、あの子が何かに苦しんでるのが耐えれないんだ」


リリィの優しい言葉に応えるため、オレの正直な気持ちをみんなに伝える


「そうね、たしかに、ミリアみたいな可愛い子があんなジジイの奥さんってのは、気に入らないわ」


「だよね!」


「まぁ、スケベジジイよりは、スケベなあんたの方がマシかもね」


「スケベで、、ごめんなさい、、」


しょんぼりと頭を下げる


「やーん、そろそろライさんをいじめるの可哀想になっちゃてきちゃいました、よしよし」


ステラが抱きついてきて、よしよししてくれる

わぁーい

顔に出すと怒られそうなので、心の中で喜んで、リアルでは神妙な顔をしておく


「キス、しますか?」


「するー!」


ちゅっとキスをする

誘惑には抗えなかった


「、、、ねぇ、あんたホントに反省してるの?」


ソフィアに睨まれる


「ご、ごめんなさい、、」


「ふん、、わたしにも、、していいわよ、、」


「ホントに!ありがとー!」


立ち上がって、ツンデレさんを抱きしめてキスをした


みんなもこちらを見ていたので、順番にキスする


よかった、お仕置きされるかと思ったが、

そんなこともなく、穏便にみんなの同意が取れた


これで、ミリア攻略を堂々とできるぞ!


まぁ、そもそもこっそりと攻略してたわけじゃないから怒られている訳だけど、、


これからは、新しい嫁を攻略するときは、ちゃんとみんなに相談しよう

そう心に誓うオレであった

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