人物紹介
後日談を少しだけ投稿してみました、読んで頂ければ幸いです。
阪本仁:通称おじさん
本作の登場人物の一人で、我が子優先の個人主義者。子供を授かった時に子と一緒に親として成長し、子供の成長を見守るのを楽しみにしていたが、元妻の意味不明な理由で離婚が決められてしまい、我が子と引き離れさせられてしまう。基本自分と関わりのある人にしか情は示さない性格だが、育児放棄や子供への暴力で死なせてしまうニュースを見る度に心を痛めるほどの人物。〔神〕様との話の中で我が子がまだ地上に存在する事を確信し【善悪値】と【レベル】がリソースに関係してると知るなり、〔神〕と何やら企む。
山之内桜
本作で、おじさんと一緒に試練に挑まされた中学生。二か月間も親友二人とその妹と、知らないおじさんと幼子と赤子と生活を共にする。自分達の事を心配してくれて一切の下心を感じなかった事でおじさんを少しずつ信用し、生活に役立つからと【スキル】まで覚えさせてもらった。無事に試練脱出後に両親の頭上の表示を見て関係がギクシャクしてしまう。学校では親友の一人が【ダンジョン】行きに引き込まれて心配で付いて行くも落とし穴の罠で命を落としかける。突然時間が試練開始前に戻った事で混乱はしたが両親の頭上からは見たくない文字は消えていた。
川辺夏美&春美
本作で、おじさんと一緒に試練に挑まされた中学生と小学生の姉妹。姉の夏美は親友二人が居る事と妹が居る事で気を強く持ってはいたが強がりの域を出るものではなかった。親友二人と意見が一致しておじさんを信用するようになり、姉は生活に役立つからと【スキル】も覚えさせて貰った。妹の春美は一番幼子と赤子の面倒を見ていた。
小林舞&千沙
本作では、マイちゃん、チーちゃんとして登場し、おじさんの心の癒しに一役かってくれた存在、チーちゃんだけは残念ながら試練に巻き込まれた存在で難易度が上がった原因でもあるが、誰も気にした事はない。二人ともおじさんの、おうまさんごっこにしがみ付くのが一番の楽しみとなっていた。
坂本岬
本作で、おじさんと一緒に試練に挑まされた中学生。親友二人とその妹に幼子と赤子と共に生活が始まり、作中でもおじさんに対して気軽に接する姿が場の空気を変える気質を持ってる。活発でいつも明るく気軽に話せる少女。最終話で全ての真実を知る。
今井智樹
本作では最終話に登場した。妹からと【スキルブック】を大量に覚えさせられるが特に違和感を覚える事もなく普通に接した。同じパーティーの女の子だけが、おじさんの視線の違和感に気付いたが特に気にする事も無かった。時間が試練開始前に戻った瞬間に【ステータス】に現れた【加護】に触れて全ての真実を知る。
阪本仁の母親
元妻が原因で父親と仁との間に修復不可能な確執ができ絶縁となっていたが、母親と仁は年に数度だが生存確認の連絡は取り合う仲であった。仁の試練挑戦で結界に残存人数が表示された事が原因で同調圧力により責めたてられ自害してしまう。その魂はすでに輪廻に返されてしまい、時間が戻った試練開始前でも存命しない。
「阪本仁の誹謗中傷を拡散した人物」や「阪本仁の母親を死に追いやった一人」が付いた人々
時間が試練開始前に戻っても、頭上の表示が【白色】や【黒色】になってあの一文表示は消えたものの【ステータス】内の方には、「阪本仁の誹謗中傷を拡散した人物」や「阪本仁の母親を死に追いやった一人」が消える事は無かった、時間が戻り繰り返す事がなくても、〔神〕は戒めの為に表示はしないが本人だけに見える一生消える事のない罰とされたようだ。
元妻と一族
第三幕の第一段時点前には既に処理場送りになっていた為、存在自体が消された訳では無いのでこの一族を知る人々は記憶している。自己中な元嫁と巻き込まれた一族は、審判と裁きの女神の怒りに触れ、処理場送りとなる。癒しの一切ない苦痛と怨念だけが支配する処理を二百数十億年は繰り返される事になる。
舟木涼香&パーティー
おじさんによって二度命を救われる。舟木率いるパーティーに【スキル】もかなりの量を優遇してもらい、訓練を手伝って貰った事もある。スパルタだと言うがおじさんは何が?程度の反応だったとか。幼子達と遊ぶ姿を微笑ましく見ていたが、尊敬はしても恋心は一切持たなかった。最後に会った時に貴重な〈アイテムボックス〉を覚えさせられ沢山の【スキルブック】を預かる事になる。突然時間が戻り混乱したが後に坂本岬から聞いた事で納得もしたとか。(初めて名前が出たがカットされた章で使われてた名前)
自衛隊を辞めた3人
佐伯、丹後、千葉は、時間が戻るまで【レベル】上げと食料集めに集中するのであった、【黒色表示】【赤色表示】等を護衛しながら死者の数を出さないように尽力し続けるも、時間が戻り困惑する。試練挑戦で死んだ、馬場、宮崎、佐藤の3名は既に輪廻に返っていた為に戻る事はなかった。
女性アナウンサー
番組中の不必要な発言が原因で大炎上を起こし大阪に左遷されるも、自分の人気上昇と勘違いし大炎上に酔い、無実の人間の悪評を広め、その母親をSNS等で責めに責めて死なせてしまう主犯格の人物。中継準備中に【魔物】に攫われてしまうも、おじさんに偶然助けられる。その後「死神の視線」を付けられるも真摯に反省し後悔し謝罪の機会を探し、おじさんや遺族を捜し歩く事で存在を消されなかった一人。
(今回書かれなかった謝罪行脚の旅の苦労もあった)
水永将大
世界を救うと夢みた少年。自分が【ダンジョン】に入れたら特別な力を授かると思い込み同級生を巻き込んで【ダンジョン】に入る。落とし穴の罠に6名が引っ掛かり親友が気掛かりで同行していた山之内桜によって一晩は命を繋げたが、その後の行動で命の危機を実感し始めて思い上がりだと気付いた。救助に来てくれたおじさんに感謝はしつつも、唯一のおっさん呼びする少年。
水永優大
将大の兄、【ダンジョン】を経験したいと言う弟の頼みを聞いて自分の身分証で【ダンジョン】に連れ込むも弟の一言で【ダンジョン】内で別行動を取る事になった。弟と違って礼儀正しく常識人とおじさんに驚かれる。
星の管理者 (神を呼称した存在)
人知を超えた能力を持ち、星の管理を目的にしている。見落とされた星、地球で自然発生していた人類の肉体の脆さと魂の強さを見誤り計画が頓挫しかけるも、おじさんの提案で方向修正には成功する。その後統括職を失っただけか処理場送りになったかは分からない。
三木茂樹 通称:大将
徳島で居酒屋を経営していたがSNSに反論を載せると店が潰れる被害を受ける。仁とは2年程の付き合いだが兄弟並みの親しさでもある。見た目が熊の如き風貌な為、仁からは熊の大将と呼ばれている、最初はげんこつを落としていたが、そのうち慣れたのか受け入れる。仁以外から言われると未だに怒るそうだ。交通違反の常習行為で時間が戻っても【黒色表示】のままだったが【善悪値】は【灰色表示】目前まで改善出来てきてる。妻と娘も居る。
ドラゴンさん:【エンシェントシルバードラゴン Lv???】
おじさんと友誼を結べた存在、会話の中から情報を聞き出されていた。食事は必要無いと言っていたがおじさんの焼いてくれる肉は満足そうに食べてくれる。表情が豊かな守護竜。
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