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地球の管理者が決まりました。  作者: ルドラ
第2章 救出編
35/60

第十話 おじさん、心苦しい

誤字報告助かっております、ありがとうございます。


更新予定がずれてたので予約解除で更新しました、ごめんなさい。

 テント前にとても巨大な鉄板が広げられ、鉄板の下では業火が轟轟と燃え盛りどんどんとお肉が焼かれていく。

 一気に50人前は焼かれているのでは無いかと思うぐらいだ。その周りに簡易的な竈がいくつも用意され鍋でごった煮とでも言えばいいのか作られていく、その量膨大なり。


 彼は薪ーとか言いながら丸太を巨大な斧でサクサクと切っては炎の中に放り込んでいく。


 自分はこんな世界になってからこれ程の食料を目にした事がない。当時スーパーやコンビニに有った商品も売り切れたか、奪われた事だろう。


 一部の者以外が提供される食事に涙を流しながら口に運んでいると、その一部の者が詰め寄ってきた


「俺たちにも食わせろよ。そんなに食料あるなら少しぐらい良いだろ」

「俺たちにも食う権利があるんじゃないか。毎日【ダンジョン】に入り頑張ってるんだから」


 文句を言ってきた者を見ると俺の母親を死ぬまで追い詰めた一人ってのと、誹謗中傷を拡散したものって出てる。


「この食料は私が一人で集め提供したものであってあなた方が食べる権利はありませんよ?」


「はぁそれなら尚更全員に食わせろよ。腹減ってるんだよ」


「私、阪本仁と申します。それでもあなた方に食べる権利があると主張しますか?

 それでも食べる権利があると主張するなら私にはあなたを攻撃する権利がこちらにはあると主張します。一撃耐えれたら存分に食べさせてあげますよ。それで母親の死に対してあなたには復讐出来るのですからね?

 私にも我慢できる一線ってのはあるんですよ?いつまでも根に持つなとかお思いかも知れませんが、あなた方が責め立てたせいで特に大した罪もなかった母親が自ら命を閉じるなんて許せると思いますか?

 人が亡くなるのは自然の摂理です。でもね私は死に方は大事だと思っています。

 不慮の事故で亡くなる方は本当に可哀想に思うし、事故を起こした人は死んで償えよと思ってしまいます。被害者目線で申し訳ないですがその事故に悪意があろうが、不注意であろうが、怠慢であろうが、亡くなった側の遺族には関係ないんですよ。

 天災の災害で大勢お亡くなりになる事もこの国では度々起こりますよね。被災された方、生き残った遺族や友人に対してもご無念だったろうなとの思いで黙祷してしまいます。

 病気で亡くなられる方も居てるでしょう。残念でとても悲しい事だと思いますし、いずれ時が経てば運命だったのかもと受け入れる事が出来るかもしれません。それかずっと後悔し続けるかもしれません。それでも最後を看取れるのは重要です。

 老衰で亡くなるのも天寿を全う出来たのだなって涙するでしょうし、最後を看取る事も可能ですよね。

 本当に許せないのは、個人のねじ曲がった感情や精神で他人を殺害する行為は本当に許せるものではありませんし、ニュースで見てても被害者には安らかにお休みくださいって気持ちと、加害者の殺人者にはどの様な理由があろうと、遺族の前で死んで詫びろよと思ってしまいますよ。

 特に裁判で神経系の疾患がとかで減刑とか無罪とか聞くと憤りを隠せませんしね。

 死に方と死ぬ瞬間、それを看取れる家族が居るかどうかは、私はとても大事な事だと思ってます」


 そう言って巨大な斧を持ち上げ振り下ろす準備をすると、真っ青な顔で叫んだ。


「そ、それじゃ娘だけにでも食べさせてやってくれ!」

 そう言われてその娘に視線をやると、坂本仁の母親を死に追いやった一人と見て取れた。


「無理だな」

 その一言でその場を後にし調理場所に戻ってきたら


「あのね、おじちゃん、お母さんとお父さんが向こうに居るの、食事持って行っても良い?」

 ミサキちゃんが悲しそうな声で聞いてきたが心を鬼にして答える


「駄目ですよ、そんな事をしたらミサキちゃんのご両親が殺されかねないですよ、あの殺気だった集団に。

 なぜお前だけって考える人が多く居てるのは事実ですし、俺には?って考える人も大勢居てます。

 現にあの殺気だった集団はなぜお前らだけ食ってるって考えてこちらを見ながら苛立って殺気立ってるのでしょうし。

 あの殺意を持った集団が私を襲ってきてくれたら正当防衛って事で言い逃れも出来そうなんですがね。

 それにミサキさんのご両親には会見の日に【レベル】を上げてあげたし食料を取る事は出来るんじゃありませんか?」


「そうなんだけどね、空腹じゃないんだけど、この料理だとレベルアップするから」

 涙目で何かを我慢しながら俯くミサキちゃんを見て胸にズキンと痛みが走ったが、ここで自分が決めた一線を崩すわけには行かない、自分の心の感情の為にも。


「すでにもう、私や親族への贖罪は必要なくなってしまってるので、あとは手に入れた食材をミサキちゃんにでも提供して少しずつ善悪値を改善して行くしか方法はないと思うよ?おじさんも贔屓目で見てしまう位のミサキちゃん、ナツちゃん、ハルちゃん、サクラちゃんが苦しんでるのは見てても分るだけに辛いよ。それと同時で自分もなぜ母親が死ぬまで責められなければならなかったのかって感情が渦巻く事もあるんです」


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 暗い話をしてても仕方ないのですることをしましょう。


「こちらには、ミルクや離乳食もご用意してますので、お子様に必要なら食べさせてあげてください」

 そう叫んだら、子供を連れた親が結構な数押し寄せてきた。

 ここは食料の配給場所と離して設置されてる場所なので【黒色表示】【赤色表示】で私に対して悪感情を抱いてる人の子供でも提供するようにしている。

 幼子にはなんの罪もないしと言えば母乳を出す母親にまで食料を提供してあげるべきなのだが、俺もただの人の子だ抑えられない感情の一線だけは維持したい。


「ミルクは人肌に温めて居ますが、山羊のミルクです一緒に試練に挑んだ幼子も美味しそうに飲んでくれてました。離乳食はニンジンを柔らかく煮込んで煮崩した物になります。哺乳瓶のご用意はございませんのでご持参ください」


「うちの子にんじん食べないんですけど、他はないですか?」


「すみません、他の食材が手に入ってないので、あとは作れるとしたら果物を潰した物ぐらいしか。一度ニンジンの離乳食を食べさせてみて、吐き出すようでしたら果物の物を考えてみますね」

 そう言ってにんじんの離乳食を取り分けた容器と小さなスプーンを渡してみ様子を伺うと。


「あら、にんじんなのに美味しそうに食べてるわね」


「それは良かったですね、子供の笑顔は何よりの褒美になります。可愛らしいお子さんですし、こんな世界ですが頑張って育ててくださいね」

 とは言ったが、自分に出来る事なら協力しますので(・・・・・・・)とは、言えなかった。我が子を探すのを諦めた訳じゃないしな。


 沢山のお子さんを眺めていると本当に愛らしくて心が落ち着く。


 そうやってしばらく眺めていると、再び足に衝撃を受け見てみると、マイちゃんが足にしがみ付いていた。


「おじぃちゃん、みつけたの」


「こんにちは、マイちゃん」

 そう言って抱き上げてあげると、嬉しそうに微笑んでくれて、ついつい人が大勢居るのに微笑み返してしまった。


「おじぃちゃんのごはんおいちかったの。ごちちょうさまなのー」

 「良かったね」と囁きながらマイちゃんの頭をナデナデしてしまう。


「ちゅぎはねーあそんでほしぃーの」


「おじちゃんと遊ぶの?なにして?」


「おうまちゃんごっこがちたいのぉー」


「そっかーそれじゃちょっとだけ待ってくれる?」

「あぃ」

 マイちゃんを抱っこしたまま、お手伝いしてくれてる皆の所まで移動し子供の相手することを告げて後をまかせる事を申し訳なく思いながらもマイちゃんの相手をする為に、少し広い場所に篝火を設置して、遊ぶ広間が明るく見えるようにした。


 それからマイちゃんを落とさないように縦横無尽にお馬さんで走り回ってたら、チーちゃんまでヨタヨタと近寄ってきて「チーも」ってせがまれたので、マイちゃんチーちゃんを背に乗せて二人が疲れるまで相手してたら、周りにはいつの間にか子供たちとその親が集まっていて、一人の男の子が「僕も乗りたい」って言うから交代させてあげたのが間違いの始まりだった。

 その場にいた全ての遊びたいって言う子供の相手を子供たちが眠くなるまで付き合う事になったのであった。

 高い高いで本当に高く上げてしまい泣かれてしまった際には思いっきり戸惑ったのである。

 子供の親達からは様々な視線が送られて居たが、その大半は感謝の視線、次いで罪悪感の視線、最後に涙目。

 疲れて眠そうになった子をそれぞれの親へ手渡す際には、殆ど全ての親御さんに感謝の言葉か、謝罪の言葉を掛けられて、頷くだけの対応で子供を返しその場はお開きとなるのであった。


 翌日聞いた事だが【赤色表示】者の一部が食料を奪おうと雪崩れ込んで自衛隊員の一部と衝突した。大事にはならなかったのだが、暴徒と化した者すべてに『死神の視線』が加護欄についたのだという、年齢関係なくでだ。

 そのせいで、その者達の身体能力が著しく低下したと聞いた。


 それから、丸太を適当に簡易テントの裏に出して管理や利用方法は任せた。(その際に誰も扱えない事が分かったがその内なんとかするだろう)


「最後にいくつか頼まれて欲しいのだが、良いかな?」


「何を?」


「一つ目は【白色表示】者以上で大工経験と知識が豊富な者の選定、料理人経験があり知識も豊富な者の選定。

 2つ目はミルクと離乳食の材料をお預けするから厳しく管理して、幼子への提供は差別、区別なく提供する事。

 3つ目は大工職に就いてくれる人への安定した食料供給体制の構築、離乳食作りをしてくれる料理人への食料供給体制の構築。頼めるか?」

 そう言って机の上に、大工のスキルブックと料理のスキルブックを2冊ずつ置いて見せた。


「選定が終わったらそれぞれに覚えさせるから、戦闘が苦手でも何かに貢献したいとか考えてる人とか慎重に意見を聞いて選んでほしい。あと【黒色表示】【赤色表示】はいくら望もうとスキルブックは使えないらしいから、聞く必要もないよ。この事は試練のドラゴンさんから得た情報だから間違いないと思う、強き善き魂の為に【スキル】が存在するそうだから。」


「それが終わったらしばらく知り合いを探して各地を転々とするから、当分は戻れない」

 俺には返さないといけない恩が沢山ある。俺に親切にしてくれた人々がどうか無事で居ますよう祈らざるには居られない。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 最後は心に棘の様に突き刺さってる事の対処だが、あまり気が進まないが結果が悪ければ他の地域ではしなければ良いとやってみる事にした。


 サクラちゃん、ナツちゃん、ミサキちゃんと優大君のパーティーメンバーに協力してもらって、【赤色表示】者で10歳以下の子供を対象にして『坂本仁の母親を死に追いやった』と出てる子供を【ダンジョン】の1階層に集めてもらって、異空間内に誘導してもらった。


「初めまして、坂本仁です。今日はお話をさせて貰い意見もお聞きしたいと思い集まってもらいました。

 皆さんの【ステータス】にも表示されてるとは思いますが『坂本仁の母親を死に追いやった』と出てる10歳以下の子供を集めてます。

 では質問です、なぜ私の母親は見ず知らずのあなた方に自殺するまで責められたのでしょう?」


「ごめんなさい」


「ごめんなさいは今は要りませんし許される事もないです。

 私の質問の意味が理解できませんでしたか?SNSで文字を打ち込んでる間は正義の味方にでもなった気分でしたか?人が死ぬまで責め立てるのは気分が良かったですか?

 言い換えれば、自分で人を殺してないけど、私からしたらあなた達は殺人者ですよ?

 あなたたちの親の教育が悪いし親自身も最低な考えの持ち主なのでしょうかね?」


「そんなことない、警察官で立派な父親です!」


「ですよね、親の悪口を言われただけで腹を立てる事が出来るなら、私の気持ちは考えれば理解できませんか?私の母親はあなた方に責め殺された(・・・・・・)

 悪口を言われたレベルじゃ無い事は理解できてますか?

 分からないのであれば、私があなた方の親を殺してまわってあげましょうか?

 痛みを感じる間もなく、残されるあなた方に声を掛ける間もなく殺してあげますよ?

 私が【ダンジョン】に挑まさせられてる間に捏造記事やSNSでの冤罪記事で殺されたんですからね?

 私は母親の最後の言葉すら聞いていませんしね?

 直接殺して無いとか思わないで下さいね。SNSに書き込んで拡散した時点で殺人者ですよ。

 あなた方は未成年ではあるけど、立派な殺人者(・・・・・・)です。ご理解できましたか?」



 その一言を強調して言ったら全員が泣き出した。異空間から出してとも言いだしてるが出さない。


「自分がした事、自分がどんな存在なのか理解できた事でしょう【ステータス】に書かれてる文字だけだと実感出来なかったでしょうが、被害者遺族から言われたら身に染みて実感出来たでしょう。

 でもあなた方はまだ子供だ。子供のした事だし許されて当然って思ってるかもしれませんが、被害者遺族は一切許す事はないでしょう。あるとしたら法律により裁かれた事で全く納得もせず妥協とも言えないただの決定事項を告げられるだけです。遺族には何も響きません」



「私はあなた方を子供だからと許しはしません。一生涯私は許さないでしょう。

 でも『審判と裁きの女神様』はあなた方が許される方法をお告げしてくれたでしょう。

 私も子供が死んだりするのは望んでませんし、今後も死んで欲しくありません。ですので今から【レベル】を上げる食事を提供します。レベルを上げて是非とも贖罪に励んでください。そうすればいつの日か〔神〕様から許される日が来るでしょう」


 そう言って大量の食事を用意したが、自分のした事を本当の意味で知ってしまい感情が追い付いてない子供達は食事に手を伸ばす事を躊躇って居たので、優し気に食べるように話しかける。「君たちがそれを食べて【魔物】と戦える力が付けば、同じように私や私の母を悪く言ってたかもしれない、あなた方の両親または片親に、これまた居るかわかりませんがご兄弟達の助けになるのは確かですよ」


「先ほど親が立派な警察官とおっしゃられた子の場合だと、親は心配しても食料をあなたに届ける事も出来ないでしょう、自分で採って来れれば安心もするでしょう。

 ですので遠慮なく食べ切って下さい。」

 そっと異空間から出て行こうとすると、ミサキちゃん、サクラちゃん、ナツちゃんの3人まで涙目になってたので、ちょっと言い過ぎたかなと後悔した。


 やっぱり、言うのは今後やめよう。理解できない人には何を言っても理解は出来ないだろうし、自分の意見の押し付けでしかない。

 それに、言ってしまって後悔した子供を泣かせたかった訳じゃない。それに言い方がきつ過ぎた。

 自分の性に合わない。先生や講師等の職にある人は凄いなと思った。人を導くなんか自分には到底無理だ。

 なので今後は、我が子を探しながら知り合いを訪ねて各地を移動してみて必要なら食料の提供だけしてその場その場の代表の判断に委ねるだけにしよう。


 こんなにも自分の心にも痛みが跳ね返るものだとは思いもしなかった。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 しばらく時間を潰し異空間内に戻ると、ちゃんと食事は食べられて【レベル】が上がった事も報告してくれたが、謝罪だけはする必要が無いと言い、今後の贖罪を頑張れば良いとだけ伝え【ダンジョン】の外で異空間の外に出るように促して帰らせる。


「おじちゃん、本当にごめんなさい」


「ミサキちゃんが謝る事ある?無いでしょ?

 それとこれはお手伝いしてくれた皆にお礼ね、調理しやすいように切り分けてるしフィルムに包んであるから腐る事も無いから、自分で食べるのも良いし、食べさせたい誰か(・・)に食べさせてあげるのも自由にして良いからね」


 そう言って一人30㎏分程の食材を詰めた段ボールをそれぞれに渡して行った、その数16箱。優大君のチームにも協力して貰ったしね、お礼するのは大事。

『勝手に各地のスーパーやコンビニ裏に打ち捨てられてた段ボールを拝借してたが善悪値が下がって無い所をみると、捨てられたゴミと見て良かったんだな』


 それから、簡易テントへ皆で話しながら向かって、大工候補と料理人候補は選べたのか確認したら、【青色表示】者から一人の大工候補、【白色表示】者から一人の大工候補と2人の料理人候補が選ばれていたので、呼んでもらう様に言ってしばらく待つのであった。


 その際に、スキルブックを渡したら我が子を探すのと知り合いを探すために旅立つ事を告げた。


 男性2人に女性2人が自分の前に立って居る。


「大工候補は?」

 そう聞くと男性二人が手を挙げるが一人はガリガリだが大丈夫かと思ったが【レベル】があるし大丈夫かと、大工のスキルブックをそれぞれに差出覚えてもらう。


「それじゃそちらの女性2名が料理人候補って事ですね」


「「はい」」


「主に離乳食を作って配って欲しいので助かります」

 そう言って料理のスキルブックを渡す


 最後に、6か月後には人口が激減する事が起こるとドラゴンさんに聞いた事を伝え、【レベル】を上げれるだけ上げた方が良いと伝えて校庭を離れた。


 ドラゴンさんにも各地を捜し歩くと伝えるために久々に訪ねてみて食材の補充もしとこう。調味料が欲しい。

お読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 神に善悪ステータスが表示されたら半分以上悪判定されそうだなぁと思いました。
[気になる点] 事故を起こした人は死んで償え [一言] これはちょっと危険かも せめて「悪意や怠惰をもって」って枕詞がないと 過失追求が際限なく膨らむ。 「善なる行為」とは言えない気がします。 加害者…
[良い点] ちょっと読みにくいけど、それでも読ませる面白さがあると思う。 [気になる点] 神による絶対的な裁決もあって、攻撃的なくらいに過去の過ちが糾弾されているけど、そうした「悪と見做したものはどう…
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