C面 登場人物紹介&筆者あとがき
9/16、ナゴ&スズキ記述追加
------------------あとがき-------------------------
本作を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
これにて〆とサヴァの開業記は〆となります。
読者の皆様にお楽しみ頂いていることを願い、以下に蛇足のあとがきと人物紹介を記載します。
読み飛ばして頂いて差し支えのないものですので、あしからず。
なお感想、評価等はもちろん大歓迎です。
「よかろう、貴様に褒美をくれてやろう」とひとつ、金貨の代わりに何卒よろしくお願いします。
本作は、当初はWEB公開を念頭に置くことなく書きはじめたものでした。
ですので初期は空行等がない状態での掲載でした。
WEB公開は知人友人に読んでもらうにあたって手軽に読める掲載場所を得る目的だったのです。
しかしながら人の欲は面白いものでいざ公開すると見知らぬ誰かに読んでもらえるという嬉しさ等に釣られて、終わってみれば二ヶ月間の完走の原動力と相成りました。
各所でいただいた感想のおかげもあって、本作は無事に完結できました。
本作はしばらく期間を置いて、微修正を加えて何かしら新人賞に応募したいと考えております。
なかなか結果が出るかは怪しいものですが、今後の糧になりますれば――。
さて、物語とキャラクターについて。
本作は「冒険者ギルドで百合ものが見たい」という些細な声をきっかけに着想を得ました。
当初は「受付嬢がいて、個性豊かな冒険者がやってくる」という構想だったのですが、
営業中の冒険者ギルドを描いたものは世に多かろうということで開業物語になりました。
経営と百合と冒険の三軸という構成でなかなか難航した点が多い作品でもあります。
展開の大半がアドリブもいいところで後先なく書いた要素をどうにか活用しようと四苦八苦、特にタタミンとアイゼンリーベとクオラは設定何も決めずに書いていた次第……。
アイゼンリーベがじつは義理の姉だった! と筆者が言い出したのは再登場した章からだったり。
いきあたりばったりの荒が多いやもしれませんが、その分、筆者の予想を裏切る躍動感のあるキャラクター達に育ってくれたのではないか、と思います。
とくに三人娘は終章でいきなり生えましたが、これから冒険者ギルドを支えてくれる大事な仲間、モブ従業員揃いでは、〆とサヴァの明るい未来が想像しづらいとねじ込んだ次第です。
終盤にキャラクター大量追加は悪手!!
経営の要素は、架空通貨「ウール」と物語の象徴のひとつ「金貨」を中心に描いて参りました。
その「金貨」も和風テイストも相まって、若干江戸時代の大判小判のイメージもあります。
「1ウール=10円」「金貨一枚=約3万ウール=30万円」
こうした貨幣設定を元に、あれこれ物価や給与はこれくらいかなーと決めていったわけですね。
冒険者の収入やライフサイクルはプロスポーツ選手を参考にしました。
実力は若い頃が一番高くて、一定年齢を過ぎると第二の人生を歩むという感じに。
既存の作品群を大いに参考にしつつ、自分なりの世界観を築けていればなと思います。
冒険は、都合上ほんの二、三回だけになってしまい、描けぬ描写も多々ありました。
作品として本題ではないこともあって、通常の冒険劇は省く形となりました。
冒険者ものなのに冒険に赴くと一切出番がなくなるサヴァのなんと扱いづらいことか。
冒険させるとチートラッキーを連発するであろう〆もまた冒険劇に向かないの何の……。
強さの基準としては「鉄の剣や鋼の鎧がちゃんと役立つ」程度を意識しました。
例外である妖怪たちはさておき、某エムブレム程度には鉄武器のお世話になる世界でありたいです。
そして百合!
初期は「ちょっぴり百合」と若干日和ったあらすじ説明でしたが終わってみれば本格的に。
恋愛要素は思い描いていたよりも仲良しこよしにならず、日常百合より濃い目になりました。
けっこう強引に力技に頼る展開も多く、人によって好みもあるので悩ましいですね。
ケモノ要素もけっこう多いおはなしでもありますね。
〆様の出番かなりの割合で白猫ですし、サヴァはすっかり猫でも人妖でも愛せる気がします。
最後までお読みいただいた方! 〆とサヴァの門出を祝福してくださいね!
以上、乱文失礼、あとがきでした。
次回作はまだ決まっておりませんが、近いうちにお目にかかれるよう精進いたします。
---------------------登場人物紹介----------------------------
※注意
登場人物紹介は全編のネタバレ等を含みます
C面に登場しないキャラクターについてはA、B面の登場人物紹介をご参考ください
※都合上、本文に記載してないアレコレもあります
※しかし初見の作品を見る時にまず人物紹介チェックする派の貴方も歓迎です
※A面、B面とは記述が異なります
※本編より暴走気味ですご容赦あれ
以下、おまけ的なテンプレ
【職 業: 】
【年 齢: 】
【種 族: 】
【給 料: 】
【レベル: 】15段階評価(レベル15を最大とする)の、商売人としての経験度合いです
【器用】【敏捷】【勤力】【生命】【知力】【精神】
TRPG風フレーバーです、深い意味なし。なお商業的な観点から評価します
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◆『九重 〆』(ここのえ かんめ)
※AIツールにて作成した参考イラストです 正確な外見設定通りではなく参考程度のイメージでおねがいします
【職 業:冒険者⇒嫁】冒険者は準二級になるが引退、自称の職業はサヴァの嫁(無職)
【年 齢:二百五十歳】大妖怪を名乗る程度には長生きしているらしい
【種 族:付喪神(招き猫)】大妖怪です。
【給 料:なし】
【レベル:9】 商売人としては長年いろんな商いを見守ってきたので経験が豊かです
【器用D】【敏捷S】【勤力B】【生命S】【知力A】【精神D】
使いっぱしりをさせるのにもってこいの敏捷と病気や怪我をほとんどしない健康ぶり。
文句を言いつつも真面目にコツコツやる勤務力も備えています。
ただし手先はやや不器用、がさつなところが書類仕事にはてんで向きません。
賢さは優れているものの、精神を病みやすく適度なメンタルケアが必要です。
職場で寝転がっているだけでも全体の運気が上がるのでパラメーター以上に役立ちます。
【人物解説】
嫁。冒険者ギルド「〆サヴァ」の共同経営者。裏のギルドマスターである。
C面ではようやく本気を出した。(恋愛的な意味で)
B面とC面の中間にあたる二ヶ月半の間、冒険者として大活躍をする。
ごく短期間での準二級昇格を成し遂げるだけの冒険譚はオールカットである。
冒険そのものよりサヴァに語って聞かせるのが楽しみだった。
荒稼ぎした金銭をせっせと貢ぐさまに冒険者の間ではサヴァ悪女説がささやかれる。
冒険者の正式登録手続き時にはサヴァが自分のために奔走してくれてルンルンだった。
冒険者の間では口こそ悪いが目にみえてアイテムドロップなど運気の絡む結果が良くなると評判。
ただし金が必要だと取り分を多目に要求するので揉めやすくトラブルも少なからずあった。
パーティ参加はタタミンとクオラが最多、アイゼンリーベとも何度か組んでいる。
じつは資金稼ぎだけでなくて、冒険者ギルドの宣伝を兼ねての冒険者活動でもあった。
幸運を招く白猫の噂を広めて、その在籍先として注目を集めることになる。
実質的引退後も、時おり、初心者パーティーなどにサポート参加してあげることはあったとか。
スーパーカンメくん人形は人気商品に育ちました。
三人娘をはじめとした従業員への焼き餅はどうにも治らなかったようである。
サヴァが仕事に従事する時間が長いことには変わりないので、せめて隣に居ることにした。
末永くお幸せに。
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◆『サヴァ・バッティーラ』
※AIツールにて作成した参考イラストです 正確な外見設定通りではなく参考程度のイメージでおねがいします
【職 業:ギルドマスター】冒険者ギルドの経営者です
【年 齢:十五】いろんな意味でもう大人です
【種 族:人間】
【給 料:安い】運営が安定するまでは従業員の給料優先です……
【レベル:10】若年ながらも様々な経験を積み、巧みな経営手腕を発揮します
【器用A】【敏捷C】【勤力A】【生命C】【知力S】【精神S】
冒険者としての評価と打って変わって、別人のように有能極まりないです。
得意分野では冴え渡るキレを見せるだけでなく鋼の精神でブレません。
細やかな作業も得意で書類作りや計算など器用さも抜群です。
勤務態度もすこぶるよく、評判は上々です。
ただし、動き回るのは苦手で、多忙もあってすぐ他人に使いっぱしりを命じます。
体力は人並みなのでたまに無理が祟って寝込んだりはするようです。
そういう時はつきっきりで〆が看病してくれます。
【人物解説】
冒険者ギルド「〆サヴァ」の経営者。名実ともに立派なギルドマスターである。
C面ではようやく本気を出した。(恋愛的な意味で)
〆が「嫁」を名乗るものだから周囲に旦那扱いされてしまうことが最近の悩みのタネである。
念願叶い、ついに冒険者ギルドの開業と相成った。
これからうまくやっていけるかは――きっと彼女ならばだいじょうぶに違いない。
仕事に夢中になりすぎて体調を崩したり〆の機嫌を損ねないよう気苦労は絶えない。
十四名の従業員に関係各所に冒険者と複雑で多岐にわたる人間関係に疲れることも。
そしてとうとうサヴァも猫吸いをキメるようになった。
B⇒Cの間、多忙極まる開業準備に忙殺されがちで〆とはすれ違い生活になっていた。
その一方、埋め合わせに時間を作っては〆とデートを繰り返していたりもする。
この期間、スーパーカンメくん人形はこっそり肌身離さず持ち歩いていた。
〆の冒険譚を聴くのは心待ちにしていたが内心、他の人との親交エピソードは気が気でなかった。
学友三人娘とはとても親しい間柄とあって一緒にいると童心に帰ることがある。
四人とも四階の同室に寝泊まりするも、開業後はサヴァが追い出されて、個室で〆と寝るように。
新婚(?)生活についてあーだこーだ猥談や助言をかわし、なにかとおせっかいを焼かれている。
「え、めんどくさ」「清純派こじらせてる」「借金まみれ」「胸が小さい」
数々の言葉の暴力に晒されても今後とも強く生きていくことだろう。
気持ちが先走ってキスは自分からしてしまうことが多く、逆がよかったと後悔しがち。
しかし今度は先にキスされて主導権を握られると、沸々とやり返したくなる困った性分である。
末永くお幸せに。
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◆『シンターニャ』『タレビン』を追加しました
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◆『シンターニャ』
【職 業:接客係/学生】
【年 齢:13】
【種 族:人狼族】
【給 料:安い】 待遇は非正規雇用でシフト勤務であり相場値
【レベル:2】 経験にとぼしく一ヶ月少々の従業員教育を受けた程度です
【器用C】【敏捷B】【勤力D】【生命B】【知力C】【精神C】
アルバイト学生らしい給料相応のパラメーターです。
記憶力はよくて人の顔と名前を覚えられる、という長所があります。
採用される程度には役立ちますが、基本は雑用に近いです。
接客担当の仕事は、来客への接客対応、料理の配膳に会計、宿泊設備の清掃など多岐にわたる。
専門性の高いスキルの要求こそないものの、各部署の負担を軽減する役割もあります。
シンターニャは人狼族の長所である俊敏さや力強さが雑用に向いています。
その一方、学生アルバイトかつ当人の気質もあって長時間労働を嫌がります。
【人物解説】
冒険者ギルドに三人いる接客担当のひとり、一番の下っ端なウルフガール。一番の年少者。
「じゃねーですか」等、微妙になってない言葉遣いは一応相手を選んで使っている。
つまり〆は若干なめられているようだ。
同じ人狼族のベルクマンとは親戚関係、甥と姪にあたるがおこづかいは渋られがち。
庶民的な学校に通っており、ちゃんと読み書きや計算ができるが成績はやや悪い。
サヴァや三人娘達とは受けた教育のレベルがまるで違うのでたまに話しについていけない。
その一方、シンターニャより教養のない冒険者もざらにいるので世間一般にバカ扱いもされない。
たった二歳違いなのに天地の差ほどある学力揃いの幹部陣は憧れの対象である。
人狼族基準では顔も体つきも魅力たっぷり、人間基準でみても愛らしさがある。
サヴァの面食い疑惑を鑑みるに、ルックス採用感が否めない。
同じくルックス自慢のナゴとは看板娘としての人気を二分することになる。
現地採用につき、路面衆力車を使って通勤している。
シフト次第では放課後に学生服のまま職場にやってきて制服に着替えて勤務する。
サヴァに対してはギルドマスター、姉御と呼んでかなり忠誠度が高い。
サヴァの根気強く丁寧な教育は、過去のバイト先が大抵ろくに教育時間を取っていないのに
教えられていないがゆえの失敗に対して叱責するといった酷い経験との落差から。
エルフと人狼は敵対関係にある為か、クオラとは非常に仲が悪い。
お互いに相手のことを駄犬呼ばわりすることもしばしば。
タタミンによくケモセクハラされているが同い年なためか多目にみてやっている。
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◆『タレビン』
【職 業:料理人】
【年 齢:72】 寿命が人間の二倍ある土兎族としては中年です
【種 族:土兎族】ネザーランドワーフ。兎人とドワーフの由緒ある混血種です。
【給 料:高い】 わざわざ大陸をまたいでやってくる程度の安定収入
【レベル:7】 料理長を務めていますが自分の店を出すにはあと一歩です
【器用S】【敏捷C】【勤力A】【生命B】【知力B】【精神D】
料理人としての突出した技量がなによりの武器です。
二ツ星の料理人を名乗るだけあって料理の腕前は折り紙付きです。
また勤勉で、毎日でも働ける勤続能力を有します。
知識も年季に応じて豊富ですが、やや自尊心が強くて厄介なところも。
住み込み者が多いので朝昼晩のまかない料理も担当している。
もうひとりの料理担当は経験が浅いのでその指導にも余念がない。
【人物紹介】
ちっこいケモオッサン。マスコット枠に近い丸みのあるもふもふビジュアル。
兎獣人とドワーフの双方の特徴を持っている混血種。
ちなみに「二ツ星の料理人」と名乗っているが、古大陸の最大評価は五ツ星まで。
二ツ星も十分な実力だが、祖国ではちやほやされづらいのが悩みだった。
出身は古大陸。
物語の舞台となるグリズリアを含む新大陸に対して、その移民元である。
我々の世界を参考にするならば、フランスやイタリアからアメリカに渡ったような感じ。
スカウトを受けたとあるが、サヴァは古大陸に直接は渡ってはいない。
新ギ会の職業斡旋経由でうまいこと見つけてきた人材である。
経営がめんどうなので雇われの方が性に合っている。
冒険者ギルドやサヴァへの忠誠心はやや低いが、経営手腕には一目は置いている。
三人娘のことは世話のかかる小娘ども、悪ガキ扱いをしがち。
シンターニャ同様にタタミンのケモセクハラ被害者。
しかし提供される野菜や香草、好物の人参やレタスのせいで逆らえない。
エルフはドワーフとも犬猿の仲なのでクオラとは仲が悪い。
〆やシンターニャのような肉食系動物タイプの相手には弱腰になりがち。
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◆『ナゴ・キビナ』
【職 業:受付嬢】
【年 齢:15】サヴァと同世代です
【種 族:人間】
【給 料:高め】給料はそれなりに高く若者の初任給としては十分です年間給与は金貨10枚相当
【レベル:8】
【器用B】【敏捷B】【勤力B】【生命B】【知力B】【精神S】
冒険者ギルドの花形、受付嬢のメイン戦力らしく安定した資質を持ちます。
接客対応にはじまり筆記、算術もできる優秀な受付嬢です。
護身術や防犯の心得があり、冒険者相手に凄まれても臆さない精神の強さが一番の武器。
勤務態度もよく、大きな欠点もありません。
寿退社することが目標なためか、冒険者への愛想がとにかく良いです。
なんといっても元気さが取り柄です。
【登場人物紹介】
新大陸冒険者ギルド協会の教育期間を卒業した同期、サヴァの学友三人娘のひとり。
名前の由来は「きびなご」。サヴァと同じお魚シリーズ。
トレードマークは金髪ツインテ。
当人はあまり物語ることがないものの、サヴァと同じく被災者である。
ナゴの場合は家族は無事だったものの住居や仕事を失い、新ギ会本部のある街に移住していた。
こうみえて親兄弟に仕送りしていたりする。
学業はまじめにこなしていたが、目標は一流冒険者と結婚して寿退社すること。
裕福になることで家族に楽させてあげたいと考えている。
軽薄そうにみえて現実主義者でガードが固く、自分の価値を高く見積もっている。
愛想よくみえて警戒心が強く、護身具を隠し持つスタイルは暗器使いじみている。
お洒落への意識は強いものの、男ウケのよい自然な塩梅を好む。
サヴァが最初に仲良くなったのはナゴ。同郷のよしみである。
スズキとは意見対立しやすく、ベニーシャのことは妹分だと思っている。
〆のことを優良物件と評して、幸運をまねく彼女にあやかりたいと画策している。
アイゼンリーベやタタミンのような金持ち相手ならワンチャン女同士でもアリと考えている。
とくにタタミンは若くして一流冒険者になった年下の少女とあって尊敬している。
意外にも性格が近いのか、クオラとは仲良しでくだらない雑談で盛り上がる。
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◆『スズキ・シュッセーヌ』
【職 業:鑑定士】
【年 齢:15】
【種 族:人間】
【給 料:高め】給料はそれなりに高く若者の初任給としては十分です年間給与は金貨10枚相当
【レベル:9】
【器用S】【敏捷D】【勤力D】【生命D】【知力S】【精神B】
サボりぐせや怠け癖があって常勤を嫌がりますし仕事が遅いところがあります。
しかし興味を抱いた分野への取り組みには熱心で、発展的な提案ができます。
鑑定士としての実力は十二分に高く、天才的です。
繊細な作業のできる手先の器用さや知識の深さ、豊かな発想力を持ちます。
他人に指図されることが嫌いなので扱いづらい人材ではあります。
【登場人物紹介】
新大陸冒険者ギルド協会の教育期間を卒業した同期、サヴァの学友三人娘のひとり。
名前の由来は「スズキ」。サヴァと同じお魚シリーズ。
トレードマークは帽子。
ユーモアや知的好奇心、自由を愛しており何かと少数派であることを好む。
他人に束縛されるのが嫌いでしょうがなく、目上や上司にへーこらしたくない。
そういった点が同世代のサヴァの下で働く理由になっている。
グリズリアとは異なる異国、元は亜大陸出身の一族。(要するに日系人的な)
亜大陸系文化と共通項のある〆や狛犬らを興味深い「モノ」として研究したがっている。
刀剣や防具、マジックアイテムと鑑定対象は幅広く見識が深い。
美術品の鑑定にも長じている。
その一方、参考資料の購入にお金がかかる。
あらゆるアイテムを鑑定するためには資料本がいくらあっても足りない。
金勘定は得意だが、本屋で購入を思い悩む姿がよく目撃される。。
恋愛への興味はまだ薄いが、風変わりな自分を受け入れてくれる理解者がいつか現れると願う。
夢は独立開業して悠々自適にのんびり、それでいてたんまり稼ぐこと。
サヴァと仲良くなった順番は最後。能力を買われてのことである。
サヴァの良き理解者であるがイタズラや嫌味をあえて振ってくる困った人。
ナゴのことは小馬鹿にすることが多く、ベニーシャには偉そうに振る舞うことが多い。
アイゼンリーベのことは年の割に世間知らずでからかい甲斐があって気に入っている。
意外にもタタミンとは険悪な間柄である。
薬草やポーションの仕入れ調整で意見対立したり得意分野がやや被っているだけでなく、
サヴァの理解者としてのポジションを巡って火花を散らしている。
とりわけ、タタミンに対してナゴが尊敬の眼差しを向けているときは妙に機嫌が悪い。
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※残りのキャラクター紹介については後日、こちらに追記予定
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