A面 登場人物紹介 (参考AIイラストつき)
※注意
登場人物紹介と設定まとめはA面のネタバレ等を含みます
※都合上、本文に記載してないアレコレもあります
※しかし初見の作品を見る時にまず人物紹介チェックする派の貴方も歓迎です
以下、おまけ的なテンプレ
【クラス: 】冒険者としてのクラス、また一般人の場合は職業です。
【ランク: 】冒険者としてのランクです。第一級~準三級の六段階評価です。
【年 齢: 】外見年齢です。実年齢は種族差があるので補記します
【種 族: 】
【レベル: 】15段階評価(レベル15を最大とする)の、冒険者としての経験度合いです
【器用】【敏捷】【筋力】【生命】【知力】【精神】TRPG風フレーバーです、深い意味なし
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◆『九重 〆』(ここのえ かんめ)
※AIツールにて作成した参考イラストです 正確な外見設定通りではなく参考程度のイメージでおねがいします
【クラス:草】いわゆる忍者。情報収集や隠密活動、工作を得意とします。
【ランク:準三級】臨時冒険者扱いなので最低ランクとみなされます。
【年 齢:15】コピー下であるサヴァに準じています
【種 族:付喪神(招き猫)】妖怪の一種です。
【レベル:2】冒険者としては一度だけ戦っただけなのでせいぜい2です
【器用C】【敏捷B】【筋力D】【生命S】【知力A】【精神A】
草らしく素早さに長けるもなにせ猫なので手先は不器用、筋力も小さいので大きさ相応
特殊な術の類を得意としている為、魔術(妖術)は強烈かつリソースも豊富
じつはしぶとさが一番高く、滅多なことでは死なない(※妖怪だから実質すでに幽霊も同然)
【人物解説】
この物語の主人公その1。自称、大妖怪を名乗る付喪神。
五年前の【魔震災害】によってこの世界からみて異界にあたるどこかから流れ着いた。
ドSの俺様キャラを標榜するもうまくいかず、気づけば受けにまわりがち。
性別は自意識としては♀寄り。
そもそも生物ではない為、異性・同性の概念はなんとなく真似ているだけでよくわかっていない。
サヴァに対して様々な要因から心惹かれているが内心は複雑である。
『運気』というオーラの形で他者の吉兆を見極めることができる。
さらに運気を奪い、与えることもできる。
しかしサヴァの不運、不幸はどうにかできてないし実力のほどは不明瞭である。
腹の中に盗んだ金貨、銀貨を蓄える。
最初にサヴァに貸し与えた金貨10枚、喰らい損ねて盗めなかった金貨が数枚ある。
判明している総枚数は金貨にして50枚前後、約150万ウールである。
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◆『サヴァ=バッティーラ』
※AIツールにて作成した参考イラストです 正確な外見設定通りではなく参考程度のイメージでおねがいします
【クラス:無職/神官】現在の職業は無職の一般人。適職診断結果は神官、ただし信心は薄い。
【ランク:なし】一度も冒険に出たことがない為、ランクなし
【年 齢:15】この世界における成人年齢である
【種 族:人間】この世界における【友好種】の最大頒布種族、人間である
【レベル:1】 まず冒険したことがない
【器用C】【敏捷E】【筋力E】【生命E】【知力A】【精神B】
あくまで冒険者として評価した場合のパラメーターは知力一点型となる。
知力を活かした行動に長け、学識もあるが、魔法の才能はないので戦いには役立たない。
とりわけ運動神経と体力が物悲しいほど低く、モンスターに遭遇する前に歩くだけでバテる。
【人物解説】
この物語の主人公その2。冒険者ギルドの新規開業を目指す未来のギルドマスター。
清楚可憐。銀髪に白い肌、華奢な体躯とプレーンなビジュアルで美少女なのに地味。
失われた過去の思い出に起因する夢への目的意識が強すぎるところがある。
得意分野では饒舌になり、それ以外では慎重に考えてから発言する処世術で生きている。
学問や事務仕事、商業などスキルが剣と魔法のファンタジー世界より現代向きの人。
〆曰く、死相が視えるほどの不幸、不運体質があるらしい。
百合的観点でみた場合、なぜか攻めっぽいところがある。
自分をコピーしたルックスの〆人間態に見惚れてしまったりするあたり色々と素質はある。
現時点での判明している来歴は以下の通り。
【五歳:はじめて冒険者ギルドの酒場でおてつだいをする】
【十歳:冒険者ギルドにて被災、両親と財産、憧れの人を失う】
【十五歳:教育機関を好成績で卒業、起業のために奔走する】
劇中では割愛されているが、十歳から十五歳の間にはそれなりに苦労があった。
しかし路頭に迷うことなく高等教育を受けているのでまだ恵まれている方である。
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◆『タタミン=イグサーノ』
※AIツールにて作成した参考イラストです 正確な外見設定通りではなく参考程度のイメージでおねがいします
【クラス:薬草師】後衛の回復・支援職。ポーションやハーブのスペシャリスト。
【ランク:準一級】一流といっても過言ではない冒険者である。
【年 齢:10~12】外見はロリ属性。
【種 族:不 明】まだ劇中では明かされていない。
【レベル:9】 達人の域。冒険者としての経験豊富さはそこかしこに見てとれる。
【器用S】【敏捷C】【筋力C】【生命C】【知力S】【精神A】
卓越した技量と知識を併せ持つ、歴戦の薬草師に相応しい高ステータス評価を誇る。
A面時点では総合的にみて最優秀。回復、補助だけでなくシャベルで殴ってもくる。
冒険者としてみるとサヴァの完全上位互換というエグさ。
正面切っての戦いは不向きなれど、サポート役としては完璧に近い。
【人物解説】
冒険者その1。植物や薬品の専門家で、かわいい動物も大好きな少女。
準一級冒険者というランクづけを得るまでにはかなりの大冒険があったことだろう。
普段は自宅の家庭菜園を世話しているが、高価な薬品を原料確保から製造まで可能である。
もはや金のなる木を育てている状態に近い。
一人暮らしというわけではなくて、家族の他、使用人も雇っている。
ふらっと薬草を漁りに森に入れば、金貨一枚分を稼いでくる。劇中屈指の幸運の持ち主。
エキセントリックな言動が目立つものの、冒険の最中は冷静でリーダーシップを発揮する。
動物が大好きなのに飼っていないのは植物の世話の都合と、仕事が手につかなくなるから。
獣人系の冒険者に対しては“手が早い”のですぐに逃げられがち。
〆としては過剰なスキンシップ、いや、ケモセクハラに難儀している。
有能さや人格の良さは認めるが、満ち足りた暮らしぶりのタタミンでは〆は物足りない様子。
サヴァに対しては「お姉さん」と呼んで親密に接してくれる、良き協力者である。
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◆『アイゼンリーベ』
※AIツールにて作成した参考イラストです 正確な外見設定通りではなく参考程度のイメージでおねがいします
【クラス:重装士】前衛の戦士職の一種。重装甲の鎧と強靭な武器によって攻防の要となる。
【ランク:準三級】ピッカピカの一年生である。
【年 齢:19歳】 男装の麗人。女性陣では一番のお姉さんにみえる。
【種 族:人 間】この世界における【友好種】の最大頒布種族、人間である。
【レベル:4】 講習所の三ヶ月訓練コースを経た結果、最初から一定の経験を備えます。
【器用B】【敏捷C】【筋力A】【生命A】【知力C】【精神D】
白兵戦を求められる戦士職としては申し分なく必要な素質を備える、天才肌です。。
筋力と体力は人間としては高水準にあり、薙刀だけではなく打撃も十分な威力を発揮します。
反面、魔法や特殊な戦術はまだ心得がなく、対応力には難があります。
【人物解説】
冒険者その2。謎多きアーマー系男装麗人。
たった三ヶ月の冒険者訓練のみを元に、やたら自信たっぷりの大型新人。
とはいえ、これには理由がある。
冒険者講習所の訓練は三ヶ月と短いが、教官は総じて引退した高位の冒険者であったりする。
そのお墨付きを得るだけの訓練を短期に徹底して行い、ちゃんと合格しているので我流の駆け出し冒険者(レベル2から3とする)よりは事前の教育が行き届いている分、即戦力なのだ。
また高品質な装備を身に着けていることも強さの秘訣である。
「未熟な新人」に「弱い装備」では死傷率が高くなるのは当たり前のこと。
「未熟な新人」だからこそ「強い装備」であれ、というのが昨今のグリズリアでの風潮である。
ただし、そうした多大な初期投資を惜しげもなくできるのは裕福な層のみ。
十分な教育、強固な装備を得られぬまま、大金を稼ぐために冒険に挑む若者も少なくない。
まだ素性の知れないアイゼンリーベは果たしていかなる人物なのだろうか。
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◆『ベルクマン』
【クラス:拳闘士】前衛の戦士職の一種。格闘を主体として軽装で俊敏に立ち回る。
【ランク:第二級】ベテラン冒険者であり一目置かれ、尊敬される程度のランク
【年 齢:30+α】 おっさん扱いするには酷な見た目だが、子連れと狼面のせいで……
【種 族:人狼族】この世界における【友好種】では多様で馴染みのある獣人系の一種
【レベル:7】 数々の冒険を経て、十分な経験を積んでいる
【器用C】【敏捷A】【筋力S】【生命B】【知力D】【精神D】
パワーとスピードを兼ね揃えて、フィジカル面は文句なしの前衛タイプ。
人狼族の拳闘士は定番の組み合わせで種族とクラスを告げるだけでも重宝がられる。
ただし魔術の行使と対処は不得手という点も他の同族とおんなじ。
高いポテンシャルでも伸び悩んでいるのは実力より労働環境に問題あり。
【人物解説】
冒険者その3。常識人の子連れ狼オッサン。
五年前の魔震災害当時、偶然から愛娘ルーシアを拾い育てて今日に至る。
そのため危険度の高い冒険を避け、なるべく短期で安定して稼げるものを選んでいる。
愛娘を預けられる知人親戚は繊月森にしかいないので仕事が少ないカナサ村を拠点とする。
冒険者には命知らずより、ベルクマンのような堅実な冒険者が意外にも多い。
若くて無理の利くうちに大金を稼ぎ、体力の衰えや負傷、あるいは結婚などを機会に引退する。
三十代の冒険者は現役か、引退かを迫られることが多い。
そうした“守りに入った”冒険者のひとりがベルクマンである。
頼もしくも悩み多き狼男、ベルクマン。
子煩悩ゆえに百合には挟まらないタイプなので安心してほしい。
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◆『オリーブ』
【クラス:草】いわゆる忍者。情報収集や隠密活動、工作を得意とします。
【ランク:準二級】ベテラン冒険者。このランクは一人前とみなされる程度
【年 齢:20代】 年齢不詳の青年男性。
【種 族:不明】 表向きは人間ということになっている
【レベル:6】 能ある鷹は爪を隠す。かはさておき、表向きの評価はこれくらい
【器用B】【敏捷B】【筋力B】【生命B】【知力B】【精神B】
“骨数え”として活動するオリーブは目立った劇的な活躍が記録にない。
突出した素質を見せることもなく、しかし目立った欠点も見せない。
単身での行動が多いこともあって、評価しがたい男である。
【人物解説】
グリズリアの骨数え。治安維持を主軸として情報収集や巡回などを請け負っている。
【市立レオハンズ冒険院】の専属冒険者であり、市長直々の命令で暗躍することが多い。
黒いコートに黒い革靴、枯れ木のような腕に狐面、不気味な雰囲気を纏っている。
その正体は、〆と同じ異界出身の【異界種】であり妖怪である。
じゃあ何の妖怪なの? といったらそれは不明。
市長とは一体どういう関係なの? ということもまた不明。
敵か味方かはっきりしないものの、〆のことを後輩扱いしてくる。
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◆『クオラ』
【クラス:盗賊/射手】
【ランク:な し】エルフは【敵対種】であり冒険者登録はなされていない。
【年 齢:10代】 エルフは長命で外見年齢から判別は困難。
【種 族:エルフ】この世界における【敵対種】で希少種として知られている。
【レベル:5】 一端の経験があり、駆け出し冒険者では対処は困難。
【器用B】【敏捷A】【筋力D】【生命C】【知力B】【精神B】
エルフは素早さと魔術に長けており、クオラもその種族素質に準じる。
反面、腕力や体力には不安があり、特にクオラは白兵戦向きとは言いづらい。
弓や短剣は毒や魔法による強化が施されている為、その膂力の不足を補っている。
【人物解説】
希少な敵対種である【エルフ】の娘。現在はタタミンが身柄を預かっている。
〆の妖術による被害者第一号である。
クオラ当人の人となりは現時点ではわからないので盗賊エルフについて記述する。
この世界における【敵対種】の定義は主に人間との対立関係の有無にある。
グリズリア周辺においてはこの地に入植してきた人間、それを受け入れた獣人に対して、エルフは敵対することを選び、そして繊月森を追い出される形となった。
善悪をいえば、侵略側の立場であった【友好種】を悪だと断じるエルフの言い分にも一理はある。
そういった背景事情もあって、【友好種】を襲っていた盗賊エルフの一団。
言うなれば彼らは【敵対種側の冒険者】といえる立ち位置であったと推察される。