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6話前編 双子であると言うことは……

休日、クラスの女子数名でショッピングモールに行く事になった。

そしてショッピングモールの入口にて待ち合わせしている。

私も魔法女王としてバレないように、この前みたいに魔力が漏れ出ていないか確認し、普通の女の子に変装して、待ち合わせ場所に向かった、

そして翼にも注意をさせる為、前日に私の家に、泊まらせて、事前に変装させた。

私が変装しても、大人気アイドルである翼のせいでバレる可能性が十二分にあるからである。

そうして2人で待ち合わせの場所へと向かうと、時田さんともう1人、幼い見た目の女子が居た。


「あ、時田さん早いね、そしてえーっと……」


時田(ときた)若奈(わかな)です……よろしくお願いします。」


この前は参加するとだけ言って軽く会釈だけして

スタタタタと逃げて行くように離れて行ったので名前を聞きそびれていたけど、時田若奈ちゃんかぁ………これは2人とも名前で呼ばないと分かりずらいね。


「まさか……ね」


その一言だけ口に出ていた、そしてそれを聞いていた知子ちゃんがそれに対し、


「多分そのまさか出会ってると思うわよ、

こっちは双子の妹の若奈、まさか私もクラスに双子が2人もいるなんて思わなかった。」


「え〜?そ〜なんだぁ」


知子ちゃんの返答に翼が軽く返している。


「確かにクラスに2組も双子が居るなんてビックリだね」


そんな会話をしていると陽狐ちゃんが来た。


「みんな早いのぉ、言い出しっぺとしてはちょっと申し訳なくなってしまう」


そう言う事思ってくれる所やっさしい!!


そして能取さんやミミちゃん達も次々到着し、

皆揃った所でショッピングモールへと入って行く。


まずは服屋で服を見るらしい、私は余り服には拘りとかはない為、着やすいと思った物だけを着ていた。

なので、こう言うお店に入った事は無い。

そして、とある人物が真っ先に入って行き、

私達が入る前に買い物を済ませていた。

その人物とは翼だ!!


「えーっと、これをお姉ちゃんに、これは陽狐ちゃんに、はいっ、はいっ、はいっ、これ皆にあげる」

そうして私を含め皆に買ってきた物を渡すと、

笑顔でこちらを見つめてくる。


「え?これ貰っていいの?皆?」


知子ちゃんがそう聞くと頷きながらもちろん!と

言って親指をたてて手をグーっとする。

肝心の袋の中なのだが、

芸能人だけあって服選びのセンスなどは良かった。

なので、他の皆が出るまでも無く似合う物を即座に選んで渡していた、しかも自腹で、皆は欲しい物や、自分に似合いそうな物で、満足気だった。

しかもお金まで払って貰っているのだから

何も言えるはずもないのだが、普通のショッピングするまでも無く終わっていたのだから、かなり引いていた。

翼がどれだけ稼いでいるか分からないが、

この感じからして、大分稼いでいるな?

そして私に渡してきた物を見るとスカートだった。


「ねぇ磨琴ちゃんは何入ってた?」


福袋の中身を聞く様な感覚でミミちゃんが聞いてきた。


「スカート……なんだけど、あんまり履いたことない、あんまり服に拘った事無いから。」


「えー?かわいいのに勿体ない、そうだ!ここに皆で入って、買って貰った服に着替えていこう」


そのミミちゃんの言葉にみんなは賛成した。

でも、気乗りはあまりしない、

人生初のスカートで不安になって来た。

そうして店に入り皆着替えて行き、最後に私の番。

「んーと、ここをこうしてっと、これでOKかな?なんかよく初めてスカート履く人がスースーするって言うけどなんか少し分かる」


そんな独り言を呟きながら、着替え終わり、出て行く。

そうすると何故かすごい歓声が湧き上がる。


「こうして見ると翼ちゃんとそっくりで、凄くかわいい!!」


「うん!!でも、翼ちゃんはかわいいの方が強いけど、磨琴ちゃんは綺麗とかわいいの両立って感じで凄くいい」


「当然じゃろ?磨琴様なのじゃからな?

でも凄く似合っていますのぅ」


「良いと…思う。」


「お姉ちゃんやっぱ似合うねー」


え?私と翼が似てる?そんな事考えた事無かったけどそうなのかな?翼は確かに可愛いけども、何これ、新手のいじめなの?恥ずかしくなってきた…………

磨琴は顔を真っ赤にしながら手で顔を覆う。

そしてクラスの皆だけじゃなく通り過ぎる人にまで注目を浴びている、翼は来てきた服のまま出し、私も魔力を控えてるから問題ないはずなのに………


「あれ?天宮翼ちゃんじゃない?」


「お!確かに翼ちゃんだ」


と通りかかる男性達が集まってきた。


「えーと、私はですねぇ………天宮翼では無くて…ですね?」


そう言って人違いだと言う事を説明しているのだが、中々納得してくれない、そしてあれがやってきたのだ。


「え〜?そっちは私じゃなくてお姉ちゃんだよ?

翼こっち〜!」


またしても翼と言う名の自然災害(恐らく台風)が始まった。

その言葉を聞き男性達が翼の方を見る。


「えっ?翼ちゃんが2人ぃー?」」


「だ〜か〜らぁそっちは、ふ・た・ご・の・お姉ちゃん〜」


「えーーーっ?翼って双子だったの?」


そんな台風(つばさ)に対し、男性達は当然驚く。

「そだよ〜、ところでお兄さん達サイン居る?」


「え?、あ、うん。

あっありがとうございます、翼ちゃん」


軽くパニック状態の男性達はサインを貰い満足そうに跡を去って行った。


「え?私ってそんなに翼に似てる?」


「見比べると違うけど、磨琴ちゃんの事知らなかったら翼ちゃんだと思う人多いと思うわよ?

私達なんて見た目が真逆だから似てても、同一人物だと思われた事無いからね」


「そ、そうなんだ」


「う、うん。えーとね?私とお姉ちゃんは親子に間違われた事もあるよ?」


若奈ちゃんがそんな事を言い放った。

そしてその言葉に皆我慢できず吹き出してしまう。


「そっ!そんな事より次!次の場所へ行きましょー?」


恥ずかしい話題はやめてと言う反応で無理やり、この話を知子ちゃんは終わらせた。

そろそろ12時なるのか、あっという間だ。

次は時間的にお昼ご飯かな?

いつも投稿して見直して見ると、必ず誤字があり、1番酷かったものでなになにをの『を』の部分が変換ミスでヲタクになってたのは見ててめちゃくちゃ焦りました。(笑)

あれは黒歴史レベルのミスですね、投稿後直ぐに見つけたお陰で誰にも読まれる前(?)に直せましたが(汗)

そして今後は数日に1回の投稿にさせて頂きます。


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― 新着の感想 ―
[気になる点]  自国政府は、魔法女王を知っているのか? [一言]  すぐに、事件に巻き込まれそう。姉妹でそんなに似ているだったら、服装や髪型を変えると、間違わんと思うが。
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