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-Prologue-
実は読み返してみて主人公の名前が出ていない事に気付きましたが、そのままいきます。
ゴールデンウィークが終わって早2週間が経過し、夏に向け気温も上がっていき比較的過ごしやすい気候となった5月下旬、目の前にはクラスの、いや学校のアイドルと言ってもいいだろう斉藤麻美がショーツだけというほぼ生まれたままの姿で目の前に立っている。
そして自分はパステルピンクのトレーナーに青の膝丈のプリーツスカートという、男としてはおかしい格好となっている。しかも今着ている服は目の前の、麻美さんの中学時代の私服だったりする。
そして自分は女装した状況で理性では駄目だと思いつつもゆっくり麻美さんに手を伸ばし、掌では包めない程豊満な胸に触れる。掌からはうっすらと麻美さんの体温と、肌理の細かい肌触りを感じる事ができる。心地よい感触をいつまでも触れていたいと思う反面、バレたら大変な事になるという思いもある。なぜこのような状況になったのか、それは10分前に遡る。
次回は30日更新です。