012高校入学
僕たち6人はこの街にあるれいこの父親が理事長をやっている、鷹御台
(たかみだい)高校に入学することになった。
俺はゆめと一緒に話しながら登校した。
「イッキくん、とうとう高校生…だね」
「あぁ、そうだな」
どこか落ち着かないような感じだっ
た。
「ゆめ高校で楽しみなこととかあるのか?」
「んん、ま…まだわかんないかなぁ」
「そうか、俺はたのしみなことあるな。」
「い…イッキくん。なんか話し方変わった?」
「そうか?」
そうやって話しているうちに、校門の前に来た。
少し間を置いてから門を潜ろうとしたのだが後ろから声がしてきた。
「ちょっと、あなた達見えなかったのですか?? とゆうか、ひどくないですか? おはようって言ましたのにぃ!」
「え…えぇぇ」
よくわからない人に声をかけられゆめが戸惑っていた。
「ま…まて、あなた様はどちらさまですか?」(あれ? どこかで見たことあるような……)
「あ! れいこか! 随分とかわったな!」
「そ…そんなに変わりましたか?」
「あぁ、だいぶな。こんな短期間でそこまで変わるかよ!」
笑いながら楽しく話していると、もう一人現れた。
「おぉ、楽しそうにやってるねぇ。」
「誰だお前…」
「え…忘れたちゃったの?」
「だって、天の声がお前の過去語ってなかったから、忘れてた。
ごめんな。元気出せよ!影薄いってことぐらい分かってるから」
「そんな…ひどい。確かに僕の過去はなんっにも面白くないよ。ただ、うちの母さんが事故って死んだ。だけだよ!しかも、僕の出会ったシシャは、最低クラスの虫型のシシャだけど。って!わかってるじゃん!」
「わ、悪かったってセカイ」
そう、セカイの物語は話されていなかったのだ。
「おはよ、みんな。楽しそうにやってんな。」
「お、はやと!久しぶり。じゃあみんなそろっったってことで行きますか!」
「「「「おおー!」」」」
そして入学式、
「えぇ、この度は・・・・」
「へぇ、あれが成績1位だった人か。なぁ、イッキ?」
セカイがそう聞いてきた。
「きっとな。俺には分かる。あいつから俺らと同じような感覚がある。」
「確かに言われてみればな。」
はやとも同じ感覚があったらしい
「あいつはなんなんだ後で聞いてみよう。」
俺がそう言うと、気がつけば入学式も終わっていた。
放課後、俺たちは、神位つまりあの1位の座っている席に行った。
「なぁ、神位。お前…」
「なんだ君達、僕に関わらないでくれないか?」
「ひとつだけ聞きたいことがある。お前も気づいてるだろうけど、その力はなんだ。俺たちは見えてる」
「なんで分かるんだ!」
「お前と似たような力を持っているからだ。」
「そうか、はは、あはははは!俺と同じ力を使える奴がこんなにいるなんてな!」
「何が面白い!」
「面白い?違うな。嬉しいんだ。みんな持っているのか?」
「あぁ、そうだ。俺たちの仲間にならないか?世界を救う為に。」
「少し考えさせてくれ。いつか返事は返すよ。あと、俺の力は悪魔の力だ。」
「そうか、いい返事をまってるよ」
あいつの名は神位まもる俺たちと同じ力を持つ者。
時間が空いてからの投稿でしたが読んでくれてありがとうございました。
次回も時間が空くと思いますが待っていただけると嬉しいです。
あと、文章の書き方が変わっているかもしれませんが、あまり気にしないでいただけるとありがたいです