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世にも危険な世界情勢…。

この次から本編です。まったり進めるつもりなのでよろしくお願いします。

 …な~んて事は、数百年も昔のことで、そう言えばそんな事だったっけ程度の歴史に過ぎない。今の時代は魔族なんかよりもむしろ、各国の小競り合いや、各地の種族間における紛争の方が問題で、むしろ、魔族の支配地域「魔族領」の方が、完全な力関係による実力社会なので安定してたりする。魔族自体も成熟し、わざわざ自分たちが手を出さずとも勝手に滅んでしまうだろうという考えが蔓延していて、いちいち行動に写すのは、ごく一部の過激派や、下っ端のチンピラ魔族、あとは知性のない魔獣クラスぐらいだろう。その上、各魔族長が統制を図っているので余程のことでない限り人類種と魔族の大きな争い事は起きていない。


 それよりも人類種、特にヒューマンの方が厄介ことが多い。基本的に能力が特化してはいない代わりに、ほぼ何んでもこなせる器用貧乏なところが世界において生き残るのに役立ち、世界全体で1番の人口割合を誇るものとなった。そのせいか自分たちが世界の頂点と勘違いし他種族との諍いを起こす者が現れ始めた。盗賊・山賊・海賊は勿論の事、国自体が独裁者によって戦争を起こすなど珍しくもない話です。これでは「世界大戦」の時のように明確な対立軸が存在しないので「書」も手出ししようになく(手を出すつもりもなさそう)世の中に問題が山積し始めたんですが。日々の生活に追われている僕には正直ピンとこない話で、周りも結構平和に暮らしてたりする・・・。

       「読書感想文…世界大戦記を読んで」著者 ニール・I・ファグナー 


『さて、やっと、読書感想文が出来上がったぞ。そろそろ寝なきゃないけないな。明日も早いからなぁ~。』「ふはぁ~あぁ~。」と欠伸を一つかいて、『眠い。さっさとベットに入ろっと。』いそいそと机を片付けた後、寝床につくニール少年13歳でした。

気づきました?一応ニール君はアボルトの直径の子孫ですが、正直物語とは直接関係しませんし、彼自身もその事は知りません。通常は彼の日記がメインとなります。

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