１１話
妄想がが色々でてくるが文章にできない
あれから１週間たった。
とうやらこの階層にはゴブリンしかいないようで多くて３匹くらいしか１度に戦うことがない。なので俺、五十嵐さん、赤穂さんはそれぞれ手分けして迷宮を探索をしている。
といっても２日行って１日休まないと身が持たないのでなかなか進まないが。昨日ようやくこの階層の探索が終わり。
上下共に１つずつ階段があるのを発見した。
とりあえず満場一致で地上を目指したいということとなり、この階層は地下にあると仮定して今日から上に行く階段を上り探索を開始することになっている。
そうそうあのゴブリンが持っていた槍は五十嵐が使っている、軽いのにアバターの力にも耐える程丈夫なのがわかったからだ。
赤穂さんは薙刀を使い（薙刀の有段者）で金剛力という怪力と肉体強度を同時に上げるスキルを持っており、それを使えば１０秒だけアバターを凌駕する戦闘力を有している。
実は迷宮探索するにあたって１番助かっているのは真央ちゃんだ。
彼女は『手当て』というスキルを魔の卵を食べた直後に芽生えており、効果は手で触れた対象に肉体、精神に癒やしの効果を働きかけるものであり、迷宮から帰ってきて疲れてる俺達をマッサージ（ロイドさんに教わったそうだ）を施してくれるおかげで次の日に疲れがほとんど残らない、それに毎日慣れない生活に耐えれているのは真央ちゃんのおかげといっても大袈裟ではないだろう。
さて今から上の階層を探索するんだが、問題がある、実は３人で行動するのは初めてで連携が取れないことが判明、原因は主に俺にある。
まず俺は２人の動きについていけない。
上の階層行くまでにゴブリンと５回ほど戦闘になったのだが、
俺が敵を察知する→２人が強襲→瞬殺。うん、一応投擲用ナイフを持って援護できるようにはしているんだが。何もすることがない、２人は俺が敵を察知してくれているから不意打ち受けることがなく逆に不意打ちできるから戦闘が楽だと言ってくれるんだが…。
３人で進めば早い物で２時間ほどで上に上がる階段に着いた。
俺達は顔を見合わせ頷くと階段を慎重に登って行くことにする、するとすぐに扉に行き着いたので、ゆっくり開けてみる。
すると最初この迷宮に裸でいた、円形状で中央に台座がある部屋に似た部屋が広がっていて、違いはこの部屋のほうが広く明るく台座の周りに魔法陣みたいな模様が描かれていること、あと奥に扉が１つ見えることだ。
俺はとりあえずその台座に触れてみたが何も起こらない。
その後も押したり叩いてみたが何も起こらないので、俺達は(?_?)顔しながら放置することにする。
そして俺達は奥にある扉を開けてみることする。
これが波乱の幕開けだとも知らずに。
読んでくれた方ありがとう
