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世界変異  作者: けんけん
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1話

突然だが世界は変わるらしい。

それはある日のこと、俺が仕事の休日にのんびりテレビを見ていたら、いきなり目に映る全てのものが灰色に見え。1匹のリザートマンが現れた。

俺はゲームのしすぎで頭がおかしくなったのかと思って1度目を閉じ開けてみたが、やっぱりそこには緑の鱗に覆われ、今まで見たこともない宝石や金属で作られた、指輪やネックレスをしているリザートマンがいた。

彼(声が男らしかったのでおそらくオス)

「この地球は1時間後、魔界から流れてくる魔力によって死滅しまっせ。なんせこの地球に耐性がある生物がいまへんからな!!でも安心しろ、わて等魔界商人達がこの地球を救う手助けをしたる、もちろん条件がありますがな、さて今からいくつか条件言いますけど最後の条件は1時間後記憶に残りまへんから覚えてても仕方ないので聞き逃してもらってもかまいまへん。

さてその条件なんやけど、1時間後地球上全ての人間はわて等が作ったゲームに参加してもらいますわ、そこで魔力の耐性を身につけてもらい、魔法の使い方なんかをゲームをしながら学んでもらおうってわけや。しかも魔界の住人もそのゲームに参加しはるわ、そしたらお互い楽しめて交流もできる1石2丁ってわけや。いい案やろ?ちなみに真剣にやらな向こうでの死は本当に死ぬので頑張りや。

さて最後の条件やけど、さすがに全ての魔界の住人はゲームに参加できまへんので、そういう人や人間のこと知ってもらうためにあんさん等、人間を報道しようってわけや。対象は全ての人類でっせ、魔界の住人達が好きな時に見たい条件に合う人物を好きなだけ見れるってわけや。だからあんさん等にはプライバシーってやつは無しやな、寝てるときも、お風呂に入ってる時も恋人と一緒にいるときも誰かに見られてるかも知れまへんあ。もちろんあんさん等に拒否なんてできまへんけどな。さて1時間後のゲーム開始までに、腹ごしらえをすることをおすすめしますわ。ああ、言い忘れましたがゲームには何も持っていけまへんのであしからず。ほな1時間後に。」

そう言うとそのリザートマンおそらく商人は消えて、視界も元に戻った。

俺は一瞬茫然とし、頭がおかしくなったと思ったが。あまりにもリアルだったのと面白半分で、忠告通りに、腹ごしらえをし(やはり人生最後に食べるのカレー)、いつもより多めに水分を取り、髭をそって顔を洗い1時間が経過するのを待つことにした。

これが俺が覚えてる最後の記憶だだった。

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