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転生ゲームその3

たびたびこんにちわ。

ピエロです。

お馬さんが撃ち殺されて直後。また、選択をしてもらうよ。

ちょっと厄介な全員参加のミッション、スタート!

真っ白な世界に腹黒なピエロが現れた。

涙が出て止まらない俺。

握ってくれてる手が強くて寂しくて

どうしたらいいか・・・。

ピエロが残念そうに

「あの3人全員撃ち殺される筈だったんだよ

徴用反対して馬が暴れたから。」

そのままそっと近づいて来た。

不機嫌な様子を隠さずに俺の耳元で

「随分いい感じだねえ」と低い声、

全身が凍り付いたのを感じる。

彼女も慌てて手を離した。


「じゃ次、今度は全員参加のミッションだよー」

「ここは小松帯刀さんって人のお屋敷

パラパラと開いたメモを読み出した。

「ある交渉が決裂した直後。

当事者の付き人が君達って訳・・・ん、」

バひょーー-って

ピエロが叫んで目と鼻と口が飛び出した。

アニメかよっ、てツッコミ入れられるくらい。

目玉が収まった所でまじまじと蟻を眺めてニンマリ。

「後はお姫様に任せよぅ。実家の近くの英雄小松帯刀のことくらい知ってるでしょう!」


・・・

「やめんかっ!」

大きな声で呼ばれた俺は小太刀を握って切り掛かっていた。

わーーーーって

甲高い叫び声が頭の中に響く。

”ダメーっ、わ、わたし私、切り掛かってる相手私だから止まってーー”

あの子の顔に俺は小太刀を向けていたのだ。

とにかく小太刀を下ろす。彼女にも俺の顔が見えているみたいだ。

この屋敷の関係者なのだろうか。地味な小袖を着ている。

やめんかと叫んだ男には教科書で見覚えがある。

桂小五郎。

そんな事より右でうなだれてる男の方が、やばかった。

さ、坂本龍馬だよ。コレ。

彼女も気付いてあわわわーっ心の中で叫んでた。

僕も居るんたけど。

動揺してる俺達がランドセルを背負った袴の武士に気付くのはもう少し時間が経ってからだ。

”みんな聞こえる?”

その気になった女子高生の声

”うん。”

”あ、はい。”

”俺も聞こえる。”

と俺たちの返事。思っただけで会話が出来てる。

なんかあの映画のBGMが頭の中をよぎる。ミッションスタートっと。

”で今誰の側にいるのかな?

あたしだけ隣の洋室にいるみたい。

さっきのやめんかは誰?”

”桂小五郎、坂本龍馬も居るぞ。”

と答えた。

”誰も怪我してないよね。

やっぱりここ薩長同盟の交渉の現場だよ。”

これお姫様絶対ドヤ顔してる。

実は歴女と言う事でカンが当たってたのがよっぽど嬉しかったらしい。


とりあえず俺は急いで刀を鞘にドタバタしながら戻す。

そしてさっさと後ろに下がる。

「よか。」

と大きな体の男がひとこと。

彼女この人庇って飛び出したんだ。

って誰?

と考えていたら

”多分その人が西郷隆盛。イメージと違うと思うけど。”

後で西郷どんの有名な銅像とか肖像画みたいなヤツは、

後世の人が想像で作ったもので、

当の本人は写真嫌いで素顔がはっきりとは分かんないらしい。と、満面のドヤ顔付きで説明された。

ランドセルは当然のことながら他の人には見えてないと思うんだけど、

坂本竜馬がそっちをじろじろ見ながら何か言いたそうだった。

頭をボリボリ搔きながら

「落ち着くぜよ。ここでいがみ合っても喜ぶのはお江戸のお偉いがただけぜよ。」

とやっとひとこと。

「しかし・・・・」

桂がぽつりとひとこと。

西郷さんはため息と共に腕を組みなおした。


”で、お姫様的には何か打開策はないの?”

”んー---っ。とりあえずあんた謝ったら?”

俺かいっ!

すっかり突っ込み役になってるが、

”どうやって?”

”そんなの知らないわよっ、切りかかってるんだし、謝るべき”

この会話はほかの二人にも筒抜けな訳で

”あの、切りかかってごめんなさい。でもこれでは私たちはうんたらかんたらとかお茶を濁すとか・・・。無理かな”

と小学生の浅知恵。

えーいもうどうにでもなれ!

「申し訳ありません。ですが長州はこのままでは・・このままでは・・・」

と思わず叫んでしまった。そしてひたすら土下座。

ホントにうんたらかんたら・・・エージェント失格にもほどがある。

「私にも怪我がなかったことですし・・・」

と彼女もフォローを入れてくれた。

”さて、じゃあさっき話した作戦やるよ!”

いや、あんた隣の部屋にいるからいいけどさぁ。

修羅場なんだけど。


実は実家の近くが小松帯刀の生家というのは本当のことなんです。

伯父さんのことですが・・・。

最初はピエロの残酷さを出すためにJK出したんですが

いつの間にやら親戚になってしまった。というびっくりキャラの誕生の瞬間でした。

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