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007 三度目の正直

 草原をぴょんぴょんしながらウサギを潰して回ってたけど、その中でとある発見がありましたわ。

 まず、正面から攻撃を仕掛けた場合は特効武器であったとしてもダメージが低い。落下致命は3万も出るのに、正面からの通常攻撃は200ぐらいしか出ない。あまりにも差がありすぎてバグなのかと思っちゃうほどでした。なぜこのような現象が起きているのかと分析したところ、攻撃を受ける時に身構える動作をするとガード効果があるようで、クリティカルが発生しない限りダメージは大きく抑えられてしまうみたい。逆にクリティカルが発生した場合は、通常のパンチであっても2000とか2200が出て、およそ10倍から11倍の威力まで増大しているみたい……。恐らくだけど、防御を無視したダメージが入っているか、内臓とかにまで響くような致命的ダメージになっているから威力が高くなった……こういうことだと思います。

 そうすると、獄ミノの胴体に槍をチクッとした時に55ダメージだったのに、頭部へクリティカルが入った時は1万ダメージだったのも納得がいく。スタンや失神が発生したってことは、脳にダメージが入ったってことだったんだと思う。それも含めての1万ダメージ、ということだったのかなーと。


 つまり、相手の弱点となる部位に直撃させた場合、追加で内臓へのダメージもカウントされているということ!


 当然だけど、内臓に響くほど上手く決まった時に限る。ただ頭を殴ったからスタンが発生するわけじゃなくて、顎に打ち上げ攻撃が炸裂したとか、鋭いパンチがこめかみに当たったとか……そういう時に、脳へダメージが入る!! ダメージを伸ばしたいなら何も考えずに殴っちゃダメで、相手の弱点へクリーンヒットさせる必要があるのよ!!


「んっ!! おっ!? お、あれ……かな?」


 おおっと、考え事をしながら西へ西へと進んでいたら見えてきたわ……あれが死都ルナリエット……に、続いている大橋!!

 そう、さっきこっそりワールドマップ――結構雑なマップだったから詳細まではわからなかった――を見て気がついたんだけど、死都ルナリエットに行くためには【大地の古傷】っていう裂け目を越えなきゃいけないみたいなのよね。まるでターラッシュ側とルナリエット側を分断するかのように地面が裂けてるみたいで、どれだけ回り道をしても避けては通れない裂け目なのよ。避けては通れない裂け目、なんだか語感が良いわね。

 話を戻して、この大地の古傷を通るための大橋がかけられているみたいで、ここを通らないとルナリエットへ行くことは出来ないんだけど~……。な~んか、検問っていうか? 関所みたいなのがあるように見えるんですけど~……。これって、通行手形とかが必要だったりするパターン? だとしたら前提となるクエストとかあるのかなぁ~? 面倒臭いなぁ~……。


「……よし、堂々として。顔パスですけど何か~? みたいな雰囲気で通ってみよう」


 それじゃ、堂々としてゴリ押ししようよ大作戦を実行しよう! これは相手がキョトーンとしているうちに通過することが可能となる上、コミュニケーションを取る必要すらない、大胆かつ完璧な作戦……。は~い皆さんお疲れ様~。私が通りますよ~通してくださ~い。


『止まれ』

「…………」

『紛らわしい服装だが、悪魔……ではないな。異界人か。そして冒険者レベルは50以下……だな』

『すまないが、この大橋の向こうは非常に危険な場所なんだ。君のような新米冒険者を通すわけにはいかない』

『まあ、そもそもレベル50以下の冒険者カードを持つ者は、橋の防衛魔法で弾かれるから通ることは出来ないがな』

『カードを持っていなくても通ることは出来ない。安全を考慮しての規則なんだ、理解して欲しい』


 むむむ、ターラッシュの門番なんかよりもずーっと強そうなオジサマ達……。こちらのレベルを見抜いてくるとは、なかなかやり手ですわね~……。あ、冒険者組合で発行したカードの情報がこの人達に筒抜けになってるのかな? 何かタブレットみたいなのを確認してるし、多分そうだね!


『ああ、大地の古傷を見学するだけなら構わないが、あまり近寄らないように』

『落ちたらその魂は地上へ戻ることが出来ないとされる、恐ろしい闇の世界が広がっているという。落下して死んでしまった異界人も居たが、君たちは近隣の街で蘇ること出来る……しかし、あまり褒められた行為とは言えない。間違えても、飛び込もうなどとは考えるなよ』

「…………あ、りがと、ございます、た」

『あ、ああ……』


 むう~……作戦は失敗でした。いやあ、近くで見ると凄い裂け目だわ~……。幅は、20メートルぐらいあるのかな? 底は全く見えないし、覗き込んでると体を引っ張られるような感覚に陥るわ。万が一にも落ちたりなんてしたら、どれだけの時間落ち続けることになるのかしら。想像もつかないわ……。


『……全く、ここに居ると生きている心地がしない』

『早く王都に戻りたいな……』

『ローレイに帰ったら、生命力を取り戻しに行くのはどうだ? ん?』

『おお、良いねえ。噂じゃ、異界人が作ったビールって酒がキンキンに冷えてて最高に美味いらしいぞ』

『そりゃあ早く帰りたいもんだ。交代は1週間後か……長いな……』


 ふ~ん……。ローレイって場所が王都って場所とイコールなのね? 異界人、つまるところプレイヤーがビールを開発してるぐらいの場所だから、よっぽど栄えている都市なんでしょうね。人の集まる場所は苦手だけど、観光がてら行ってみるのも悪くなさそうね。

 まあそれより、私は死都ルナリエットに行きたいんですけどね!! ヴェノムゴーレムと、ルナリエットのダンジョンが私を待っているのよ!!


「幅、ど、どのぐらい……」

『え、え!? ああ、幅……か? この大地の古傷の幅は20メートル前後とされているぞ』

『底を見て腰が抜けてしまった冒険者も居るが、君は大丈夫か?』

「は、い。あ、じゃましゅ……」

『ああ、他にも聞きたいことがあったら遠慮せず言ってくれ』

『…………俺は君のその服装について聞きたいがね』

『おい、失礼なことはよせ。ローレイの騎士の名を穢すな』

『失礼した。謝罪させて欲しい』

「あ、ひゃい……だ、じょぶ、でひゅ……」


 お互いに職務と関係ない会話はしているけど、他人に対してはしっかりと騎士モードで対応するのが決まりなのね。ローレイの騎士の名を穢すな、か~……。私も七瀬家の名を穢す出来損ないのポンコツ課金娘だ~……!! ゔぁあああ~……!!

 

『本当に大丈夫か……!? 顔が青くなっているが……』

『後から恐怖感が襲ってくる場合もある。少し、休んでいくと良い…………目の保養にもなる』

『ディッツ!! やめないか!!』

『ほ、本当に申し訳ない。この通りだ……ライノ、じ、実は俺の好みなんだ……』


 き、聞こえてますけど……。まあでも? ペルシアちゃんが最高だって言ってくれた服を好みだって言うなんて、なかなかセンスがあるじゃないの。そのセンスに免じて、ちょくちょく失礼な発言をしているのは聞かなかったことにしてあげるわ!! ふふ~ん……。


『【普通の両手斧】に変更、【下段振り下ろし】を発動――』

『ほら見ろ、怒っているじゃないか!!』

『すまない!! 本当にすまない!! 甘んじて一撃受け止めさせて貰う!!』

「あ、邪魔……素振り……」

『すまない!! そうか、ただの素振りか!! ライノ、怒っていないようだ!!』

『はぁ~……』


 ちょっとディッツさんとやら、急に素振りしてる前に入ってこないでよ。危うく脳天に斧を突き刺すところだったじゃない……。私はね、今から調べ物をしなくちゃいけないんだから。危ないんだから近寄らないでくれる?


『【下段振り下ろし】を発動、【ジャンプ】を発動――』

『おお!? す、凄いな、斧の柄を足場に跳んだぞ!?』

『並外れた身体能力だな』

『【普通の両手槍】に変更、【下段振り下ろし・空中】を発動、【ダッシュ】を発動、【中段突進】を発動、キャンセルしました』

『夢でも見ているのか!? 斧を手にしていたと思ったのに、槍に変わっているぞ!! 凄いな、こんな芸当初めて見たぞ!!』

『魔法の発現は感じられなかった。これは、異界人の異能というやつだろうか……』


 なんか実況してくれてありがとう……。そんなに難しくないから、興味があったら……あ、この人達はプレイヤーじゃないからこの動きは流石に無理があるか。それよりも、調べ物よ~……うーん、ダメかな~。


『凄い芸当だな!! なんというか、全く無駄のない無駄に洗練された無駄な動き、という感じだった!!』

『ディッツ、それじゃ全然褒めていないぞ……』


 この飛距離じゃ流石に、大地の古傷を飛び越えるのは無理そうだな~。15メートルぐらいしか跳んでないわ~……。残念賞すら貰えずに闇へと落ちていくでしょうね。これじゃダメ、もっと高度と飛距離を稼ぐ方法はないかな? あ、そういえば! さっき変なタイミングで間違えてねこちゃんの爪に切り替えた時、ダッシュの後に上段打ち上げ攻撃が発動可能だった瞬間があったんだよね。それを試してみようか!


「…………よしっ」

『【下段振り下ろし】を発動、【ジャンプ】を発動――』

『お、もう1回見せてくれるか。どうやってるんだ、興味がある!!』

『おいディッツ、程々にしろよ』

『【普通の両手槍】に変更、【下段振り下ろし・空中】を発動、【ねこちゃんの爪】に変更、【ダッシュ】を発動――』


 この後だ、変なタイミングで上段打ち上げが一瞬だけアクティブになるはず……。ここだ!!


『【上段打ち上げ】を発動――』

『は!? く、空中で更に跳び上がったぞ!? 今のは……!?』

『いや、魔法じゃない!!』

「ほっ!!」

『【普通の両手槍】に変更、【中段突進】を発動、キャンセルしました』


 今度はどう? 飛び上がるようなアッパーを空中で出してからの中段突進、さっきよりも高度が上がってるから飛距離が稼げているはず。今度は……18メートルぐらいか……。惜しい、もう少しで届きそうなのに……というか、上段打ち上げの挙動がかなりバグみたいな動作をしてたけど、本当に大丈夫かな? 空中で更に跳び上がるって、なんだか空中ジャンプみたいじゃない。


『す、凄いな……。新米の冒険者だと思っていたが、もしかして転生者だったのか?』

『詮索はよせ、踏み込み過ぎだ』

「てんせー……しゃ……?」

『ああ、君達異界人は、生まれ直して新しい人生を得ることが出来ると聞いたが……その様子だと、本当に初心者ってやつなのか』

「ふぅ~ん……」


 転生かぁ~……。ステータスのリセットとは違う話なのかな? あ、もしかして転生って、最初に選択する難易度を変更するためのシステムだったりして!! ハードモードの存在を知った人が転生してるみたいな、そういう話なのかな! うん、きっとそうだね! まあ私はインフェルノスタートだから、転生とか関係なさそうだけど!

 それより、後2メートルぐらい更に稼ぐ方法……ないかなぁ~。短剣のモーションは素早いだけで移動距離は短いし、両手武器だと拳武器のアッパーみたいに飛び上がりは出来なかったし、短剣のアッパーモーションはただ切り上げるだけだったから飛ばないだろうし……。う~ん……!!


 ――――あ、そうだ。


 閃いちゃった……。でも、この方法が使えるのは1回だけになりそう。そのためにはパーフェクトコミュニケーションが必要になるし、かなり難易度が高い……。私に、やれるかどうか……。いや、やってみよう!! お母様だって、やるならとことんやりなさいって言ってた!! とことんやってみよう!!


「ねえ、ディ……ッツ? さ、ん」

『おお……!? お、俺の名前を、覚えてくれたのかい!!』

「殴ら、せて」

『…………はい?』

「さっき、失礼な、ここ、こと、言った。一発、受け止めるって、いい、言った……」

『はい!? ええ!?』

『ぶっ! ははははは!! ディッツ、そういう展開かと期待してただろうに、殴らせてだと!! 笑えるぜこりゃあ!!』


 ダメかな、殴りたいんだけど。1回だけでいいから……。


「あの崖の、ぎ、ギリギリで、受け止め、て」

『あああ、あの崖のギリギリで!?』

『ディッツ!! そのお嬢さんのパワーぐらい、受け止められるよなぁ? なあ、お前を試そうってんだぜ、きっと!』

『そうなのかい!?』

「そう、かな……そう、かも……」


 殴らせてくれるの? 落ちたら危ないから、命綱はちゃんとしてね……? 詰め所みたいなところにあるロープで、大丈夫かな……。


『ディッツよ、お嬢さんが命綱を渡そうとしているみたいだぞ!』

『み、見くびってくれるなよ! 絶対受け止めてやる、そんなロープ必要ないぜ!!』

「え……」


 ええ、大丈夫かな……? 万が一にも当たりどころが悪くて落ちちゃったら、私達プレイヤーみたいに復活なんて出来ないんでしょ?


『銀翼のディッツ、漢を見せるぜ!!』

『万が一の時は、俺が魔法でなんとかしてやるよ。後で散々笑ってやるけどな!』

「じゃ、じゃあ……いきます……」


 ライノって人が魔法でなんとかするって、それなら大丈夫……かな? それじゃ、セットアップをして……。両手斧の振り下ろしの距離から逆算して、この位置から始めれば大丈夫だわ。よし……一発勝負!!


『【普通の両手斧】に変更、【下段振り下ろし】を発動、【ジャンプ】を発動、【普通の両手槍】に変更――』

『おい、まさか』

『か、かかってこーい!!』


 距離は、完璧。ディッツさんの頭上、ヨシ!! 盾を構えた、ガードしてる……いける!!


『ディッツ!! 弾き飛ばせ!!』

『え!?』

『【下段振り下ろし・空中】を発動、銀翼のディッツ(Lv.75)が【パーフェクトガード】を発動、完全に防御されました』

「はぁあああっ!!」

『やめろ!!』


 今更言われたって、もう止まらないわよ!! もう私の体は、大地の古傷に向かって飛び出しているもの!!


『【ねこちゃんの爪】に変更、【ダッシュ】を発動、【上段打ち上げ】を発動――』

『大気の精霊よ、我が声に応え……くそっ!! 遠すぎる!!』

『お、お、おおお!?』

『【普通の両手槍】に変更、【中段突進】を発動、キャンセルしました』

「はぁあああああーーっ!!」


 ディッツさんを踏み台にした分、更に飛距離が稼げるはず!! これで足りなかった2メートルを、届け……!! 届け、届くか、届いてよ!!


「ふ、あっ!? わ、ああああっ!? ぐんぬぬぬぬっ……!!」

『おお、俺を、踏み台にしたぁ!?』

『そうさ、踏み台にされたんだよお前は!! だけど、見ろ……ギリギリだが!! 崖に掴まってよじ登っている!!』

『す、凄え!! 届いちまったのかよぉおおー!!』


 ああ、危なかった~!! ギリギリ崖に掴まってよじ登れた~!! いやあ、届くもんだねぇ……名付けて、ディッツジャンプインパクト……。なんだか、格好いい名前になったわね……。


『連れ戻さないと!!』

『いや、待て!! ディッツ、俺達は……この橋を渡ろうとするやつを止めるのが任務だ』

『だから!?』

『あの子は、橋を渡っていない。それに、俺達も橋を通して居ない……』

『だからなんだってんだよ!? 連れ戻さないと……』

『橋への入場記録が残るんだよ!! いいか、今の俺達はまだ職務を全うしていることになっているし、命令違反もしていない扱いなんだ。その橋に踏み込むまではな!!』


 なんか、言い争ってる……? ご、ごめんなさい。でも、こうするしか橋を渡らずに渡る方法がなかったから……。


『それに、なんて報告するんだ? 新米冒険者が空中でジャンプしてダッシュして、滑空するように空を飛んでいきました、魔法も使わずにって言うのか?』

『それは、そう、あああああ~!! もう~!!』

『諦めろ。彼女が向こうに渡った時点で、俺達の負けだったんだ。俺達が問題を起こさない限り、彼女をどうにかすることは出来ない』

『くっそぉ~……!! 可愛い子だったのになぁ……はぁ~……』

『1週間後に帰って、冷たいビールを飲んで忘れろ……お~い!! よくもやってくれたな~!! せいぜい死なないように、気をつけろよ~!!』

『はぁ~……。元気でなぁ~!!』


 なんだろう、私に対して怒ってはいないみたい? 追いかけてもこないし……もしかしたら全力で追いかけてくるかもって身構えてたけど、あっさりと持ち場に戻っちゃった。


『あ、そう言えば名前!!』

『冒険者カードを検知した時に確認した。名前は、ウェーブだそうだ。ビッグな波に飲み込まれちまったな』

『上手いこと言った顔すんな!!』

『元はといえばお前が――――』

『何だと、俺はただ好きなタイプ――――』


 放っておいて良さそう。ディッツさん、踏み台になってくれてありがとうございました。おかげで無事に……死都ルナリエット地方に到着しました~!!

 


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