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七瀬真波は乗り越えたい  作者: エリーゼ
第二章

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014 日進月歩

 もう、最悪。なんなの最後のシステムメッセージは。知らないほうが幸せだったってことも、この世には存在しているんだよ? わざわざ教えてきて心を折りにくる、親切設計ならぬ心折設計ね……。概ね、あの尊大キャラを演じてるこの迷宮の案内役の趣味が反映されてるんでしょうけど? それにしたって悪趣味極まりないわ!


『うむ、帰ってきたようだ。まずはご苦労、と言っておこうか』

「あら……」

『はい! おかえりなさい! その顔だとどうやらルナフェルノではコテンパンにされて諦めて帰ってきたみたいですね!! ハッハッハ!! やっぱりそんなカスみたいな強さじゃ、手も足も出ませんよ! ほら、言った通りでしょう!? こんな冒険者見込みなんてありやしませんよ!!』


 あら、凄く渋くてダンディな声と、凛々しいお髭に赤い蝶ネクタイが素敵な紳士がいらっしゃるわ……? ルナフェルノの案内役がなんか言ってるけど、何を言っているのか聞きそびれちゃったわね……。


『静かにしていてくれたまえよ。それに、それを決めるのは私だ。御機嫌ようお嬢さん、私は……そうだな……男爵とでも呼んでくれたまえ』

「男爵さん……ご、御機嫌よう。ウェーブと申します……」

『この方には名前がないんでね、好きなように呼べば良いですよ! まあ、煉獄の番人達にギッタギタにされてきた貴方には、その姿を見ることすらおこがまし――――ぃ……!?』

『静かにしていてくれたまえ、と言ったはずだがね』


 あらやだ、ルナフェルノの案内役を黙らせるような能力があるのね。こいつ、私にやり返されないからってあーだこーだ言いたい放題でムカつくのよ。是非そのまま黙らせ続けて欲しいわ。


『さて、私がウェーブ君に会いに来た理由を早速説明しよう。少し長くなるが、よろしいかね?』

「あ、えっと、はい……」

『うむ、長時間の戦闘後、空腹と疲労があるだろうが、出来るだけ手短に伝えるので頑張って聞いて欲しい』


 こちらの体調を気遣ってくれるなんて、本当に紳士なのね……。あの、正直声が好みだから、いくらでもお話し出来そうです。ん、まあ……紅茶とお菓子があったら最高なんだけど……。


『男爵?(Lv.--)が【アフタヌーンティー】を召喚しました』

『さあ、どうぞ座って。紅茶は良いものが手に入らなくてね、残念ながらそれほど良いものではないのだが……』

「あ、ありがとう、ございます……!?」


 あったよ、紅茶とお菓子が!! 何もないところから急に、ぽんっ! って煙と共に現れたよ! やだ、本当に気遣いが凄い……。


『さあ、どうぞ。遠慮せず……口に合うと良いのだがね』

「頂戴します……あっ、美味しい……!」

『それは良かった。では、急ですまないが早速本題に入ろう』


 こ、こんなに親切にしてくださるなんて、何か裏がありそうで怖いんですけど……。私、これから何か恐ろしい場所にでも連行される? 煉獄クリアするまで君はここから出られないとか、そういう系の話だったりして!!


『――悪魔について、君はどれだけ知っているかね?』

「え、えっと、人を悪に(いざな)う魔の者……でしょうか……?」

『うむ。それが一般的な回答であるな。異界人の常識的な回答、という意味だがね』

「え? えっと……間違っていますか……?」

『いや、間違いではない。つまり君は、この世界の悪魔について何も知らないということがわかっただけだよ』


 この世界の悪魔について……? 私の世界に、厳密には悪魔というものは存在せず、ただ概念として『悪魔のような人』とか『悪魔的行為』とかがあるだけ。この世界の悪魔は、私達の世界とは何か違うのかしら……。


『悪魔とは……。人間族を裏切り、魔族と天族の大多数を滅ぼし、この世界を破滅へ向かわせている、人類の宿敵……いや、世界の宿敵と言って過言でない存在のことだ』

「……だから、色んな人が私の容姿を見て悪魔ではないかと過剰反応してたのですか?」

『ああ、君の容姿は情欲の蠍こと、夜の魔王ラーラーのものにそっくりであるからな。君の姿を見て身構えるのも、致し方ないことだろう』

「ああ~……」


 な~んか、嫌な予感がして参りましたね~……。このままお話を聞き続けるべきか、それと聞かなかったことにして自由に活動する世界へと戻るべきか……。


『傲慢の獅子マテオ、嫉妬の蛇ミズチ、怠惰の龍オロチ、強欲の狸ぽこんこ、暴食の豚ソル、欲情の蠍ラーラー。そしてこの都市を死の都市に変えた、死の魔王こと憤怒の一角獣……ゲリュディオン。彼らはこの世に蔓延る魔物を絶滅させ、煉獄の魔神ヘルミナティスを討ち倒すために天より力を授かり、更に魔の力を取り込んだ。7人の聖魔人と称された勇者達が、我々を苦しめている煉獄の魔神を討伐してくれると信じ、彼らを討伐の旅へと送り出した……。しかし…………』

「……裏切った、ということですか?」

『うむ、そうだ……。彼らは人類のために戦うことを放棄し、それぞれの欲望を満たすために暴れまわるようになった。天族は魔族の授けた力が原因だと罵り、魔族は天族の授けた力が不十分だったと訴えた。どちらが本当なのかはわからない……だが、彼らは遂に正気を失い、ヘルミナティスの下僕となって世界を侵略することを選んだのだ……』


 ん~……。あ、このスコーンとても美味しいですわね……。どこで手に入れたのかなぁ~……。はあ、これはここまで聞いちゃったからには『はい、そうですか。では帰ります』とは言い出せないよね。さっき言ってた『見込んだ』って言葉からして、多分そういうことなんだろうし。


『そして、長い年月が経った。魔族と天族の殆どが七魔王によって滅ぼされ、人間族は短命故の繁殖力のおかげでなんとか滅びずに生き残っている。我々に残された希望の地は、中央貿易都市ターラッシュ……厳冬の聖域ルテオラ、ローレイ海王国のみ……。ルテオラには大聖女カーミラが長くの間結界を維持しているが、それも限界が訪れようとしている。ローレイ海王国は恵まれた地形と軍事国家だったのが幸いして、魔王による攻撃を退け続けているが……それも長くは……。もはや、民の疲弊は目に見え、滅びの時が刻一刻と迫っている』

「……それで、貴方は何者なのですか?」


 言いたいことは大体わかった。その魔王とやらに立ち向かえそうなプレイヤーを探しているのが、この男爵ってわけね。それで、この男爵はいったい何者? 只者じゃないのは確かだろうけど。


『私はとある大魔女の召使い。大魔女様の予言に従い、煉獄の迷宮を訪れる者を待ち続けていた。いつか必ず世界中のどこかに、煉獄の迷宮を制覇するような者達が現れる。その見込みがある者達が現れる。その者達を導けと、大魔女様の言いつけを守っていたのだよ』

「その見込みがありそうだって、私を見てそう思ったの? 申し訳ないけど、途中で死んで無様に帰ってくるようなプレイヤーよ」

『到達記録2階。プレイ時間44分59秒。階段に顔面を打ち付けて無様に死亡した』

「んなぁあああああああ~!?」


 どど、どうして私のさっきのプレイ記録を!? う、嘘、まさかこの紳士……。私の煉獄でのプレイ記録を全部把握してたりする!?


『え!? この女、2階まで――』

『黙っていてくれたまえ。私とて驚いた……最後の死に方には目を瞑るとしても、45分程で1階を突破し、1階に存在した全ての悪魔を撃破している。それも強化版の悪魔も含んでいるようだ。これを一般人と大差ない身体能力で実現している。これは普通ではない、私はこの結果を見て、ウェーブ嬢に特別な素質があると見込んだのだ』

「……えっと、魔王を倒す勇者になって、各方面に良い顔をして上手く世渡りしろとか、そういうのはちょっと」

『煉獄を制覇し、七魔王を束ねる魔神ヘルミナティスを攻略し……特別な存在(・・・・・)になりたいとは、思わないかね?』


 うっ、私の弱いところを見破っているなぁ……。痛いところを突いてくるじゃないの……。


「う~……」

『いや、君が望まないのであれば、このまま帰って普通の冒険者(・・・・・・)に戻ってくれても構わない』

「あ゛あ゛……!?」


 このまま戻ったら普通扱いだぁ!? 私の一番痛いところを、ピンポイントで突いてくる!! 一番言われたくないワードを、グサッとぶん投げてきたわねぇ!?


「……具体的には、何をすれば、良いの」

『まず、能力の限界を目指して欲しい。今日は煉獄にこれ以上挑むことは出来ないから明日になるが、毎日この煉獄に挑戦し続けて欲しい。そして、今もこの世界を脅かしている、悪魔に魂を売った人間達を処し、少しでも長く人間族の安全地帯を確保し続けて欲しい……。望むことが多すぎて、非常に申し訳ない話なのだが……』


 ん~。話をまとめよう。

 まず、悪魔ってのは魔族とは別で、天族と魔族の力を両方得た正気じゃない連中のことね。特に強いのが七魔王、死都ルナリエットに居るのは憤怒のユニコーン、死の魔王ゲリュディオンとかいうやつ。こいつらみたいな七魔王を、どうにかして撃破してくださいってのが大目標ね。

 その悪魔達をどうにかするには、今の能力じゃ全然足りないから、とりあえず限界までレベル上げろよ、煉獄毎日やれよっていうのが中目標。

 そして最後に、現在人類の安全拠点として大きい都市は、ターラッシュと北のルテオラと南のローレイってところだけ。ここにも悪魔の手先が入り込んでる可能性が高い、恐らくほぼ確実に居るだろうから、こいつを処して人間の安置を確保してねってのが小目標。

 主にこの3つってことね! んー今やれることとしては、小目標ぐらいしか出来ないってことだわ! しかもどこに居るかもわからないから、まあやれることはないからゆっくりやろうってこと!


『どうだろうか。引き受けてくれるのであれば、私の力を君に差し出すのもやぶさかでない』

「え、具体的にどんな力なの!?」

『こ、この、アフタヌーンティーセットを出す能力であったりとか、暗いところでもよく見えるとか、足音を殺すことが出来るとか、その程度なのだが……』

『重要なシステムメッセージ:男爵?の力を得る選択をした場合、特殊装備の欄に装備される形で力が付与されます。外すことは可能ですが、男爵?の好感度が激減しますので注意してください』


 んぉおお~……凄く、悩ましい能力ね……。現状、特殊装備なんて何も持ってないわけだし、夜目が利くとか足音を殺すとかは戦闘で便利そうだし、何よりこのティーセット! ちょっとね、いやかなりね、気に入っちゃったんだよね! 正直魅力的な提案だなぁ~と思うわけ!


「いいわ、引き受ける」

『判断が早くて助かるよ。いやはや、長年依代がなかったために存在が希薄になり始めていて危ないと思っていたところだったのだ』

『そんな簡単に決めて、後で後悔しても知らないからな!?』

『君が決めることではないと、何度も言っているだろう? では、君に力を授けよう……』


 力を授けるって言うけど、どんな方法で貰えるのかな? あれ、なんか物凄く……戦闘態勢のような……!?


『いくぞっ!』

「えっ――」

『男爵?(Lv.--)が【ソウルユニゾン】を発動、特殊装備に【男爵?】が装備されました』

『【男爵?】が貴方の従者として登録されました。以降、従者管理がインターフェースに追加されます』

『重要なシステムメッセージ:【男爵?】に名前を付けてください』


 と、突進してきたと思ったら、私の体の中に入ったぁ!? え、どこにいっちゃったの!? え、え!? 私の体の中ってこと!?


『【男爵?】が【実体顕現】を発動、実体化して出現しました』

『成功だ。これから長い付き合いになると思うが、どうかよろしく頼む……。言い忘れていたが、君が長期間この世界に戻らない場合は、別の依代を探させてもらうよ』

「あ、うん、えっと、はい……」

『重要なシステムメッセージ:【男爵?】に名前を付けてください』


 んな~名前を付けろってうるさいなぁ~! 男爵は男爵でいいじゃん、それじゃダメなの!? んまあ、ここは男爵と相談してそれっぽい名前を付けさせて貰おうか……。


「あのね、男爵だけじゃダメみたいで、名前を付けなきゃいけないみたいなんだけど……」

『君のセンスに一任しよう。私の見込んだ冒険者だ、どんな名前でも問題ないはずだ』


 え~なんか希望とかないの~!? ん~困ったなぁ~……。それじゃあ~えーっと、それじゃあ~…………。


「マンマル・ナーノ男爵!!」

『…………は?』

『重要なシステムメッセージ:【男爵?】の名前を【マンマル・ナーノ男爵】で登録しました』


挿絵(By みてみん)


 お目々が丸っこくて可愛いから、マンマル・ナーノ男爵!! どう? 完璧なネーミングセンスでしょ!? 立派なお髭もキュートし、蝶ネクタイも可愛いけど、やっぱりお目々が丸っこいのが可愛い~!!


『今からでも変えられないか?』

「え、もう登録しちゃったから無理みたい。ナーノ男爵~!」

『…………ナーノ男爵であれば、ギリギリ、まあ、許容範囲だろうか』

「よろしくね、ナーノ男爵」

『…………にゃぁ~ん』


 今の私に出来ることは少ないけれど、私に出来る範囲で頑張ってみるよ! それじゃあ、まずは~……ここに居ても出来ることはないし、一旦ターラッシュに帰ろうかなぁ。いけ好かない門番が居るけど、オークションのお金の受取とか、さっきからリアル側に飛んできまくってるメッセージも確認したいし……。よし、帰ろう!

 それと、せっかくだから~……そうだ! 小目標に挑戦してみようか!


「それじゃ、ターラッシュに帰って貴族の屋敷に忍び込んでみようか」

『なんだって?』

『ねえ本当にこの娘で大丈夫かなぁ!?』

『わ、わからない。今、なんと?』

「え? だから、人類の裏切り者を探しに、貴族の屋敷へ忍び込むのよ。こういうのってだいたい、悪魔にたぶらかされた落ちぶれ貴族みたいなのが何か企んでるものよ!」

『証拠は!? まさか、まさか……』


 え? 証拠? 疑わしきは罰せよ、火のないところに煙は立たぬ? とりあえず、まあ……とりあえず、なんとなくなのよ!


「なんとなく! じゃ、一旦戻るから。また明日来るわね、ばいばい。行こ、ナーノ男爵」

『あ、バイ……バイ……』

『待て、待ってくれ。早まった真似は……にゃぁおおぉ……!?』

『【下段振り下ろし】を発動、【ダッシュ】を発動、【中段突進】を発動、キャンセル――――』


 それじゃあ早速、インパクト移動で帰るわよ~。レベル41を超えて筋力や敏捷性にステータスを振ったから、動きが更に速くなってる~! これは素晴らしいわ、これからももっと筋力と敏捷性を伸ばそう!

 あ、そうだ! 持ち帰った防具があったわよね。初心者装備よりマシな性能なのは違いないだろうし、早速装備しちゃお~っと。


『【冒険者の帽子】を解除、【★煉獄のポー君の冠】を装備しました』

『【冒険者の靴】を解除、【★煉獄のシープサンダル】を装備しました』

「おっ……!」

『待て、速い、怖いにゃ! うおお、落ちる!! 霊体になる、なりたい、ならせてくれ!!』


 凄い凄い、さっきよりも更に速くなった! これはどっちかの装備に筋力か敏捷性が上昇する効果が付与されていたに違いないわね!!


『【★煉獄のポー君の冠】・【★煉獄血禽照発夜露死苦特攻服】・【★煉獄の腰ミノ】・【★煉獄のシープサンダル】の同時装備により、セット効果発動!』

「えっ!?」

『うにゃあ、急に止まる!!』


 セット、効果……!? あの4体から出た装備に、同じ階層のモンスターってだけでなんの繋がりも感じないんだけど、セット効果が……!? いったい、どんなセット効果が発動したというの!?


『――――セット装備名【焼肉☆煉獄】』

「やき、に、く……?」

『セット装備専用パッシブスキル【危離軽避(あぶりかるび)】【闇月脚罰(やみつききゃべつ)】【美品刃(ビビンバ)】が発動!』

『セット装備専用アクティブスキル【彫紋焼(ホルモンやき)】が発動可能!』

『更に【★煉獄の大斧】を装備時に、セット装備専用アクティブスキル【熱斬牛断(あつぎりぎゅうたん)】が発動可能!』

『更に【★たまちゃん】を装備時に、セット装備専用アクティブスキル【弾誤吸増(たまごすうぷ)】が発動可能!』

『重要なシステムメッセージ:装備を解除した場合、セット装備スキルが発動出来なくなります』

「あぶ、り、え? え? えっ……?」


 え、ごめんなんて? え、えっと、ごめん…………なんて、言ったの? 豚、牛、鶏、羊で……焼肉☆煉獄!? あ……。リアル側で急にお腹が減ってきた……。


「ナーノちゃん」

『ちゃん……!?』

「ごめんね、お腹減ったから急いでターラッシュに戻るね」

『待ってくれ、さっきのような爆速の移動は聞いていない。私は記録で見ただけで、まさかこん――――ッ!?』


 早くターラッシュに戻って、リアル側でご飯食べよう……。うう、この装備が悪い。この装備が悪いんだ……。お肉、食べたいなぁ……。

 

 ――――なんなの、このセット効果名とスキル名…………。



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― 新着の感想 ―
黒猫だー!やった〜可愛いにゃー
普通に男の人かと思ったら猫ちゃんなのね(*´꒳`*) ナーノちゃんカワイイヤッター⸜(*˙꒳˙*)⸝
男爵たちはどうだっていいんだ。 だが!そのスキル名はだめだろおお!
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