ハーンと呼ばれた人たち2 なったもん勝ち!やったもん勝ち!フビライ・ハーン
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ジンギスカンの四男、末の男の子トゥルイはジンギスカンさんの持っていた資産の殆どを相続していた。
広大な中華と、南西に伸び放題のアフガニスタン辺りがトゥルイ王家の財産だ。
このやり放題な地を受け取ったトゥルイ家は、四代目大ハーン、モンケ・ハーンすら排出し始めた。
温厚で調和を好むオゴタイ、それを踏襲したグユクは認められても、そこから先は財産と権力の差が物を言ったのだ。
しかしここでどんでん返しが始まる。
モンケが暫くして亡くなったのである!
その弟、フビライは非常に焦った。モンケ兄さんの子供はまだ幼い。
自分が大ハーンになる方が良いかも知れない。しかしトゥルイ家の意見が割れたりしてはオゴタイ家のハイドゥに大ハーン選挙で破れてしまうぞ!
そこでフビライはド最悪な事を思い付いた。
自分の幕僚に多少のその他の幕僚を集めて、カンバリク(大都、今の北京)で自分を選らばせてしまおう!
フビライはこの八百長クリルタイで大ハーンになってしまったのだ。
自分が居た地域を国号を「元」と定め、中華とモンゴルの皇帝になったのだ。
これによりジンギスカンの子孫達の国境無き仲良し国家モンゴル帝国は半ば崩壊。この八百長に怒り心頭のハイドゥはフビライに戦争を吹っ掛けた。
これが俗に言うハイドゥの乱である。
フビライにとって、反乱そのものは割とどうでも良かった。
未だ中華の南方で頑張っている南宋を滅ぼしに行ったりと、割とやることは沢山有るし、財産の
差とはすなわち総戦力の差である。
驚異というには少し遠いのである。
フビライはニヨニヨしながら南宋攻略とハイドゥの対処の報告を受けながら中華のど真ん中で放牧を営みながら。
大好きなユークリッド幾何学の問題集を解いて楽しんでいれば良かったのだ。(それってホントにモンゴル人かい?)
宰相のマスウード・ベイというトルコ系幕僚は更に素敵な錬金術を開発した。紙幣である。
これまずそれをお金で買って、差し出すと相当分の食塩を受けとる事が出来る物だ。
元朝はそれで得たお金で更にニヨニヨしてしまうのである。
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