モンゴル帝国に抗った人達5 やっぱり頭オカシイ!日本の武士達
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五代目大ハーン、フビライはかなり消沈した。日本に侵攻したところ、半数が帰って来ないのだから。
普通負けるにしても3割が戦死して帰ってくる程度なのに。半分が帰ってこないのだ。
これは全滅ではなく壊滅だ。
時は1281年。一回目侵攻から9年。今度は本格的に行こうと朝鮮経由とかつての南宋の首都臨安から艦隊を繰り出し、合計17万という大軍で攻めかかる。軍船総数4400隻。当時世界最大の艦隊である。
この遠征人数の最大値は『元史』の40万とまでなっている。
モンゴル人、海を見たこと無いだろうに無理しやがって。
実際無理だった。
先に着いた朝鮮方面から出航した奴らは先に戦端を開き、自滅的に敗北した。
刈る気満々の日本の武士集団に、最悪な程むしられたのだ。
しかも日本はモンゴル出迎えの準備は万端だった。モンゴルはあれほど世界の城塞を落として来た癖に、何故か2メートルの石垣を越えられない。
理由は簡単だ。日本という国まで船で攻城兵器を運べなかったからだ。その石垣には胸壁も身を隠す場所もない。必要無いからだ。どのみち石垣の上に武士が居れば、それはモンゴルにとって万里の長城よりも越えがたい壁だった。朝鮮から来たモンゴル軍は諦めて帰ろうとした所、日本の武士達は船を出して追ってきた。
カニバリズム集団が追っかけてくる。日本の軍船はやたらと小さいが、それを横付けして乗り込んで来る。やり方が海賊のそれだ!
乗り込まれたら敵わない。懸命に突き落とした所、日本の武士は信じられない行動に出た。
全身に鎧を纏った武士が、何故かスイスイ泳いで自分の船に戻り、再び斬り込みの列に加わり出すではないか!
普通の世界の軍隊は船から落ちた人を助ける事は出来ない。
服を着ている段階でやがて溺れ死ぬからだ。
全身に鎧を纏った武士は何故か泳いで戦列に再度加わる?こんなのは異常事態なのだ。
しかも船の上で首狩り祭が始まっている!
モンゴル軍は散々首狩りに遭い夕方に開放された。
さて時は7月。日本という国には台風が襲い来るのである。
これが俗に言う神風だ。
当時の船が台風に強い訳も無く、モンゴルはその大半を失った。3回目の侵攻もその大敗を前に立ち消えた。
結局モンゴルは海戦に恐ろしく弱かった。
樺太侵攻失敗。カリマンタン島攻略、失敗。フィリピン侵攻、失敗。
モンゴルはそれでも多すぎる他民族問題を抱えたまま肥大化が終わったのである。
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