成吉思汗、世界へ!5 その名は『ウルツサハリ』
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耶律阿海が中都で探していた人物は実に分かりやすい人物だった。
身の丈180センチ以上、美丈夫な体躯に腹に届かんばかりの髭。その人物の名は二字姓で耶律、名は楚材。字は晋卿。割と歴史物好きには名が知れた人物だ。
「阿海、これがお前が探していた人物か?親戚かなんかか?」
「いえ。名の通った優秀な人物ですが、お互い名も顔も知りません」
「そうか。名を聞こう」
「耶律楚材と申します」
「城内ではヒトを食べたそうだな?お前もか?」
「いいえ。木や草の根に塩をかけて食べていました」
「なるほど。で、お前はキタイの者か。攻め滅ぼした金を俺が倒してやったぞ」
「しかしながら代々我が家は金王朝のお世話になっておりますので」
ジンギスカンはその解答に我が意を得た。
「で?お前は何が出来るのだ?」
「学問の他に天文、地理、占星が出来ます」
「ほう。よし、朕に仕えろ。お前にはウルツサハリの名をやろう」
ジンギスカンがモンゴルの名前を人に与えるのは2人目だ。
ちなみにウルツサハリ。モンゴル語で『髭』という意味だそうだ。
受け答えが見事だ。代々仕えた金はそれでも我が仕えた国と、明確に気骨を見せた事。
見た目が実に良い。大きな体躯に見事な髭。
しかし何より気に入ったのは占星術だった。
中の万戸長ゴルチもいい加減お年だ。そんな中後継者になり得るココチュはジンギスカンが始末した。
シャーマン的な要素を持つ幕僚が足らなかったのだ。
「かしこまりました。忠勤に励みます」
「おお。ではウルツサハリよ。出来るだけ沢山の特殊技能者を集めて働かせたい。見極めを頼むぞ」
中都。人口約10万の街に住む職人、食えもしなかった金銀財宝を奪うだけ奪ったら、そこ使えもしない城を一月に渡って焼き討ちした。
再びここに集結されるのも面倒臭いからだ。
身勝手な言い種である!しかしモンゴルには『今のところ』これ程広大な地面を治める力は無い。しかしモンゴルはその広大な地域を治めた事で近隣国家とそして未来にその歴史を繙く者達から、帝国の名を以て冠される。
遂にモンゴルは世界帝国になったのである。
母体となる民族総数、数万程度の帝国である。
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