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成吉思汗。高原の王者への道3 それでもテムジンはやる

 見つけてくれてありがとうございます


 Twitterから来てくれた皆さん、ようこそお越しくださいました

 テムジンの解答は明確だった。

 「おい。トオリルを助けに行け!」

 

 一瞬凝固する幕僚陣。

 この糞のような裏切りを庇うのかよと再び揉め出すが、テムジンはキッパリ答えた。

 「奴はメルキトからボルテを救い出す事に協力してくれた。一度だけトオリルを助けてやりたい」


 「ふ。分かったよ。チラウン隊、トオリルを救助に行くぞ」

 「僕も行くよ。ボォルチュ隊、続け!」

 

 二部隊が着いた頃、トオリルの近辺にまでナイマンが迫っている状況だった。

 チラウンとボォルチュはテムジン騎下の名将と名高い。しかしナイマンはそれを知らない。

 チラウン隊、ボォルチュ隊がナイマン勢を鎧袖一触していく。

 「来てくれたのか……すまぬテムジン」

 トオリルと近習達は体勢を立て直し、ナイマンに立ち向かう。テムジンの所から援軍が来たから良いものを、気がつけばボロボロの撤退戦だ。

 

 ナイマンの追っ手を蹴散らした両者は、それぞれの宿営地に戻った。ケレイトはいつも通り黒い森(カラ・トン)に。ボルジキンは元オルヌウト族の居たセリンゲ河原に。

 そのセリンゲ河原にお客さんが来た。

 ナイマン討伐で先に陣払いして逃げ出したトオリルが、僅かな供だけでやって来たのだ。

 テムジンの方が報告を聞いて驚いた。

 オン・ハーン(王の中の王)を名乗ったその人トオリルが僅かな供だけでやって来たのだ!

 「ハハ。さすがトオリル。見事なもんだな。この命、煮るも焼くも俺次第だとさ……みんな。豪勢に出迎えねばなるまいよ」

 テムジンの言い様に逆らう者などもう居ない。

 「そうですね。ここでトオリルを生け捕っても絞め殺してもテムジン様の評判は落ちますからな」

 ジェルメが意外にもテムジンの意図を汲んだ。

 トオリルの目の前にはご馳走が並べられ、歌舞音曲でおもてなしだ。

 「久しぶりだなテムジン。先日の勝手な撤退の詫びと援軍への礼に来たのだ」

 「だと思ったよトオリル・ハーン。で?どうしたい?」

 「お前様の長男ジュチ殿には私の娘を。うちの愚息にテムジンの娘をあてがい結婚式と言うのはどうだ?」

 「それは目出度い!家のジュチは良い子だからその申し出は万歳万歳万々歳だ!」

 「おお!受けてくれるか!」


 その日トオリルは深酒をし、そのまま無防備のままテムジンの宿営地に宿泊して翌日帰還した。

 「全く見事な外交だと思わんか?」

 「全くです」

 ジェルメもあっさり答えた。

 トオリルとの和議は成った。しかし、そう上手く行かないのがモンゴル高原なのである。

 読んでくれてありがとうございます

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 なども書いております。宜しかったら見て行ってください


Twitterやってます。@kokochu539です。

大したことはしていませんが、フォロバは確実です。お気軽にどうぞ

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