表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/106

コラム モンゴルにも文字が欲しいぞ

 見つけてくれてありがとうございます


 Twitterから来てくれた皆さん、ようこそお越しくださいました

 モンゴルには文字が無かったのである。従って何か伝言が有る言葉を伝えたい時は、韻を踏んでリズムを良くした詞を用意し、それを口から口へと伝える。

 それはジンギスカンさんの祖父、アバカイ・ハーンの死の今際(いまわ)もそうであった。

 金朝に騙され捕らえられ、木馬に縛り付けられ背中の皮を削がれて死ぬ時の恨み節を吟いながら叫んで死んだという。これ、要するに韻とリズムを良くした詞を話したというのが本源的な意味なのだ。


 モンゴルが初めて文字にまともに接したのはナイマン攻略後。それまでは漢文等をチラ見したことは有ったのだろうが、それほど便利とは思わなかったのだろう。

 中華の漢文は表意文字だからね。数も多いからね。


 ナイマンでトゥルク語で書かれた文字の方が表音文字に近くてまだ分かりやすく感じたのだろう。


 でもそれはモンゴル語ではなくトゥルク語を記す物である。ナイマンの文官タタ・トンガもモンゴル語で話したジンギスカンの言葉をトゥルク語で書き記し、タタ・トンガもそのジンギスカンからの(みことのり)をトゥルク語で読み下した。

 五代目大ハーン、フビライはそれを不服に思い、モンゴル独自の文字を発注した。

 その相手は最早属国だった吐蕃(チベット)の王パスパ。これが一番最初のモンゴル語を表記する為の文字『パスパ文字』である。

 しかしまあ自国の言語を属国とは言え海外に発注するとは。何とも何ともなフビライさんですねぇ。


 このパスパ文字は、子音。つまりローマ字で言う所のkstnhmgzd等をまず書いてから母音。ローマ字で言う所のaeiou。その他ヤ行ワ行を付け足して1文字とする文字だ。

 ちなみにヤ行、ワ行って日本語では子音扱いだが、世界の言語ではこれらは母音が二つ有る複合母音となる。


 この文字はモンゴル人にも比較的に早く浸透したようだ。何せ簡単だからだ。

 これ、似たような文字が他言語に形を変えて残っている。実は朝鮮語のハングルである。

 書いてる人も若い頃に一番距離的に近い国の文字が読めれば良いなと思い、少しかじった事があるが、2時間有れば意味が分かるか分からないかは別にして、発音が合ってる合ってないかも別にして読む事は今でも可能だ。

 

 実はこの文字、初心者向けではあるのだが、将来決定的な弱点が有る。

 比較的に外来語や外国語の表記もスムーズに出来る一見便利そうな文字なのだが、学術文化が発達し、単語の数が肥大化すると、自国に分かりやすい解釈の単語を用意すれば同音異義語が増えて何が何だか分からなくなってしまうか、最初から意味が通らない諸外国語で表記するかの二者択一を迫られるのだ。


 で、今パスパ文字そのものは使われていない。今モンゴルではロシア文字を表記に流用している。

 例えば『こんにちは』はСайн уу。読むと「サイン ウー」となるのである。

 読んでくれてありがとうございます

 もし良かったらブックマーク、評価、いいね、感想、レビューなど頂けましたら嬉しいです

 

 只今連載中

 犢端高校勇者部活動記録   https://ncode.syosetu.com/n0115ie/


 爆笑!元朝秘史

https://ncode.syosetu.com/n3161if/


完結作品

 素人集団!!国家連邦政府宇宙軍第6艦隊奮闘記

https://ncode.syosetu.com/n7603hp/


 ココチュのフェイクニュース

https://ncode.syosetu.com/n7689id/


各種短編

 伯爵閣下がホラ話で領地を盛り上げてみるようですので発表します

https://ncode.syosetu.com/n0773gs/

 

 精霊だらけインタビュー

https://ncode.syosetu.com/n9175hv


 SS 家元になろうよ

https://ncode.syosetu.com/n4840hw/


 なども書いております。宜しかったら見て行ってください


Twitterやってます。@kokochu539です。

大したことはしていませんが、フォロバは確実です。お気軽にどうぞ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ