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南の国新たな仲間と訓練

ケオケオの町を後にして三つ目の町に差し掛かる

直前の話


『そういや、ガレスは次の戦いに出られるのか?』


不意にそう思って聞いてみたら、トリストラが

困った表情で

「今のままではあまりお勧めできません。」


『連携が取れないか?それとも?』


「連携という事ならばガレスは聡明な将ですから

 問題ないと思います。しかし、戦い方が

 我々とは大きく異なる事が問題です。」


やはりな、南の国の戦は力押しの横陣で

全軍特攻、当たってからの采配とかは

あるんだろうが、基本形は全軍特攻。


正直ライング王国の西側のメルデスさんや

シャンデラさんの軍では止められない程に

強い。力任せに押してくる。


でも、ガレス自体に高い能力があるのに

マクスウェル領の中では酷く弱くなる。

単純な突撃ならウェインの方が上だし

サラやトリストラみたいな軍と当たっても

先の戦闘のように、蹂躙される。

アルス、ランスのような守備体形を崩す事も

出来ない。


というわけで


『これより三つ目の町との戦闘に備えて

 実践訓練を行う!』


「私の軍も参加するよ」

パパティの軍も参加を表明


「審判は私が行いましょう」

セバスが審判


『トリストラの軍を1000と2000に分けて

 1000をガレスに渡せ、トリストラは

 2000で自由に戦え。』


「承知しました。」


『ガレスはトリストラの1000を加えて

 1500とパパティさんの300の合計1800だ

 ガレス側には軍師として俺が付く』


そう指示を出して、早速ガレスと打ち合わせる


『隊を4分割して中央、左右、そして後方横陣

 トリストラの動きに合わせて中央、左右を

 動かすんだ。』


「私にこの指揮が出来るでしょうか。」


俺は迷う事なく

『出来る。相手がトリストラである以上

 勝つ事は難しいが、前回の前線の戦いのように

 一方的に負ける事は無い。』


「わかりました、やってみます!」


その後も少し兵の動かし方などを話して

開戦時間となった。


トリストラは中央に500縦長の陣形

その後ろに左右750ずつとなっている。


一方俺たちガレス側は

中央500これはトリストラ兵

左300パパティ兵、右500トリストラ兵

後方横陣500ガレス兵

目玉は後方横陣だ、あとはガレスが上手く

指揮出来れば、言うことなしだ


「では、両軍ともに始め!」

セバスの声で戦闘がスタート


トリストラは先と同様に中央500を率いて

攻め上がってくる。


そこに当たるは中央の500と左の

パパティ横陣300、合計800だ。


忘れてはいけないのはパパティ兵も南の国の

軍ということだ。横陣は切っても切れないのだ


兵数に優位さはあるものの、トリストラを

止めるには至らず、押し負ける。

先の戦闘とは違いトリストラはパパティの

正面に当たる右の部隊を上げて来た。


ガレスはそれを見て、左を300中央に合流させ

パパティ兵でトリストラ軍の右を迎え撃つ。


パパティ軍は精鋭という事もあり

寡兵でもなかなか崩れない。

また均衡状態となった。そこにさらに

トリストラは左を前進させた。


ガレスの右は300、対するトリストラの左は

750、完全に数で負けているが、そこに

後方横陣の一団が一気に迫り来る。


ガレスの横陣500がトリストラ左と当たり

そしてそのままぐっと押し込む形となった

さらにガレス自身の力も加わり、追撃のように

元々の300の兵も押し込む。


ガレス軍左は一気に優勢となった。


しかし反撃もここまで、その後はトリストラ率いる

中央に少しずつ崩され、敗北。


ガレスも切り返しにすぐさま対処していた。


「勝者!トリストラ!」

セバスの声が響き終了。


『いやいや、良かったぞ、マジで

 ガレスおまえ兵を上手く動かせるじゃないか』


ガレスは頭をかきながら

「いえ、マクスウェル様の助言のおかげです。」


『謙遜するな、これがしっかりした自身の兵なら

 勝負はもっともつれただろうよ』


そこへトリストラが入ってきて

「ガレス殿、是非自分の隊で共に戦って

 もらえませんか?」


「そう言ってもらえて嬉しいです。

 今回限りなのかと思っていましたが

 これからはトリストラ軍で世話になります」

ガレスは頭を下げた。


これなら、次の戦いもなんとかなるだろう。

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