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南の国進軍第一の町

パパティさんにお願いされて、南の国の

王都を目指している。


マクスウェル軍3000とパパティ軍300が

南の国の王都へ向けて進軍中である

パパティさんが言うには東の町を含めて

3つの町を抜けなければいけないらしい


その中でも戦闘が必須なのが

二つ目の町の境界にある砦と

王都の一つ手前の町の城

そこを越えれば晴れて王都入りというわけだ


王都では戦闘はありませんか?との問いに

王都に入る為に特に戦闘にはならないとのこと

そして今は東の町を進軍中でこの間の戦いで

こちらが勝利した事から、戦闘も何もなく

町内を通過している。


『南の国は領ではなく、町や村と呼んでいるんだな』


セバスが頷き

「左様でございますね、町を進軍しているのに

 実際は草原を進んでいるわけですから

 少し違和感を感じますな」


『そうなんだよ、どんだけでかい町なんだとな』


『あと、サーダ商会に連絡したあれは間に合うか?』


セバスは頷き

「あれでしたら、本日の野営の際に合流する手筈です」


『そうか、パパティさんも先に言っておいてくれれば

 こんな面倒な事にならなかったのになぁ』


「今更言ってもしょうがありませんな、やれる

 準備をするだけでございますね」


『そうだな』


そんな取り止めのない話をしながら野営地を目指す。

---------------------


一方パパティさんは


「マクスウェルさん達はあの数でも、行軍速度が

 落ちないのは凄いね」


「パパティ様、先の戦闘でも感じましたが

 我が国の兵とは練度が違います。長距離遠征も

 慣れているご様子です。」


パパティの側近が返事をするとパパティが諌める


「ここでは、パパティさんで通してよ、様では

 怪しまれるよ、村長如きに」


側近はハッとして

「申し訳ありません」


「その返答も堅いよ、全く・・・」


パパティの顔が険しくなり

「じゃあ真面目な話を少ししようか」


側近も真面目な顔をして返答する

「はっ」


「東の町のアイツはどうしている?」


「シャラン様は先の戦での敗北で全兵力を

 失いました。今はライング王国が内乱中

 とはいえ愚の骨頂、国王より謹慎を

 言い渡された様です。近々交代もありえるやも

 しれません。」


パパティは顎をこすりながら

「へぇ、国王は今回の事をそこまで大きくは

 捉えて無いみたいだね。」


「はっ、我々がいる西側はライング王国も

 穏健派が多い様で、先のライング王国西側の

 戦争でも、過激派が一掃されたようですので

 そう問題視をしていないようです。」


「そっかぁ、運が良かったな、東側の彼らは

 大変なのか?」


パパティが問うと

「ライング王国東側は大きな領地が

 ひしめき合っていますから、緊張感も

 異なりますし、領主によっては万を超える

 兵を率いて戦を仕掛けて来ることも

 あるそうですよ。」


「本当に我々は運がいいな、マクスウェルさんも

 かなり大きな領地だと思うけど、対話路線で

 事を進めてくれている。正直今率いている

 武力がどのくらい余力をもっているのか

 まだまだ底が見えないな。」


側近が更に付け加える

「マクスウェル軍は4軍から構成されている

 様なので、単純に掛け算でも12000は

 準備できる計算になりますな。

 あと東の町の後釜はパパティ様になりそうですよ」


パパティは頭を掻きにやりとしながら

「参ったな、マクスウェルさんとは

 これからも仲良くしなきゃな」


側近も苦笑いしながら

「そうですね」

と返事をするのだった。


---------------------

野営地に到着すると

各々テントや、夕食などの準備を始めた


『いつもはこんな行軍しないから、良いデータが

 取れるな、特に野営グッズはなかなか

 直に体験する事ができないからな』


トリストラがそれに反応した

「この野営グッズは素晴らしいです。

 テントも、簡単に張ることが出来て

 丈夫です、野営食も通常は硬い干し肉を

 皆無言で噛んでいるというのが普通ですが

 暖かくて美味しい夜食を食べられるのは

 本当に素晴らしい事です。」


『そうか!それは良かったぞ!

 なんか改善点などあれば、兵からもどんどん

 意見を上げさせてくれ!』


トリストラは頭を下げ

「承知しました。」


その後すぐにパパティさんがテントにやって来た。


「マクスウェルさん!なんなんだこのテントは!?」


あれ?パパティさんにはハマらなかったか?

『何か不都合な点でもありましたか?』


パパティさんは首を横にブンブンと振り

「最高だよ!野営が楽しくなってくるね!

 マクスウェルさんの軍隊の人数が多いのも

 あるかもしれないけどね。」


ビビったぁ、正直これよりも良いものが

既にワイア王国にはあるのかと思った。

『喜んで貰って良かったです、夕食もあるので

 食べたいって下さい。』


パパティさんは目を輝かせて

「もしかして外にある暖かいご飯のこと?」


『そうですよ。』


「本当に最高だよ!マクスウェルさん」


そんな話をして夕食を食べていると

『やっと来たか。』


「な、、、なんだよこれは!!!」


パパティさんの絶叫をBGMにあれが到着した。

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