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南の国王都を目指す

東の町からの侵略があった次の日

パパティさんは何かを覚悟したように

俺たちの前にやってきた。


「昨日はありがとう!助かったよ」


『こちらもいい実践経験が出来たし

 お互い様ですよ』


パパティさんはフッと笑みをこぼして


「本当にありがとう、それでこの後なんだけど」


『なんかあったんですか?』


「王都に向かおうと思ってるんだ、そこで相談」


『良いですよ、付いてきて欲しいって事ですよね?』


パパティさんは目を見開いて


「ありがとう!でも危険だよ?本当にいいのかい?」


俺はフッと笑みをこぼして


『何ら問題は無いですよ』


---------------------


パパティさんが来た翌日から軍事編成だ

期間は1週間。

今動かせる兵力は5000、他はそれぞれの

領地の守備に付いている。

パパティさんの村を留守にするわけだから

アルスを置いて行きたいが、アルスは

北側の国境に張り付いている。

そうするとランスが適任か?

マクスウェル領の守備の要だが


『セバス!』


「はっ!」


『アルスとランスに副官で良さそうなのを

 一人ずつピックアップさせろ!』


「すぐに手配いたします」


セバスは凄い速さで部屋を出ていった。

マクスウェル領に入れば、車を使って

一日もあれば返事は来るから、間に合うだろ


そんで次に誰を連れて行くかだか

サラ一択かなぁ、ウェインは戦場では強いが

行軍の時は守備的動きが疎かになるからな

サラにしよう。兵力は3000、残す兵力は2000

でいいか。


そういえば、サラから一人実力をみて

良ければ軍長に登用してやってくれと言われてたな

少し時間もあるし見てみるか。


---------------------


というわけで、パパティさんの村の練兵場に来た

俺と仕事を終えたセバス、サラと黒髪長身の

イケメンが一人。


『サラ?こいつか?推薦してきた奴は』


「そうだよ、無茶苦茶強いよ。もう少ししたら

 私も勝てなくなるかも。」


『ほぅ』


そう言って鑑定を使う


名前:トリストラ

スキル:剣聖、質実剛健、軍隊指揮


『確かに、これは凄い!

 よし、今から一戦やろうか、来い、トリストラ』


トリストラは少し眉を動かして


「何故私の名前を?」


『あー、そういやまだ名乗って貰ってなかったな』


トリストラは敬礼の姿勢をとり


「サラ隊、副官のトリストラです。

 本日はお目通りいただきありがとうございます」


『おう、まあ堅苦しいのはいいや、さっさとやろう』


「はい。」


そうして二人は訓練用の木剣を構える。


「行きます。」


トリストラが声を掛けて、真っ直ぐに進んでくる

何か策を弄するか?


普通の突き、しかし初撃のこれが凄い

何が凄いって何の変哲もない突きなのに

その速さといったらウェインの槍にも匹敵する

しかも物凄く伸びてくる。何とか交わして

反撃しようとするが、今度は返しの逆袈裟が

顔面目掛けて襲ってくる。


『こいつは、本物だな!』


そう言いながら、逆袈裟に木剣を合わせる


「ビクトル様、まだ鍛錬が足りませんか?」


セバスの眉が動いた。


『冗談!』


強引に体を捻り、そのまま薙ぎ払い

これはトリストラが後ろに交わす


今度は仕返しにこちらが何の変哲もない

上段斬り、トリストラはこれを受けにきた。

しかもただ受けるだけではなく、武器目掛けて

攻撃を仕掛けるように。


『まあ、木剣だとこうなるわな』


木剣はへし折れ、勝負は強制終了。


『サラの進言通り、軍長に格上げする。

 次の行軍はサラではなく、トリストラが

 3000を率いて付いてこい。

 サラはネクストアに待機、何かあれば

 各地に応援を頼む』


「わかった、トリストラ良かったでしょ?」


俺は頷いて


『想像以上だ』


トリストラは敬礼し


「過分な評価ありがとうございます。

 次の行軍は私の全てを出して臨みます。」


堅いなぁと思いながら


『頼むわ』


と一言。


一方で村の守りにアルスとランスから

送り込まれた、二人もなかなかだった


「アルス隊から参上致しました!ジークです!」


「ランス隊から参上致しました、コアです」


早速鑑定


名前:ジーク

スキル:大楯、逆境、根性


名前:コア

スキル:軍隊指揮、射手、冷静沈着


これまた中々の強者を送って来たな。


『二人ともよく来てくれた。アルスとランスの

 期待に応えられる様に頑張ってくれ

 二人には兵2000でこの村の守備に当たって

 欲しい。』


「「はっ!」」


さて、準備も出来たし、いよいよ南の国の

中枢に向けて進軍開始だ。




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