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南の国の戦争

演習の次の日、斥候の情報通り東の町の兵2000が

パパティさんの村にやってきた。


『今日はマーリン隊初の実戦だが、気負わず行け』


マーリンは頭を下げて

「マクスウェル軍の名を汚さぬよう努めます。」


1時間後には両軍隊列を整えたようで

パパティさんが声をかけにきた。

「ビクトルさん!では戦を始めますよ!」


『はい、いつでもどうぞ』


そう言ってパパティさんはドラを鳴らした。

そのドラの音に相手もドラの音を鳴らして開戦。


今の所南の国は二つの軍しか見てないが

戦闘スタイルに特徴がある。


一つは隊列は横陣が基本っぽい

おそらくあまり複雑な陣形を要しての戦いは

好まず、軍隊をいかに大きく見せるかが

重要のようだ。


二つ目、横陣のまま全軍特攻

横陣からの斜陣がけや、中央、左右の動きを

緻密に動かすような事はせず。全軍特攻。


三つ目、武器は斧やハンマーが主流

全軍特攻からの重装備武器での攻撃

単純だが、破壊力が抜群で隊列、全軍特攻と

相性がいい。


そして例に漏れず、この戦いも

横陣の全軍特攻から開始。


『マーリン!速攻だ!』


マーリン隊は魔導部隊であるが中央前方に

位置しており、敢えて特攻させている。


「はい!皆のもの!詠唱開始と共に敵軍に向かって

 走れ!」


魔導部隊1000が詠唱しながら走る。


ここからが、マーリン隊初の実戦での戦いだ

敵との距離が300m位まで近づいた、その時


「一列目!エクスプロージョン放て!」


マーリンから号令がかかった


「「「エクスプロージョン!」」」


マーリン隊1列目は横陣で300、その数が一気に

エクスプロージョンをぶっ放した


結果、東の町軍の中央には大きな穴が空いた。


「一列目!三列目へ退避!」


一列目の人員は二列目の人員の脇を通り三列目へ

移動する、そして二列目が一歩前に出て


「二列目!アイシクルショット!放て!!」


二列目横陣の300が同時にアイシクルショットを

敵に打ち込んだ。

結果敵中央はほとんど壊滅、しかしこれで終わらない


「二列目!退避!」


二列目は先ほどの一列目と同じように

後方に下がっていく。三列目がまた前方に出て


「三列目!エアーブロー!放て!」


三列目が放ったのは風圧を利用した打撃系の

魔法、これにより中央だけでなく、一部左右にも

ダメージを与える事が出来た。


「一列目は詠唱待機!二列目は右へ移動!

 三列目は左だ!二列目、三列目は敵後方に

 エクスプロージョンを打ち込む準備をしておけ!」


---------------------


俺はパパティ、ライング王国との境の

村の村長だ、今回はライング王国の

マクスウェル家と色々と付き合って

村を発展させる事が出来たわけだけど


東の町がまた嫌がらせをしてきた。

軍の大きさも今までとは別格で村の危機だと思った


ダメ元でマクスウェルに応援を頼んだら

同盟を結ぶことができた。


同盟を結んだ次の日には東の町の軍隊が

やってきた、もの凄い数だ。

しかしこちらも負けるわけにはいかない。


「中央は任せて左右突撃!!」

と号令をかけた、マクスウェル軍が中央を

担当してくれたおかげで、なんとか左右は

数の均衡が取れた。


敵目掛けて前進して行くと、中央で

大規模な爆発が発生した。


「なんだあれは?」


マーリン隊の魔法だった、その後間髪入れずに

氷の槍が東の町の軍隊を襲った


東の町の軍の左右は多少慌てたが、こちらへの

攻撃をやめなかった。


そして初撃、なんとか五分。

その直後、左右の後ろから大爆発が発生

またしてもマーリン隊の魔法だった。


「チャンスだ!押し込め!!」

俺はこの気を逃すまいと声を上げた。

魔法で数の減った東の町の軍は容易く瓦解した。


負け戦だと思ってた、村を手放さないと

ダメかもと思ってた、でも、勝った。

マクスウェル軍のおかげだ。同盟も

何としてでも継続しないと。


強すぎるマクスウェル軍に一抹の不安を

覚えたが、今は勝利を素直に喜んだ

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