サーダ商会の実力
二戦目が始まった、シャンデラは戦には出られないが
軍の指揮は引き続きおこなう。
二戦目の初期布陣は
シャンデラ軍2500中央
プラグ、キール軍からそれぞれ500ずつを
左右に隠して配置。
そしてシャンデラの前にはアルス軍500が
布陣しており。見かけ3000の軍となっている。
一方でアディの第二隊は
歩兵3000、騎馬1000、魔法兵1000
という極めてオーソドックスな布陣てある。
開戦と同時にアディ軍歩兵がこちらに突っ込んでくる。
シャンデラ軍は中央は防御に徹している。
500少ない状況で少しずつ包囲されつつあるが
シャンデラ軍の隊列は乱れない。
「サーダ商会が売り込みに来た防具は凄いな!」
シャンデラが興奮した様子でビクトルに話しかける
『サーダ商会の品は品質にとても自信を
持っていますから。』
「そういうレベルではないと思うがね」
『喜んでいただけて何よりですよ』
シャンデラ軍は防衛しながら、逆に敵歩兵の数を
減らし始め、数は大凡同等になってきた。
たまらずアディ軍は騎兵1000を前進させる。
敵歩兵が左右に開き騎兵が懐に入って来たその時
ヒュン!
バタン!
ヒュヒュヒュヒュン!
バタバタバタバタ!
左右に配置されたクロスボウ兵1000が騎兵を襲った
騎兵は周囲の騎馬が倒れると上手く行軍できなく
なっていた。速いはずの足がいつのまにか
鈍くなっており、クロスボウの格好の餌食となり
半分程に減った騎兵は撤退を余儀なくされた。
「凄まじい威力と射程だな、あれもサーダ商会の品か?」
シャンデラは半笑いでビクトルに質問する
『そうです、あれがサーダ商会が取り扱う
遠距離用の武器、クロスボウといいます。』
「全くもってとんでもないな、サーダ商会は」
『喜んでいただけて何よりですよ』
その間にも戦場は大きく動いている、騎兵が
撤退した為、クロスボウが側面を歩兵が正面を
囲い込み、敵歩兵を壊滅させた。
騎兵と違い足の遅い歩兵は、クロスボウから
逃げ切る事ができなかった。
「よし!今度はこちらから行くぞ!」
シャンデラは自身も参加するかのごとく叫ぶと
中央に歩兵2500、左右にクロスボウが500ずつが
前進を開始する。
残存騎兵500と魔法兵1000で守りに来るが
クロスボウの射程と威力の前になす術なく沈んでいった。
そのままの勢いで敵陣本隊にもクロスボウは炸裂し
二戦目の武将を討ち取る事ができた。
「こんなにもあっさりと戦が終わるなんて
今まで何をしていたんだ」
『どうですか?サーダ商会の品物は
あ、あと本日の夕食もサーダ商会にて
ご準備いたしますよ。』




