初戦の後
メルデスが主要な人物を集めて
会議を開いている、出席者は
メルデス、シャンデラ、プラグ、キール
そしてビクトル。
「皆、初戦の勝利ありがとう!相手はアディ家の
ゴドンだったと言うのにそれを退けるとは
素晴らしい!」
メルデスがそう言って切り出すと
「マクスウェル軍の二隊長には助けられた。
ありがとう!」
シャンデラが口を開き
『いえいえ、初戦は非常に重要だと考えていました
こちらはシャンデラさんでしたし、相手が
誰であれ、負けは無かったでしょう。』
シャンデラは首を横に振り
「いや、マクスウェルがあの二人を寄越さなければ
私は死んでいたのだぞ。」
確かにシャンデラは勝ったとはいえ
4000の兵が2500まで減った。そしてシャンデラ自身も
戦には出られない状態だ。
そんな中で迎える次戦の話題へと自然と話は変わる。
メルデスが口火を切る
「次戦の相手はアディの5000と見てるがどう思う?」
プラグが意見を述べる
「増員して来ないか?私なら初戦を見て7000は
用意する。」
キールも同意する
「そうだな、ゴドンが敗れたんだ、増員してでも
潰しに来るだろうな。」
シャンデラは異なる意見だった
「私はそのまま来ると思うがな」
メルデスがシャンデラに問うとシャンデラは
うなづいて続きを話始める
「初戦負けてはいるが、こちらの兵力も2500まで
落ちている、次戦は5000のまま数で押し切ろうと
するだろう。」
二人もなるほどとうなづく。
「マクスウェルはどう思う?」
とメルデス。
『私も数は5000のままかと、思いますよ。
それに次戦も勝つつもりです。』
皆顔を見合わせて、会議はまだまだ終わりそうも無い
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一方のビーム、アディ連合
ビームが不安そうにアディへ話しかける
「アディ、次戦は大丈夫か?応援などは・・・?」
他の領主達も少し不安そうにアディを見る
アディは下を向いたまま
「このまま、作戦通り次戦は5000で行く
ゴドンを失ったのは痛すぎるが、相手も
弱体化している。問題ない。」
エルダーとパルクの領主が訊ねる
「増援は不要か?我ら1000人位ならいけるぞ」
しかしアディはこれを拒んだ
「いらぬと言っている!手負いのシャンデラごとき
叩き潰してくれるわ!」
皆はアディを宥める
「わかった!わかった!余計な口出しはしない。
次戦も頼んだぞ」
アディは実際かなり焦っていた
「(途中から出てきた2000の兵が無ければ
あのままゴドンは押し切れていた筈だ
シャンデラめ、小癪なマネをしおって!
一騎討ちで敗れたのも誤報に違いない
何かの計略にハマったのだ!
次はシャンデラが3000程とこちらは5000
倍近い数を揃えている!さっさと
雑魚を蹴散らしてメルデスを
引き摺り出してやる!!)」
アディのプライドか、結局5000に拘ってしまった。
冷静であれば、三戦目の兵も出して10000という
事も考えたであろうが、ゴドンを使っての敗北は
それほどにアディの正常な思考を奪っていた。




