王国西部統一戦初戦
アディ軍第一陣はゴドン隊5,000
対するシャンデラ軍は4,000
この戦い、別に他の軍や隊が
手助けしてはいけない、というわけでは無い。
ただ拮抗した大軍同士の戦いで
己の軍や隊の力を削ってまで他の手助けを
しようとは思わないのだ。
どうせ初戦に味方が敗北すれば、次やその次に
当たるのだから・・・・
とビクトルは考えない。
戦には流れがあると考えている、初戦を勝利した
軍勢が士気を上げて次の戦に入る事になる。
一方で敗北した側は目に見えないが士気が下がる。
これでは余程の力の差がない限り、戦況を覆すのは
難しい。
戦には力の入れどころがあるとも考えており
その一つが初戦だ。
ビクトルは伏兵としてサラとウェインの二つの隊を
動かした。
そんな事など知らぬシャンデラとゴドンは
戦いを始めた。
ゴドンの戦略は隊長自ら先頭に立ち敵を薙ぎ倒す
という、個人の力を信じきった戦い方。
一方のシャンデラは軍を前衛後衛に分けて
攻守でしっかりと指揮して戦うタイプである。
最初の激突はゴドンの勝利
力に突撃の速さが加わりシャンデラ軍の中央を
崩す事に成功した。
しかし守るシャンデラも負けてはいない
「敵の狙いは中央突破だ!」
すぐさま軍の戦法を変えて、ゴドンの突撃に対し
挟み込んで勢いを止めに行った。
目に見えてゴドン隊の勢いは弱まったが
ゴドンとその周囲1000は勢いが止まらない。
「オラァ!!そんなんで俺を止めようとは
舐めてんのか!?シャンデラァ!!!」
現状シャンデラの中央が1000
ゴドンの左右を挟みに行った兵が左右合わせて1000
ゴドン隊の初撃でかなり数を減らした。
合計3000となった。
一方ゴドンは中央突破をし続けているのが1000
足止めを食らったのが3000挟撃の影響で
こちらもかなり数を減らしている。
シャンデラはもっと勢いが削げるだろうと
思っていたが、ゴドンの突破力が想像以上だった為
左右を下げ、中央を厚くしようとしている。
「左右500ずつ!中央まで引け!左右は挟撃の形を
維持しつつ、なんとか戦線を維持してくれ!」
中央はゴドンの足取りが少し鈍ったものの、
着実にシャンデラに近づいている。
下げた左右は善戦しているが少しずつおされている
ゴドンの力がシャンデラの知力を上回っていたと
言うしかない。
じわじわとゴドン隊がシャンデラ軍を押し込んでいる




