守備のサウス軍
開戦してまず動いたのが、サウス軍の鉄盾歩兵。
その数500、こちらはまずボウガン300で様子を伺う。
『ボウガンで牽制だ!やれるそのままやってしまえ
無理でも牽制で打ち続けろ』
サボがランス率いる守備隊に号令を送る
「まずはボウガン隊!打ち方始め!」
ボウガンの一斉射撃、ネクストアレベルならこれで
蹂躙できたが。
ガンガン!ガンガン!
矢が弾かれる鈍い音がしている。
敵の侵攻は止まらない。
『ちっ、流石にそう上手くはいかないか』
サボが戦場を見ながら
「敵はこの周辺では守備のサウス軍と言われるほど
硬いみたいですよ。」
『なるほど、こんな辺境の領主でも二つ名みたいなのが
付くくらいには有名という事か。
よっぽどいい鉱山を持ってるのか?それとも
鍛冶の腕が良いのか。』
そんな事をブツブツ言っていると戦場では
サウス軍の鉄盾第二陣がノース軍の弓500を引き連れて
前進してきた。
『敵も少しは考えるもんだな、弓の前に一応盾を
配置してるか。ネクストアの奴らでは思いつかない
だろうな』
サボがこれに反応し
「ランス守備隊!ガン隊の出番だ!狙うは後方
弓隊及び護衛の鉄盾隊だ!
ボウガンは引き続き前線の鉄盾を狙え!
楽に前に進ませるな!」
ランスがこれに応え
「各隊砲撃準備!うてぇ!」
ボンっ!ボンボンっ!
今までのボウガンからすると異質な音が鳴り響いた
すると後方で前進していた弓隊がバタバタと
倒れ伏していく。
よく見ると弓隊だけではなく、鉄盾もバタバタと
倒れている。
『はっはー!やっぱりガンの威力は凄いな!』
サボが戦場を見ながら
「敵後方が退いていきますね」
『打ち方やめだ、まだガンの射程などは
分からせたくない』
「はっ!ランス守備隊!ガン隊打ち方やめ!
敵前方の鉄盾隊に的を絞れ!」
ランスが号令を復唱する
「ガン隊!打ち方やめ!敵前方の鉄盾隊に攻撃開始!」
ガンのけたたましい音が鳴り止み
「ガン隊!てぇ!」
ボン!ボボン!ボン!
まだも異質な音が戦場に鳴り響く
すると鉄盾隊はあっという間にその数を減らした。
鉄盾が逃げ惑うが、今回サボは追わない。
『サラ隊!前進だ!攻撃は最低限!後方に異常が
あればすぐに戻れるようにしておけ!』
俺の号令を聞いて、サラは嬉しそうな顔で
「よーしサラ隊!出るよ!」
サラ隊が前線に出て行くが、一つ懸念がある。
『ウチの領地の武器が守備のサウス軍に通じるか
一つ確認だな。サラ以外のメンバーが戦えるかな?』
そんな心配を他所に騎乗したサラ隊は、
恐慌に陥った、サウス軍の鉄盾隊を蹂躙した。
こうして守備のサウス軍と呼ばれた軍隊を簡単に退けた。
『マクスウェル領の武器の質が証明されたな。』




