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転生先で俺が無双国家をつくるまで  作者: 5ri5
西側領地内戦編
30/89

国王の憂鬱

我はライング王国の国王ドゥ=ライングだ。

今かなり困った状況になっている。。


東の帝国ブリャッセルがちょっかいをかけて来ている

東の領地を治めるバリトン家には支援金と兵を

融通して、なんとか防いで貰っているが

かの帝国が本気で攻めて来てはひとたまりもない。


王国は東西に長い、そして西は海しかない為、特に

開発に力を入れていない。

一方で西を除く方角には、北のナンデン共和国、

南のワイア王国、そして東のブャッセル帝国があるため。

防衛や開発を進めてきた、南北は温和な国なので

あまり心配は無いが東は戦に備えてかなりの軍事強化を

実行した。


「で?ソフター?なんだって?全然聞き取れ

 無かったんだが?」


ソフターは表情を一切崩さず


「西の地が荒れ放題です、経済のバランスが

 東西で悪すぎて、ひどい状況です。」


「西はしょうがないだろ、今は東の帝国に対する

 防衛で精一杯なんだから。

 バリトン家には負担を強いてるのは事実な訳だし」


国王は頭を掻きながら続ける


「大体が荒れ放題、と言っても、領主がしっかり

 治めていればなんら問題ないと思うけど?」


ソフターが目を瞑り答える


「領主の皆が有能であれば、なんら問題は

 ないのでしょう。しかし皆が皆とはいきません。」


国王はソフターを睨みながら


「西でまともな領主といえば、メルデス家くらいか?」


ソフターが片目を薄らと開け


「作用ですな、他に目ぼしい領主は見当たりません」


「はぁ、西側なんてメルデスの領地が人口10万

 その他は1万いけば大都会みたいなとこだろう?

 ほら、誰だった?あの最西端の領主」


「マクスウェル家ですな。」


「そう!マクスウェル家!あそこなんて領地こそ

 王国最大なのに人口1000人位なもんだろ?

 領主はグスだったか?」


ソフターは両目をうっすらと開き


「グスは既に息子に代替わりをして、王都で遊び

 呆けています。」


「なに!?あの狸親父、隠居しやがったのか!?

 息子は何歳だ?」


「確か13歳だったかと」


国王は目を見開いて


「なにぃ!?俺の息子と同じ年じゃないか!

 そんなんで領地は大丈夫なのか?」


ソフターも目を見開き


「それがなかなかどうして、この間も

 隣のネクストア家との小競り合いを

 150対500と劣勢ながら、見事に打ち破った

 と報告がきています。」


「小競り合い?西側の諸領は相変わらず野蛮だな

 しかし3倍の戦力差を覆したか。その息子

 戦馬鹿でなければいいがな。」


「そうですな、いかんせんマクスウェル領については

 情報が入りにくいので、これから気をつけねば

 なりませんな。」


国王は頭をを抱えて


「東からの茶々入れで、ただでさえ大変だというのに

 西側の内戦にも気をつけねばならんとは。

 メルデス家に西側領の統治権を与えろ。

 まずは内戦を停めねばならん。」


ソフターはまた目を瞑り


「かしこまりました、しかし良いのですか?

 メルデス家に権限を与えて?」


「問題なかろう、西は勢力を集めても、軍としては

 10万に届かん、仮に謀反で全勢力がやって来ても

 鎮圧できる。」


国王は更に続けて


「もっとヤバいのは東の領主の謀反だ

 東はバリトン抜きでも30万は集まる、そうすると

 鎮圧は難しい、バリトンが加わったら

 50万にも及ぶ、東側では統治権など与えたら

 一瞬で戦火が王都に及ぶだろうな。」


ソフターは笑顔で


「確かにそうですな、西はむしろできる者に

 統治させた方が賢明でしょう。では早速

 統治権について、メルデス家に使いを送ります。」


国王は天を仰ぎ


「これで、落ち着いてくれればいいが。」


そこへ衛兵からの連絡が


「帝国より攻撃あり!バリトン殿が出陣されたとの

 事です!」


「わかった、バリトンにはいつもの一式を届けてくれ」


そういうと衛兵は出ていった。


国王の憂鬱はまだまだ続く

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