対他領初戦!
砦完成から二ヶ月が経った今日
俺はその砦の上で陣頭指揮を取っている。
これは訓練ではない。
隣の領が攻めてきたのだ、その数500
こちらの戦力は150と数的には不利だが
出来たばかりの砦がある為、そこまで劣勢とは
思っていない。
こちらは籠城して応戦する作戦。
新しい兵器クロスボウで中長距離の戦いを
優勢に進めたい。
気になる事はもう一つ、偵察の話によると
相手の武装は木剣や竹槍、鎧は皮製との事で
かなり貧弱である。
しかしこれが本当に相手の実力なのか?
こちらを油断させる罠なのでは?
そんな考えが頭から離れなかった。
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戦闘が始まった。
特に開始の合図も無く、いきなり数に任せて
前身してきた。
こちらはクロスボウで応戦する。
『クロスボウ隊!てぇ!』
砦と壁の高い所から矢が放たれる。
「ぎやっ!」「ぐわっ!」「いてぇ!」
相手陣営から悲鳴が上がるが、動きは止まらない。
『二射目!てぇ!』
またしてもクロスボウの雨が相手を襲う。
「ぐっ!」「うわぁ!」「ぎゃーー!」
またしても相手陣営から悲鳴が上がる
『相手の状況は!?』
「はっ!今の二射で100人は減りました。」
『クロスボウは三射目の準備!
他は白兵戦の準備!』
「はっ!」
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少し前
白兵戦の前線に二つの部隊が展開している。
サラとアルスの部隊だ
「私は初の実戦、アルスは戦の経験があるの?」
サラが少し不安そうにアルスに問う
「俺は多少あるよ、傭兵の真似事みたいな事を
していた時期があってね。」
「へぇ、そうなんだ。なんだか戦場の空気?なのか
身体が重く感じるわ」
「サラならすぐに慣れるよ、なんたって
俺より強いんだから」
二人が話していると。
「伝令!白兵戦の準備に取り掛かれ!」
「「はっ!」」
二人とその部隊は準備をすぐに終わらせ
敵の前に立ちはだかった。
しかしそこから見える光景は地獄絵図だった。
まずクロスボウの射程が尋常じゃない程長い
さらにその命中精度の高さ。
相手がバタバタと倒れていく。
「な、、何よこれ。味方ながら領主様の力の
大きさがわかるわ。」
「た、、たしかに、これは凄いな」
サラとアルスはつぶやいた、
そして心底味方で良かったと安堵した。
『歩兵隊!!右から左に崩していけ!
早さに気をつけろ!クロスボウの餌食になるぞ!』
「「承知しました!」」
サラとアルスの隊が相手陣営の右翼に飛びつき
蹂躙していく。
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『歩兵強すぎるだろ、あれ。』
「自慢の軍ですから。」
サボが照れ笑いしながら、味方を褒める?
結果150対500で始まった戦争は
こちらの大勝だった。
相手が弱すぎて、課題出しも出来ないや。
まあ、今後も研究と開発を繰り返そう。




