領地は豊作に湧く!
あれから領軍の訓練はサラと俺が暴れまくって
俺は負けなしで訓練を終えた。
しかしこの武に対して集団戦法を取る形は
出来ているようで、参加する度に闘い難くなっている。
このまま成長してほしい。
そして更に3ヶ月が過ぎた頃。遂に畑が収穫時期を
迎えた。
『ジル!ボブ!状況はどうだ?』
「ビクトル様!どうもこうもありません!
いつもの5倍は収穫が出来ていますよ!」
ジルが喜びを爆発させた。
「収穫物の質も非常に良いですよ!
私も頑張った甲斐がありました。」
ボブも喜びの声を上げる。
結局朝の時間だけで、いつもの5倍を収穫。
畑の改善は上手くいったようで何よりだ。
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その頃
南の村の畑では
「ユラ村長!!」
家で仕事をしていたユラの所に農民が
やって来た。
「どうしたの?今日は収穫の日ではなかった?」
ユラが訪ねると
「物凄い大豊作です!村長も来て下さいよ!」
農民は大はしゃぎだ
「わかりました、早速行きましょう。」
ユラが畑に着いた時には収穫がほとんど終わっていた
農民は皆笑顔で収穫を終えた野菜をカゴに詰めている
「村長!遅いですよ!ホラ!見てください!」
背中を押されて行った先には、とんでもない収穫量の
野菜がぎっしりとカゴに詰められていた。
「村長!しかも凄い質の良い野菜ばかりです!」
ユラは驚きの表情から顔が綻び
「若い領主と心配していたが、ここまで成果を
出すとは。」
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さらに東の村では
「これは凄いな!今年は飢えの心配をしなくて
大丈夫そうだな。」
そう言って収穫物を見ているのは
豪農の位を賜った、マシューだ。
「領主様は、領都にもこの農法を伝授していると
言っていたな?」
「ここの前に、伝授済みと言ってたと思います。」
部下の一人が返す。
「これから、この領地はどんどん栄えるかもしれんな」
マシューは領都の方角を見ながら呟いた。
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戻ってこちらは領都
『皆!聞け!』
豊作に大はしゃぎの領民達が一斉にこっちをみる
『今回は豊作だとはしゃいでいるが、すでに次の
仕事は始まっている。』
皆がざわつく
『誰が、年に一回だけ作付けをして終わりと言った?
明日からは別の作物を植える!』
皆顔を見合わせてシーンとしている。
『しかし!植え方にはルールがある!
それを教えてやる!明日からまた仕事だ!』
皆はじっとこちらを見て話を聞いている。
『だから、今日は豊作を祝って皆騒げ!』
皆がわぁっと声を上げて、酒盛りやらなんやらを
始めている。
こういうの結構好きだな。定期的に祭りとして
何かやるかな?
次の日領都で作付けとそのルールを教えた
その後一週間かけて領地内を回り作付けを実施した。
『食料問題は各領地でなんとか出来そうだな。
これで内政の基礎が結構固まって来たか?
次は商会を使った外交だな。』




