表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/19

設定資料(~6話まで)

お待たせしました。

ちょっとしたオマケですが、設定はこんな感じです。

一部、修正を掛けないといけない部分があるので、各話修正入れておきます。

《国・機関・家柄》


○極東

 魔術大国と称され、各国から注目を集める東洋魔術発祥の地。旧名・大日本帝国。

 第二次世界大戦の際に戦争反対派であった五大堂家が表舞台に立ったことで、大日本帝国は各国と停戦協定を結び名前を極東と変えた。


【作者コメント】

 極東における他国へ侵略しないという姿勢は、日本における武力放棄に近いものがあるかと思います。

 もっとも、現実と違い本作では日本が一時占領されることがなかったため、ただ国を守るための組織(・・)「警察予備隊」の設立ではなく、国を侵略する者を殲滅する軍隊(・・・・・・)として国防軍が設置されているという感じです。

 付け加えると、国防軍=防衛に徹する軍隊という訳ではないみたいなのですが、本作はあくまで国に害をなす者を殲滅する者として描いていこうと思います。



○五大堂家

 東洋魔術の頂点に立ち、名に“堂”を持つ五つの名家。

 元々、戦争に反対しており、大日本帝国の劣勢を見るなり、国民を守るため表舞台に立つことを決意する。

 五大堂家を構成する名家は、以下の通りである。


 炎を扱う緋堂(ひどう)


 天体を扱う天堂院(てんどういん)


 身体強化による武術を得意とする獅子堂(ししどう)


 魔導工学の先駆者にして魔工師の祖・御位堂(ごいどう)


 術式(プログラム)開発の第一人者・紫法堂(しほうどう)


【作者コメント】

 あとがきで少し触れた高校生の時に世界観だけ考えていた仮案「星の花」の時は、五つも用意する気はありませんでしたし、五大堂家なんてものは考えていませんでした(というよりも、第二次世界大戦なんてものを出す気もありませんでした)。

 実際、和真の使う星の火や緋堂に関しては盛り込むつもりでしたが、天体を扱う天堂院家は天宮寺家だったり……

 そもそも、魔法と魔導で分けること自体が序章を書いている最中に思いついたことなので(汗)

 その結果、魔導を扱う者と、魔導を研究する者が必要になり、今の五大堂家が生まれたのです。

 ちなみに、御位堂は普通に変換すると五位堂(長野にある駅名に使われてたり、神のみのヒロインの名字に使われてたりしますね)になるのですが、五大堂家なので被るのはまずいかと思い、それっぽいのを付けてみました。

 宛字ですね。本当に存在する名字かは知りませんが、創作物ですし、他の作者もこんなものだろうと思うことにします。



○帝国魔術学院

 極東に存在する三つの東洋魔術を学ぶための教育機関。

 東京では主に魔導を、中京では魔導工学を、京都では魔術を習う。

 今年度より、五大堂家からの要請もあり、それぞれの学院で得意とする分野以外のものを受講できるようになった。

 また、それに伴い京都では獅子堂八重主導のもと、試験クラスとして特科クラス:零組が設置された。

 学院へは十二歳で入学でき、東洋魔術の基礎を習う予科生課程を三年間と、実践的な東洋魔術を習う本科生課程を四年経て魔術学院を卒業できる。


【作者コメント】

 元々、「星の花」の時点で東京と京都の二つに分けるつもりでしたが、前述の通り、突然の思いつきから魔導が加わったため、急遽、中京地区にも学院を設けることにしました。

 やっぱり、工学と言えば中京ってイメージが私にはあるので……


==========


《魔術関連》


○東洋魔術

 極東で扱われる魔術の形態。

 魔術、魔導、魔導工学を全てひっくるめて《東洋魔術》という。



○魔術

 発動体に書き込んだ《式》を基に魔術式を構築、演算処理を行い現象を具現化する力。

 《式》の組み合わせを変更したり、演算処理の仕方によって、具現化される現象が変化する。

 そのため、多くの処理能力が必要となるため、遺伝的な優越が存在する。

 また、上記の理由から非常に汎用性に優れているが、一方で、多くの選択肢がある故に発動速度は魔導に劣る。


【作者コメント】

 「星の花」の時は単に魔法とするはずだったんですが、なんか書き始めたら魔術というやたらと要素盛った感ある設定になりました(汗)

 イメージ的には「家庭教師ヒットマンREBORN!」の獄寺隼人の「SISTEMA C.A.I」が分かりやすいかも知れません。

 この場合、嵐属性を基準に弾を変えることで追加の属性を与えます。

 そのため、ただまっすぐに飛ばすことしか出来なかった嵐の攻撃が、雨属性を付けることで弱らせて貫くという効果を得たり、晴れの活性で不規則に加速したり、雲の増殖で分裂して範囲攻撃になったりするわけです。

 和真も同じで、基準になるのは緋堂の式です。

 そこに、独自の式を追加することで、手に纏わせたり、弾にして撃ち出したりしたというわけです。



○魔導

 発動体に書き込んだ《術式(プログラム)》を基に演算処理を行い現象を具現化する力。

 術式=魔術式であるため、魔術の様に魔術式を構築する必要がない分、必要な処理能力が抑えられ、かつ、発動速度が非常に優れている。

 一方で予め魔術式や複数の魔術式の組み合わせを書き込む影響で、戦況に応じて魔術式を付け加えたり変更したりと言ったことは出来ず、汎用性で魔術に劣る。

 魔導は科学要素を取り込んだ魔術であるため、複数の魔術式を入れたとしても手動で切り替える必要がある。

 ただし、魔術式は式と違い膨大なデータを有するため、魔導の発動に利用する小型の発動体には精々、一つの魔術式を書き込むのが精一杯である。


【作者コメント】

 基本的に魔力を流し込むだけで使えてしまうのがデバイスです。

 もっとも、少ないとは言え演算処理が必要な上、魔力を扱う感覚は魔術も魔導も等しく必要なため、多少、魔術の心得は必要です。

 また、汎用性がない分、他で補う必要性があります。

 何にでもメリット・デメリットは存在するものです。



○魔導工学

 元々は東洋魔術の深淵“魔法”を研究するのが目的で生まれた学問。

 科学と魔術を等しく学び、魔導を発展させるべく、日々、研究が進められている。


【作者コメント】

 字のごとく、魔導を研究するものです。

 工学と付くのは、魔導の発動体が別称デバイスと呼ばれることからも分かる通り、機械仕掛けだからです。


う~む……

なんか、今後の執筆に影響が出そうなくらい面倒な設定になったなぁという感じです。

というのも、「才女の異世界開拓記」「近代魔術のレッツェルシーカー」「二度目の人生は平穏に過ごしたい!」の三作品は、どれも、基本設定も考えず思いつきで書き始めて、思いつきで書き続けているので、自分でも想像してないような方向にどんどん話が進むし、設定も勝手に増えていきます。

それで、ツギクルのファンタジーai値は700台、500台、600台になったのですから、よく分かりません。


そう言えば、ツギクルブックスって見たことないなぁと思って、今日ブックファーストで探してみたんですが、今月の新刊が置いてありました。

ただ、背表紙にAI解析値書くのは恥ずかしいからやめてあげて欲しいなって思いました(汗)

帯じゃなくて、タイトルの上のところに「AI解析 ファンタジー19%」とか「AI解析 ファンタジー+SF 36%」とかって書いてあるんですよね。

知らない人が見れば、「へぇ……、そこそこ要素入ってるなら読んでみようかな」とか思うのかも知れませんが、ツギクル利用者からすれば、「ファンタジーとSFって足せば30超えるよね?」ってどうしても思ってしまうわけです。

なにせ、私の作品も34%、33%、32%と出ているわけですし……


明日の更新、書き終わってないんで、この後、がんばります。

また、明日。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

☆連載作品紹介☆ ※新規タブで開きます

「近代魔術のレッツェルシーカー(カクヨム版)」
この作品の原作を投稿しています。
分割せず一括で読みたいという方は、カクヨム版をご検討下さい。
ただし、先行公開は「小説家になろう」で行いますのであしからず。

「才女の異世界開拓記(なろう版)」
累計40000PV突破!
ツギクル作品分析では、ファンタジーとの相性718aiを獲得しました。(2018/10/29 10:10:08)
拙作の中では最も勢いのある作品です。
お時間ある方は、こちらも是非よろしくおねがいします。

「二度目の人生は平穏に過ごしたい!」
異世界転生モノ。
好き勝手やれるので、気が向いた時にチマチマ書いてます。


↓ツギクルにも登録してます↓

ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ