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現実的な恋模様  作者: 宮日まち
1章 出逢いは始まり
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-プロローグ- 僕と周辺環境

普通の生活、恋愛、友情。

そんな願いは届くのだろうか。

今日も、いつもと変わらない陽気に

僕は自然と眠気を感じていた。


高校生活は、早送りのようにあっという間に過ぎて行き

もう高校三年のGW(ゴールデンウィーク)である。


二年からクラス替えの無い、この高校は

とある県立の平均より偏差値の高い程度の平凡な高校である。

同じクラスメイトで一年も過ぎれば、仲の良いグループ、カップルなどができ

最後の高校生活を謳歌しているに違いない。


僕はと言うと、いつも欠伸をしながら机に伏せていた。

席替えもしないこのクラスは、グループに取り残されると

所謂、ボッチと言う状況に陥る。かと言って、僕には友達はいる。

唯、授業には全く関心を抱いていない。

進学校に通う、至って真面目だった僕がやる気を無くした

キッカケが語られる機会は

また、先の話である。



今日は、GW 三日目の五月三日月曜日。

GWも半ばになり、ぐうたら生活で体が鈍ってきた気がする。

何せ、この二日間は新作ゲームをずっとやっていたのだから当然の結果だ。

この日も、ゲームをしていたら四時間が経過していた。

空腹の音が聞こえ、三日振りの外の日差しを浴びながらコンビニに足を運ぶ。

こんな生活を続けていたら、苦労して鍛えた体が無駄になるなと考えながらも

一度、楽な生活をしてしまったら簡単には抜け出せないものだ。


そんなことを考えながら、家から徒歩七分のコンビニに到着した。

僕は、無駄に頭の中で考えていることが多いらしい。

コンビニで何を買うか迷っていると聞き慣れた女の声が近づいて来た。


宜しければまた見て頂けると幸いです。

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