登場人物紹介
【織田信長】
戦国時代に転生したと思ったら信長で、あまつさえ聖剣エクスカリバーなんてものを手に入れちまった全自動下半身。
前世はホストで、彼なりに夜の世界で生きていることに誇りがあった模様。
割と面倒臭い性格で、折れたくても折れることが出来ないのが長所であり短所。
前世において生活保護を受け、その安寧に浸ってしまえば本当に折れてしまう。
二度と立ち上がれないと思ったからってよりにもよってホスト志すかよテメー、な男。
立ち上がれる余地と理由をついつい見出して立ち上がる不屈の男、股間も不屈。
信長が折れるチャンスは前世と今世において二度あった。
一つは前述の生活保護、もう一つが弟信勝の謀反である。
雪斎の暗躍に気付かねば本気で折れていた。
気付き、夢を託されたので、もう二度と折れることが出来ない。
どれだけの艱難辛苦が襲い来ても折れずに立ち向かってしまうのは幸か不幸か。
怒りの沸点は高く、相手からどれだけ悪感情を向けられようとも美点を見出してしまえばついつい好感を抱いてしまう性格。
とは言えブチキレたらかなり陰湿、その被害者が太原雪斎さんである。
作中で自ら述べているように割と何でも出来る、物事の要訣を上手いのが長所。
女好きで良い女ならば上は老女から下は幼女まで構わず喰っちまう性剣の担い手。
とは言え、身体が心配になるので基本的には老女にも幼女にも手は出さない(相手が頼んだ場合は別)
桶狭間の後『お市オ●ニー事件に端を発するアレコレ』『越後の戦争狂』『甲斐のホモ』『生臭系僧職バンドBoz』
『松永爆ダンスロットによる七面倒なアプローチ』『明智モド秀による愛ゆえの本能寺、愛ゆえの関カムラン』
などなど糞面倒くせえ困難を踏破して天下を統一することになるが、夜明けはまだまだ遠い。
【織田信秀】
尾張の虎、かなりのやり手で信長に家督を譲るためアレコレ策謀していたパッパ。
史実においてはとっくにくたばっているが元服の際に信長が聖剣の担い手であることを知り確率変動。
ハッスルマッスルと云わんばかりに気力が充実し、健康にも気を遣い始めて念願を叶えた後、無事隠居。
今川では氏真に歌や蹴鞠を教えてもらいつつ余生を堪能中。
【織田信勝】
信長の弟で、根は真っ直ぐな好青年……だったが信長や信秀のせいで色々拗らせてしまう。
その結果があのザマではあるが、本人的には自分の不明ゆえと怨み辛みは一切存在しない。
自分を謀反に誘導した雪斎にすら悪感情を抱いていない辺り、本来は寛容な人物らしい。
信長に夢を託し、結果としてどんな困難に際しても折れないようにしてしまったためある意味呪いをかけたとも言える。
【今川義元】
天下目前でドーン!されちゃった不幸な人。すんごい可哀想。
【帰蝶】
蝮系女子、リアルに瞳孔が蛇のように縦に裂けてるファンタジー女子でもある。
マザコン気質で道三の後継を狙ってたのに尾張のうつけに嫁ぐことになりあれこれ不満を溜めていた。
とは言えやる気を出した信長との対話を切っ掛けとして、桶狭間終了後に和解。
それまで手を出していなかった鬱憤を晴らすように疲れ魔羅で攻められて今じゃ立派な仲良し夫婦。
この後、美濃攻略において信長に無茶ブリをされることになるがどうにかこうにか達成。
史実じゃ子供はなかったらしいが、この物語において史実の側室は出ない。
つまりは信忠や他の息子達をロールアウトするのは帰蝶と云うことになる。
【木下藤吉郎】
改名前は藤乃で、信長にはそう呼ばれている。
あざとい容姿とあざとい声が特徴的で、見た目はガチで無害な人物にしか見えない。
が、しかしそこはTSしても豊臣秀吉。涼しい顔で備中高松を水攻めしちゃう系女子でもある。
信長と同じく要訣を掴むのが上手い性質で万事をそつなくこなせるため凄まじく便利。
金銀などの派手好きではあるが、理想の男を見つけたので欲望は総て信長に向かっているので派手好きの一面はなりを潜めている。
信長とタメを張る性豪であり信長を含めれば経験人数は千。
千人喰いのファンキーモンキーベイベーとして割と有名。
彼女の手……手って云うかまあ……うん、アレコレにかかると一生分の性欲を使い果たす勢いで絞られる。
結果、賢者モードで坊主になっちまった男たちが多数誕生。
ちゃっちゃと天下を取って信長の嫁さんになるのが目下の夢。
【斎藤道三】
ザ・蝮婆。
とっくに謀反起こされて死んでいるわけだが信秀引退後もバリバリ斎藤家当主を続けている。歳を考えろよ……。
この後、息子に謀反を起こされくたばる――わけがない。
くたばりかけるが信長に助けられまだまだ働けよテメーとイジメられる。
余生を過ごすならまた油売りてぇ……などと思っているが当然叶わない。
【太原雪斎】
破滅の引き金を自分で引いちゃった人。
眠れる獅子の尾を踏みつけ龍の逆鱗を逆撫で魔王の堪忍袋を引き千切ったザ・三冠王。
信長の陰湿な仕返しにより無念のうちに現世からオサラバ!
【竹千代】
発育が良いものの大人になっても乳はそこまで大きくならなかったポンポコ狸。乳は寂しいが尻には自信がある。
ムッツリな上に、誘い受けのマゾと云うもうどうしようもねえ権現様。
太陽が昇ってる時間は諸々三倍になり、権現様パネェ! シャアも目じゃないぜ! と云うこと間違いなしのチート。
幼少期に織田家で人質生活を送ることになったが速攻で信長の偶像を砕かれる。
が、鷹狩やその後のアレコレでギャップを見せられコロっといっちゃう。
夜の清洲同盟を結ぶ際に、血が出てないことに超焦って挙句泣き出しちゃう。
『た、竹千代は信長様以外の男に身体を赦した覚えはありませぬ!』
とか何とか云って信長を超萌えさせる。
ちなみに後で初物貰ったことと記憶を消したことを教えてもらい超安堵するも……。
『信長様は意地悪に御座りまする! 竹千代は断固抗議しまする!』
と、誘い受け気質を発揮する。とは言え公人としては割とシビアで桶狭間でちゃっかり城を奪って独立。
現在はいけしゃあしゃあと織田と今川の緩衝材をやっている。
【平手政秀】
信長の教育係だが教育をしたことは残念ながら一度もない。
生粋のサボリストである信長には逃げられてばかり。
とは言えそれでも小さい頃から見守って来たので信長に対しては父親のような心境だったり。
病に侵され、死ぬならばせめて信長様のためにと腹を切った忠義の人。
小さい竹千代の幻想を打ち砕いた割と酷い人でもある。
【マーリン】
婆婆と自虐するが他人に言われるとめちゃキレる面倒な人。
自虐してても勝手に盛り上がって凹んじゃう面倒な人。
魔道の徒としては間違いなく頂点ではあるが、ある分野では遅れを取ることもあり得る。
雪斎の暗躍に気付けなかったのがそれで無謬と云うわけではない。
聖剣とそれにまつわる伝説を創り上げ日ノ本統治の役に立ててもらうんやで!
と決意してからかーーーーーなーーーーーり時を経てようやく運命の人と出会う。
ハジメテの男でもある信長にベタ惚れで、千年遅れの青春を満喫している。
元はただの村娘でひょんなことから魔道に出会い大成。
村娘だった頃は本人曰く芋い名前で、一人称も『オラ』とか使っちゃうザ・田舎者だった。
頭の回転も速く重ねた年月に比例して蓄えた知識も豊富で基本的にハイスペック――だが、色々抜けている。
元服の場に乱入するための途上で衝突事故を起こした黒塗りの高級車……じゃなくて烏(♀)に対しては示談を成立させている。
が、その内容が自分が存命の限りは美味いものとかキラキラ眩いものを寄越せと云うことなので未だに鴨られ続けている。
 




